わたかわ 鉄道&旅行ブログ

乗り鉄&旅好きの現役男子大学生が全国を巡る!

南伊豆フリー乗車券で行く伊豆1泊2日の旅(1)

みなさんこんにちは。わたかわです。

今回は、2020年3月6日(金)~7日(土)の1泊2日で出かけた「伊豆旅行」の模様をお届けしていく、その第1弾記事となっております!

2020年のダイヤ改正で、伊豆を走る数々の名列車が世代交代を果たしましたが、その直前に1泊2日で様々な列車に乗り納めをしてきました!

大学の友人と2人で、のんびりとした伊豆旅行の様子をお楽しみください!

 

2020年3月6日(金)

まずは友人と、横浜駅で待ち合わせます。

朝は少し遅めの集合で、11:30頃に合流。中央通路の崎陽軒シウマイ弁当を購入し、改札内に入ります。

横浜駅からまず乗車するのは、特急〔マリンエクスプレス踊り子〕という列車。これは、首都圏各地と成田空港を結ぶ特急〔成田エクスプレス〕の車両であるE259系6両編成を使用して運行される臨時特急列車で、東京~伊豆急下田駅間で運行されていました。2020年3月14日のダイヤ改正により成田エクスプレスの輸送力増強に伴い、マリンエクスプレス踊り子は臨時列車としての設定がなくなってしまうのですが、2012年12月から約7年間に渡り細々と設定されてきた臨時特急なのです。

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横浜11:54発 特急〔マリンエクスプレス踊り子77号〕発車標

全車指定席での運行で、普通車5両、グリーン車1両という設定は成田エクスプレスと同様。特急料金は〔スーパービュー踊り子〕や〔成田エクスプレス〕と同様のA特急料金が適用されるため一般的な〔踊り子〕等と比べると少し割高感が否めないということもあってか、あまり知名度の高い列車ではないように思います。臨時列車ですが今回のように平日でも設定されることが多い列車でした。

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横浜11:54発 特急〔マリンエクスプレス踊り子77号〕伊豆急下田行が入線!

そして、横浜駅6番線に入線! パッと見ただの成田エクスプレスですが、前面には碇を模したアイコンが施されています。これが〔マリンエクスプレス踊り子〕の証です。

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側面には「成田空港」…ではなく「伊豆急下田」そしてここにも碇のアイコン!

なお、2020年春のダイヤ改正まで、東京と伊豆の間を結ぶ特急といえば他に〔スーパービュー踊り子〕の251系と〔踊り子〕の185系があるわけですが、それらと比べてもこの〔マリンエクスプレス踊り子〕のE259系がずば抜けて新しい車両ということになりますね。

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車内は…空気輸送(笑)

さっそく指定席に着席。車内はというと、これが本当にガラガラで(笑)。まぁ平日の真昼間ですし、コロナの影響もあるのかもしれません。1両あたり数人といったところです。

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ヘッドレストも特別仕様!

内装も基本的に成田エクスプレスと変わりはないのですが、随所に碇のアイコンが施されています。荷物棚にフリーWi-Fi、各席にコンセントまで備わっており、臨時特急としてはかなりのオーバースペックさが窺えます(笑)。

さて、今回使用するのは、「南伊豆フリー乗車券」という企画乗車券。伊豆急行の全線と南伊豆エリアの東海バスが2日間乗り放題で、発着駅~フリーエリア間の往復乗車券もセットになっています。発着駅の設定は「東京都区内」「横浜市内」「小田原」がありますが、今回は「横浜市内」を購入。これで何と5,950円というから驚き。どれくらい安いのかというと、横浜~伊豆急下田駅間の片道乗車券が3,340円なのです。ということは、横浜~伊豆急下田駅間を単純往復するだけでも元が取れてしまうという優れもの。実際にはこれに加えて東海バス南伊豆エリアが2日間乗り放題、伊豆急行線内も乗り降り自由となりますから本当にお得です。しかも曜日や季節関係なくいつでも利用できます(利用開始日の前日までの発売なので注意!)。特急券等を別に購入することで今回のように各種特急にも乗車できます。ただしフリーエリアまでの往復に東海道新幹線を利用することはできないので注意してください。

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車内でお昼ご飯を食べることとします。横浜市民おなじみの崎陽軒シウマイ弁当ということで、年に何回も食べてますがそれでも飽きない味です。結構ご飯もしっかり入っているので、お腹いっぱいになりますよ!

列車は快調に湘南を走り抜けていきます。横浜の次は熱海まで停車しないのも快適に過ごせるポイントかなと思います。

熱海駅では、乗換案内で普通列車豊橋行が案内され、いよいよ東海地方に入ってきたなという印象。まぁマリンエクスプレス踊り子の運行区間は全区間JR東日本なんですけれどもね。

各駅到着時の「まもなく、○○です」という車内アナウンスは、ちゃんとこのマリンエクスプレス踊り子用に自動放送が用意されていました。ただ上の写真を見ていただいてもわかる通り、客室内上方のモニターは「マリンエクスプレス踊り子」と表示してあるだけなんですよね。成田エクスプレスで運用される時はこのモニターに次の駅の接近案内や成田空港からのフライト情報等いろいろと多言語で案内されるんですが、マリンエクスプレス踊り子の場合はこのモニターに「次は 熱海」等とは表示されませんでした。

数日後にラストランを迎えるわけですが、熱海を過ぎても相変わらずの空気輸送っぷり。伊東線伊豆急行線に入ると単線のため列車交換が頻繁に発生します。特に週末など増発されることも多い伊豆特急ですから、複線にしても需要はあるような気がするんですが…?

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東伊豆海岸線の絶景 遥か彼方に伊豆諸島も…!

伊豆急行線片瀬白田駅を通過してすぐ、車窓左側に目をやると、東伊豆海岸線の絶景が! この日は快晴で、彼方に伊豆諸島も望むことができました。いやぁ~絶景だ。

そうこうしているうちに、列車は終点の1つ前の停車駅である河津駅に到着。我々はここで下車します。

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伊豆のに映えるE259系もかっこいぃ~!

本日の最終目的地は終点の伊豆急下田ですが、ここで少し観光をしていきます。

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伊豆急行線 河津駅

まず、「河津」といえば…そう! 河津桜ですよね。

毎年2月に見頃を迎える「河津桜」という早咲きの桜がありますが、「河津桜まつり」は2月10日~3月10日までの1ヵ月間開かれているということで、3月6日でもギリギリ桜が見られるのでは? と思い、河津桜並木で有名な、駅から歩いてすぐの河川敷に行ってみることにしました。しかし…。

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河津川の桜並木…?

うーん、青々しい。桜並木どころか、葉桜さえほとんどなく、花びらの散った光景はあまりにも季節外れと言わざるを得ません(笑)。中にはポツリ、ポツリと満開の木もあるのですが、大半の花びらは散っていました。まぁ今年は暖冬ということもあってか、3月に桜並木を鑑賞することはほぼ絶望的だったのかと思います。

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河津桜×菜の花のコントラストも!

中にはちょうど見頃を迎えている木もあり、足元の菜の花とのコントラストがとても美しかったです! 屋台なんかもあり、遊歩道は観光客で賑わっていましたよ。

河津桜鑑賞をひとしきり楽しんだ後は、一度駅に戻り、駅から出るバスに乗ります。河津駅15:15発の修善寺東海バスに乗車。修善寺まで乗ると南伊豆フリー乗車券のフリーエリア外となってしまいますが、途中の区間までならフリーエリアに含まれます。このバスに乗り、まずはここへ向かいました!

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河津七滝ループ橋

バスに20分ちょっと乗車し、河津七滝ループ橋へ! これ、何かというと、車が走る高架道路なんですよ。勾配を緩和して坂を上るため、このように2周ほど同じところを螺旋状にくるくる回って進んでいくという高架橋があり、知る人ぞ知る伊豆の観光スポットなっています。いつできた高架橋なのかはわかりませんが、パッと見るにそこまで新しはなさそうな感じがしました。

河津七滝ループ橋」というバス停もあり、我々が乗っていたバスも実際にこのループ橋を走るのですが、そこまでの時間はなかったので、橋の手前の「上条」というバス停で下車しました。このループ橋のほぼ真下にあるバス停なので、バスを降りるとすぐ大迫力のループ橋を見上げることができますよ!

ループ橋見物を楽しんだ後は、歩いて河津七滝へと向かいます。

河津七滝というのは、この付近にある7つの滝の総称で、すべてを歩いて巡ることができます。今回は時間がなかったので7つのうちの1つ「出合滝」という滝しか見れませんでしたが、今度時間のあるときにまたじっくり7つすべてを巡れたらなと思います。

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出合滝

さて、帰りは「河津七滝」バス停から一気に河津駅までバスで戻ります。16:13発のバスは時間通りやってきました。

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東海バス 河津駅

河津七滝」バス停は道路沿いではなく、少し坂を上った駐車場の中にあるので利用される方は注意してください。

バスに揺られること20分余り。河津駅に戻ってまいりました。

この後は伊豆急行線普通列車伊豆急下田へと向かいますが、少し時間があるので駅周辺を散策してみることに。

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小説『伊豆の踊子』の碑のようなものを発見!

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駅前の「和み湯」からは温泉が湧いているようです!

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せり出す山々と青い海、これぞ伊豆の景色

河津駅から歩いて数分で海岸沿いに出ることができます。人はほとんどいませんが、ここでも美しい景色を眺めることができます。

そうして駅に戻り、17:04発の普通列車に乗り込みます!

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河津駅の発車標は見やすいモニター!

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河津17:04発 普通 伊豆急下田

やってきたのは、伊豆急行線で最も一般的な普通列車の車両。リゾート21に当たればいいなとは思っていたのですが、運用が限られるので今回はこれに乗車します。

車両の譲渡等私はあまり詳しくないのですが、東急のお下がりでしたっけ? そんな話を聞いたので、地方ローカル線には似つかわしくない4ドアの車両でした。

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海側はボックスシート

車内に入ると、何と海側はボックスシートなんです! これには驚きました。しかもこの座席、見たところ元々185系か何か特急車両で使用していた座席に見えます。ギチギチに配置されているのでリクライニングはできませんが、手すりのところにはリクライニングのレバーの跡も見て取れます。背面テーブルは取り外されていますが、確かにあの窪みは背面テーブルの跡でしょう。これは結構乗り得といえるのでは…? 山側のロングシートは東急時代からずっと使っているものなのかもしれません。

乗車すること13分間、終点の伊豆急下田駅に到着です!

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伊豆急下田駅 駅名標

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駅前には大きな黒船のモニュメントも

ここから、歩いて本日の宿泊先へと向かいます。

普段私の鉄道旅行では、宿はとにかく安く済ませようと、素泊まりのカプセルホテルや個人経営の小さな旅館等が多いのですが、今回はせっかく伊豆に来たということで、少し奮発して豪華な宿に泊まることにしました。

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下田伊東園ホテルはな岬 外観

こちら、「下田伊東園ホテルはな岬」で1泊2食付きのプランを予約しておきました!

伊豆急下田駅からも歩いてすぐの場所にあります。

さっそくチェックインし、中に入ってみると…。

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広々とした和室!

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客室からは下田の港を一望できます!

いやぁ~これは贅沢。身の丈に合わないというほどではないけれど、いつもの旅行よりずっと贅沢な温泉宿です。既に布団は敷いていただいていました。

夕食は食事会場にてバイキング。18:00からとのことなので、さっそく夕食とします!

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バイキング会場は大賑わい!

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食事の一部(盛り方が汚くすみません💦)

もうね、本当に目移りするくらい豊富なバイキングですよ。しかもどれも本当に美味しい。美味しすぎます。何回も何回もおかわりを取りに行きました。腹十五分くらい食べました。

ちょっと解説をすると、伊豆ということでお寿司やお刺身が食べ放題というのが本当に嬉しかったです! また、この地域の郷土料理「いけんだ煮」もありました。またケーキやアイス等のデザートも豊富で、その気になればデザートだけで1食分お腹いっぱいになれるのでは? と思ってしまうくらい種類がたくさんありました。夕食バイキングは本当に大満足です。

案の定食べ過ぎて部屋に戻った後しばらく満腹で動けなくなってしまったのですが、少し時間を空けてから大浴場に行くことに。

大浴場も、本当に広くて立派でしたよ! 内湯と展望露天風呂があり、夜9時過ぎに行ったので割と空いていました。

そして部屋に戻り、のんびり過ごして、1日目は終了です。

2日目は、フリーエリアのバスで南伊豆を巡ったり、下田の市内観光をしていきました。その様子は、次の記事でお届けします。