わたかわ 鉄道&旅行ブログ

乗り鉄&旅好きの20代男子が全国を巡る!

【速報】185系踊り子ラストランを先回りして4回見届ける!

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みなさんこんにちは!わたかわです。

今回はまたまた速報記事ということで、先ほどの記事の続きとなります。

本日3月12日はダイヤ改正前日ということで、185系踊り子下りラストランとなった踊り子13号に乗車して修善寺にやってきました。

そしていよいよ、上りのラストランとなりますが、下りと同じようにただ全区間乗車してもつまらないので、今回は先回りしながらこの185系踊り子ラストランを追いかけることにしました!

2021年3月12日(金)

185系で運行する特急〔踊り子〕としてのラストランとなるのは、修善寺15:39発の特急〔踊り子16号〕東京行です。修善寺を出発する時点では5両編成ですが、熱海で後方に伊豆急下田からの編成を10両連結して堂々15両編成で東京へと向かっていきます。

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修善寺から発車する185系の最終列車

踊り子には自由席もありますから、このラストランに乗車して東京まで最後の185系〔踊り子〕としての走りを楽しむのもよいのですが、やはり新型コロナウイルスやその他の感染症へのリスクを考えるとやや危険と判断し、また単なる乗車については先ほど下り列車でお届けしましたので、今回この185系踊り子ラストランについては、少しずつ先回りをしながら何度もその雄姿を駅で見届けていきたいと思います!

修善寺駅

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まずは修善寺駅で見届ける

まず1回目のラストランを見届けるのは、もちろん修善寺駅。最後部で照らす赤いテールライトは、「もう伊豆へ来ることはない」という悲しみの表情にも見えてきます。

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国鉄幕の「東京」も最後

昨年10月に武蔵野線205系が引退して以降、東京駅へ定期列車で乗り入れる国鉄車両はこの185系のみとなっていましたが、ついに今日その歴史に幕を下ろすことになります。国鉄書体で「東京」の文字が見れるのも今日が最後となりました。

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普通列車で先回り

それでは、踊り子16号よりも12分早く修善寺駅を発車する普通列車に乗車して、まずは三島まで先回りをしていきます! さすがに伊豆箱根鉄道線内で普通列車が特急を追い抜かすようなダイヤにはなっていないので、三島駅で踊り子の入線を見届けるためには少し早めにこの修善寺駅を出なければならないということになります。

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記念のプレートも登場

185系を横目に、一足早く15:27に定刻通り修善寺駅を出発。三島までの所要時間は30分少々となっています。

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開けた土地を進む

平日の日中ですが各駅でかなりの乗降があり、ローカル線といえどやはり沿線人口はかなり多いのかなという印象を受けました。今回はどこの駅にも途中下車している暇はないのですが、また時間のある時にゆっくり途中下車などしながら乗ってみたい路線の一つです。

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この後踊り子16号が通る渡り線

そしてまもなく、終点の三島へと到着していきます。JRと伊豆箱根鉄道はホームが完全に分かれていますが、踊り子が直通できるように1本だけ両線が繋がる渡り線があり、普通列車の車内からもしっかりと確認することができました。

三島駅

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三島駅で2度目のラストランを見届ける

16:02に三島駅へと到着。この三島駅で、2回目のラストランを見届けたいと思います。

修善寺を出る時点では普通列車が12分先行していましたが、三島に到着する時点では2分差まで縮まっています。踊り子16号は三島16:04着ということになっており、この短い時間で伊豆箱根鉄道のホームからJRのホームへと移動するのもやや危険なので、伊豆箱根鉄道のホームからその入線を見届けます!

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踊り子16号登場!

程なくして、ゆっくりとその姿が見えました! 渡り線を通って、JRのホームへと入っていきます。185系がこの渡り線を通るのも、これが最後となるのでしょう。

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大量の鉄道ファンが見送る

そして改めて、JRの長いホームの中程に列車が停車します。見たところ既に車内は超満員で、自由席のデッキにも人が溢れているようですが、まだまだこの先の区間でも多くの鉄道ファンが乗り込むことでしょう。

定刻であれば16:06の発車となりますが、少し遅れて16:08頃に三島駅を出発し、東京へと向かっていきました。

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新幹線で追いかける!

JRの区間に入れば、後は話は簡単です。そう、在来線特急よりも速いただ一つの移動手段である陸の王者「新幹線」で追いかけます!

三島駅では少し足踏みをしなければならず、踊り子16号よりも約20分ほど遅く東京方面に向けて発車していく〔こだま730号〕というのがあるそうなので、これに乗車していきます。三島の時点で開いた20分の差をどこで埋められるか…!?

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陸の王者「新幹線」で追いかける!

ホームに上がりしばらくすると、こだま730号が入線。後続の列車を待避し、定刻通り16:27に三島を出発です。

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全速力でお

出発するやいなや、踊り子とは比べ物にならない加速度で次の熱海へと向かっていきます! さすが新幹線、頼もしい走りです。

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熱海に到着したが…?

三島を出てから7分、16:34に熱海へと到着。ここで踊り子号は連結作業を行うため停車時間が長めに取られており、もしかしたら追いつけているかも…?と思いましたが、どうやら踊り子16号は5分前の16:29にこの熱海駅を発車しているようです。というわけでこの熱海では降りず、次の小田原を目指します!

小田原駅

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小田原で迎え撃つ!

さて、先回りポイント3ヵ所目は小田原となります!

三島を出てから新幹線でわずか15分、16:42に定刻通り小田原へ到着。新幹線ホームから在来線ホームへと移動します。

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間に合った!

在来線の発車標を見てみると、三島で見送った踊り子16号はまだ到着していない模様です!

急いで6番線へと降りていきます。

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ちょうど入線!

ホームに降りると同時に、ちょうど踊り子16号が入線してきました! ホームに入る瞬間こそ見れませんでしたが、何とかその姿をしっかりとらえることができました。3回目の先回りはギリギリ成功です!

列車は先ほど三島で見た時以上の混雑を見せており、まるで大型連休の最終日のよう。列車内の秩序がどれほどであったかはわかりかねますが、この空間で飲食や会話をするのは感染リスクの高い行為といえそうです。

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最後は新幹線で東京へ!

さて、踊り子16号の発車を見届けたら再び小田原駅の新幹線ホームへと戻り、いよいよ最後4回目となる先回りポイントである東京駅へと向かっていきます。

新幹線の発車標を見ると、小田原17:14発の〔こだま732号〕東京行というのがありますので、これに乗っていくことにします。16:48に踊り子16号が出発してから何と30分近くも差があり、この差を東京に着くまでに縮められるのか…?と疑問に思うかもしれませんが、実はこのこだま732号と踊り子16号はどちらも東京駅に17:48に到着します。東京駅で新幹線ホームから在来線ホームに速やかに移動すれば、東京駅で回送になった踊り子16号の姿を見届けられるのでは…?と思い、最後に東京でその姿を見るべくこだま732号に乗車します!

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熱海方からゆっくりと入線

ホームでしばらく待っていると、先ほどと同じくN700系が入線。早速乗り込みます。

車内の混雑はまずまずといったところで、空気輸送というほどでもありませんがそれなりの乗車率ではありました。ただ余裕で着席し、定刻通り17:14に小田原を出発です。

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踊り子はそろそろ横浜あたりかな

新幹線は一気にスピードを上げて、踊り子16号を猛追していきます。小田原~東京駅間は新幹線の方が在来線よりも少し距離も短いようですから、ここで一気に追い上げられそうです。

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新横浜に到着

17:29に新横浜へと到着。踊り子16号は横浜駅を17:25に出発済みなので、ここで横浜線に乗り換えて横浜駅に向かっても踊り子16号には絶対に間に合いません。ただ30分近くあった差が、ここで約5分の差に縮められているのは流石新幹線という感じがします。

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東京都内に突入

様々な路線を跨ぎ、民家や東京の高層ビル群が見えてきたらいよいよ品川です。こだま732号がこの品川駅に17:40に到着するのに対して、踊り子16号は17:41に到着するためこの時点で先回りはできているのですが、1分しか差がないと私が在来線ホームに移動した時にはもう踊り子16号が発車してしまっている可能性が高いので、あえてここでは降りず両列車の終点である東京へと向かいます。

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山手線と並走

品川~東京駅間では山手線・京浜東北線等様々な路線と並走します。在来線も新幹線もここではあまり大きな速度差はないですから、もしかしたら新幹線の窓から踊り子16号の姿を目撃できるかもしれないと思いましたが、残念ながらそうはいかなかったようです。

④東京駅

そしてこだま732号は、17:48に定刻通り東京駅へと到着しました。本来ならば既に時を同じくして踊り子16号も入線しているはずですので、気をつけつつも急いで在来線ホームへと向かいます。果たして…!

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ちょうど入線!

ホームに上がると、まさにちょうど踊り子16号が入線してきました! あまりの興奮と驚きでピンボケしてしまっていますが、それくらいちょうどジャストタイミングだったということです。踊り子16号の東京駅への入線は3分ほど遅れたということで、4回目の先回りもギリギリ成功です!

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40年の歴史に幕

そしてこれをもって、185系での特急「踊り子号」は定期運用を終え、40年に渡るその歴史に幕を下ろしました。40年というと私が生まれるよりも遥か昔で、正直なかなか想像もつかないという感じではあるのですが、長年東海道を始め様々な路線で活躍してくれたこの185系に改めて感謝の思いを表したいと思います。

本当にお疲れ様でした!

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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