わたかわ 鉄道&旅行ブログ

乗り鉄&旅好きの現役男子大学生が全国を巡る!

直通列車がなくても大丈夫! 便利な福知山駅「相互乗り換え」をご紹介【2020-09京都14】

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みなさんこんにちは! 先日横浜市営地下鉄の妄想ツイートがプチバズしたわたかわです。(何のこと?という方はこちらから)

今回は、2020年9月18日(金)~21日(月)で出かけた京都旅行の第14弾記事となっております。

前回は臨時快速〔城崎・天橋立ダイレクト号〕で城崎温泉へと向かい、わずかな時間ではありますが城崎温泉を楽しみました。その時の記事は以下のリンクからご覧ください!

watakawa.hatenablog.com

今回からはいよいよ城崎温泉を離れ、横浜方面へと帰る道中の様子をお届けしてまいります。

ここのところ大変多くの方々に当ブログへ来訪いただいているようで、本当に嬉しい限りでございます!

余談ですが、実は大学のリア友や先輩、さらには高校時代の友人ら数名にもこのブログが特定され始めているので嬉しいような怖いような…(笑)。

これまでもこれからも、より良い記事を目指し執筆していきます!!

 

3日目 2020年9月20日(日)④

それではいよいよ城崎温泉を後にし、横浜方面へと帰っていきます!!

城崎温泉から横浜まで、最もシンプルな帰り方といえば

城崎温泉→(特急きのさき号)→京都→(東海道新幹線のぞみ)→新横浜

ですが、今回は宝塚に住む高校時代の友人に会うため、嵯峨野線経由ではなく福知山線経由で帰ります。城崎温泉から特急で大阪方面へと向かうわけですね。

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福知山線直通の特急がない!!

さっそく改札をくぐりホームへ。発車標には、16:31発の特急〔きのさき20号〕京都行と17:17発の特急〔はまかぜ6号〕大阪行が表示されています。今回向かう宝塚は大阪よりも少し手前の駅なので、はまかぜ6号に乗ればいいのか…というとそうではありません

特急はまかぜ号というのは、福知山線経由ではなく播但線経由でいったん姫路へと出て、そこからJR神戸線経由で大阪へと向かう列車です。すなわち宝塚を経由しないため、今回は乗車できないのです。

とするとやはりきのさき20号に乗車するしかないのか…ということになるのですが、こんな時でも安心の「福知山駅特急対面乗り換え」という便利な接続があるので後程ご紹介します!

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JR西日本が誇る特急車両287系

城崎温泉16:31発の特急〔きのさき20号〕京都行は287系4両編成での運行となります。顔がどことなくサンライズにも似ているような気がしますが、やはり同じ会社ということで意図的に似たような設計にしているのでしょうかね。

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側面には赤い帯

白を基調としたボディの側面には赤い帯が1本入っています。きのくに線方面で運用される編成はこの帯の色が水色のようなので、同じ287系でも走る区間によっていろいろなデザインが楽しめるようです!

さっそく乗り込み、定刻通り城崎温泉を出発! これから山陰本線をず~っと上り、列車は京都へと向かいます。

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自由席はかなり余裕あり

今回は自由席車両を利用していきます。4連休中ということで座れる確証は低いかも…と思っていたのですが、思いのほか余裕がありました。おそらく城崎温泉への観光客の方の多くは宿泊を伴うという意味で、この夕方の時間に城崎温泉を出る列車の需要はそこまで高くないのかもしれません。

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めしてろぉぉ…

夕方と中途半端な時間ではあるのですが、城崎温泉駅で買った駅弁「但馬牛めし」(1,250円)をいただきます! 朝食が「丹後くろまつ号」だったということでやや遅い時間だったのと、天橋立はあまりにも混雑しすぎてそこで昼食を取る暇もなかったので、柔らかく味の染みこんだ牛肉を口いっぱいに頬張ります…! う~ん美味しい。少し濃いめの味付けかなと思ったので、ご飯やお野菜と一緒に食べると本当に美味しいです!!

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田園地帯を進む

列車は田園地帯の中をひたすら進んでいきます。途中の駅にも停車していきますが、豊岡~福知山駅間ではとりたてて大きな途中駅というのもあまりないようで、特急らしい快調な走りで京都を目指します。

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この旅で3回目の福知山駅

城崎温泉を出てから1時間余り、17:42に列車は途中の福知山駅に到着です!

乗車してきたきのさき20号はこの先も山陰本線を進んでいきますが、私はここで福知山線へと乗り換えることになります。

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目の前に新大阪行が!!

発車標を見上げると、何と反対側のホームに新大阪行の特急〔こうのとり24号〕の表示があります!!

そう、実はこれこそが福知山駅の相互乗り換えの醍醐味なのです。

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福知山駅には各方面からの特急が集結する

自作の図を用いて解説していきます。

福知山駅というのは、図に示した通り「京都」「大阪」「城崎温泉」「天橋立」という4方向からの特急が集まる重要な結節点となっています。

〔きのさき〕と〔こうのとり〕はどちらも城崎温泉がある但馬地方を由来とする列車名ですが、実際にはそのうち何本かがそれぞれ福知山どまりとなっており、城崎温泉までは直通しません。そこで京都・大阪のどちらからでも常にスムーズに城崎温泉方面へと向かえるよう、京都方面からの特急か大阪方面からの特急か、どちらか片方が福知山どまりだった場合にもう片方が福知山駅で接続を取り、対面ホーム乗り換えにて城崎温泉へと向かえるようになっています。

また、あわせて福知山駅からは京都丹後鉄道で天橋立方面へも線路がのびているということで、京都・大阪方面からそれぞれやってくる特急がこの福知山駅天橋立方面行の〔たんごリレー〕とも接続を取ります。これはJRと京都丹後鉄道で会社が異なるため、〔こうのとり〕と対面するホームではありませんが、十分な乗り換え時間が確保されているので焦ることはありません。運が良ければ京都~天橋立方面についてはJRと京都丹後鉄道を直通して運行する〔はしだて〕というのもあり、これならば福知山駅ではJRのホームを発着するため〔こうのとり〕と〔はしだて〕で対面での乗り換えが可能となります。

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まとめるとこんな感じ(まとまってる?)

まとめると、上の表のようになります(文字が小さくてすみません💦)。

これでもまだわかりづらいかもしれませんが、要はこの4方向はいつでもスムーズな乗り換えができるよう福知山駅での接続が取られているということですね!

「or」というのは、時間帯によってどちらかのパターンになるため場合によるという意味です。

今回は城崎温泉から大阪方面への移動ということなので、右下の2つめの選択肢(大阪方面~福知山〔こうのとり〕+福知山~城崎温泉きのさき)となるわけです!

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こうのとりも287系

というわけで、福知山発18:00の特急〔こうのとり24号〕新大阪行へと乗り換え、宝塚を目指します。こちらも赤い帯の287系ということで、さっそく乗車していきます。

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列車名だけ幕表示

こうのとり24号でも引き続き自由席を利用していきますが、福知山駅で改札を出ずに乗り換える場合は通しの特急料金が適用されます。これはありがたい…!城崎温泉宝塚駅間の自由席特急料金は1,760円でした。

なお今回は福知山駅対面乗り換えで18分ほどの時間がありましたが、日中はもっと短く、1~5分程度という場合が多いようです。待ち時間がなくスムーズなのはいいですが、乗り換えの際にトイレへ行こうというのは少し難しいと思うので、乗り継ぎの際には自分の列車が到着してから何分後に接続列車が発車するのかをあらかじめ確認していただければと思います。

こうのとり24号は定刻通り福知山駅を出発。この列車は福知山始発ということでもちろん座れました。しかも自由席の車端部にはコンセントがあるので、車端部を確保! これで快適な移動が保証されたも同然です(笑)。

列車はすぐに福知山線へと入り、気づけば辺りも暗くなってきました。柏原や篠山口など途中の主要駅に停車していきますが、辺りは暗いので車窓が見えたりもせず、車内でゆったりと過ごします。

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宝塚に到着!

そして19:13に列車は途中の宝塚駅に到着!! ここで下車します。

福知山線の一部区間は「JR宝塚線」の愛称もつけられるほどの主要駅で、JRのほかに阪急宝塚本線阪急今津線も乗り入れます。

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開放的な造りの改札口

この駅で友人と合流し、ご飯を食べたり温泉に入ったりなどして数時間程度過ごしました!

まぁそんなことをしているうちに何が起こるかといいますと、東京方面への最終の新幹線は終わってしまいます。しかし今回は「アノ」列車で横浜へと帰るので心配はご無用!

というわけで今回はここまで!

この続きは次回ご紹介していきます。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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車内イベント&乗車記念品が次々登場! 2大観光地を結ぶ臨時快速「城崎・天橋立ダイレクト号」に乗車【2020-09京都13】

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は、2020年9月18日(金)~21日(月)で出かけた京都旅行の第13弾記事となっております。

前回は京都丹後鉄道が誇るレストラン列車「丹後くろまつ号」で福知山から天橋立へと移動し、4連休で大混雑の天橋立を大急ぎで観光してきましたので今回はその続きとなります。

前回の記事は以下のリンクからご覧ください!

watakawa.hatenablog.com

 

3日目 2020年9月20日(日)③

天橋立ビューランドからダッシュで駅へと戻り、何とか間に合いました…!

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丹鉄から城崎へ直通!?

というわけで、今回乗車するのは天橋立13:42発の快速〔城崎・天橋立ダイレクト号〕城崎温泉です。やたらと長い列車名ですが、その名の通り城崎温泉天橋立を直通で結ぶ期間限定の観光列車となっています。

通常、この区間を移動する際には、天橋立豊岡駅間が京都丹後鉄道宮豊線、そして豊橋から城崎温泉までわずかな区間でJR山陰本線に乗り換える必要があります。どちらも三丹エリアを代表する主要観光地ですが、乗り換えは煩わしい…そんな時に便利なのがこの列車です。

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「うみやまむすび」で運行!

この城崎・天橋立ダイレクト号に充当されるのは、キハ40系観光列車「うみやまむすび」です! 2019年の夏に運行を開始した観光列車で、未だ年間を通じての決まった運用はないものの、京都府北部~兵庫県北部にかけてのエリアで不定期の臨時列車として運行されています。

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とにかくオーラが凄い

その名の通り、海と山を結び、そこにいる人を結ぶ宝箱という意味をこめてデザイン・命名された車両は黒と金色を基調とした華やかな装いが何といっても大きな特徴の一つです。たった1両の気動車なのにこれほどの煌びやかなオーラを放つ車両が未だかつてあったでしょうか。

発車時刻が迫っているので、ひとまず乗り込みます!

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海側を向いたシートと山側転換クロスシート

列車は定刻通り天橋立駅を発車。終点の城崎温泉までは1時間40分の道のりとなります。

4連休の真っただ中でしたが車内は比較的空いており、山側の転換クロスシートであれば余裕で着席できるレベルでした。海側には窓向きのシートが設置されていますが、そちらは人気ということですべて埋まっていました。

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車両中央部には焼きものの展示ギャラリーも

この列車の途中停車駅は、夕日ヶ浦木津温泉と豊岡のみ。午前中に運行される城崎温泉天橋立行の往路便は豊岡と久美浜に停車するので、往路と復路で停車駅が異なっているのも特徴的です。全車自由席の列車なので乗車券のみで利用でき、客扱いを行う停車駅は極めて少ないですが単線のため途中随時行き違いのための運転停車が行われます。

海側を向いたシートは特徴的ですが、一方で山側の転換クロスシートは関西地区の221系・223系等に取り付けられているものとほぼ同じ造りのようです。

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さっそく記念乗車証等を配布

乗車するやいなや、さっそく記念乗車証と「城崎ゆかたとかに王国パスポート」が配られました。記念乗車証には切り取り線がついており、切り取った小さい方は再度回収されます。これが後程車内で開催される抽選会に使われるようです。

赤いパスポートは何かというと、城崎温泉の各所で優待特典を受けられる冊子になっています。通常は城崎温泉にて1冊200円で販売されているようですが、この列車に乗車すれば無料でもらうことができます!

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思ったより飲みやすい

また、それと同時に「梅ごこちストレート」という梅酢のドリンクも無料で配られました。梅×酢というと酸っぱいものどうしで自分は苦手かも…と思いましたが全くそんなことはなく、とても飲みやすかったです! 丹波の自然豊かな風景を眺めながら梅酢ドリンクを片手に、旅を楽しめます。

しばらくすると、車内では抽選会がスタート! 先ほど回収された記念乗車証の半券がくじとして使われ、抽選で数人程度に粗品が渡されます。列車内は大盛り上がりでしたが、私は残念ながら何も当たりませんでした(笑)。

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こんなものまで無料で配るなんて太っ腹すぎる

しかしそんな人でも大丈夫! アンケートに回答するともれなく「カニスプーン」をもらうことができます!  プラスチックなどではなく、しっかりと金属でできたやつですので、買うとそれなりの値段がしそうですが…。こんなものまで無料で配ってしまうとは驚きです。

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丹鉄線内唯一の途中停車駅

途中の夕日ヶ浦木津温泉ではほとんど乗降がないまま発車。そして列車は豊岡へと向かっていきます。

思い返せばこの列車、特急でもなく予約制でもなく、全車自由席で乗車券のみで利用できる列車なのです。にもかかわらず、これほどまでに手厚いおもてなしをアテンダントさんから受けることができました。イマドキの高級感漂うレストラン列車の上質なおもてなしというよりは、庶民的でサービス精神旺盛なおじさんおばさんという感じなので他の観光列車とも一味違った雰囲気を楽しめます。まだ定期的な運行ではないので、手厚いおもてなしをしてアンケートにも回答してもらい、評判が良ければ運行頻度を増やす等の展開を考えているのだと思います。そういう意味ではまだまだ試験段階ですが、ここでしか味わえないおもてなしを存分に受けることができて大満足です!

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豊岡に到着!

そして列車は京都丹後鉄道宮豊線の終点である豊岡に到着。これより先はJRへ直通していきますが、丹鉄も30年ほど前まではJRの路線だったということもあり、両線は豊岡駅構内で線路がつながっています。ただし豊岡駅スイッチバックをする必要があるため、転換クロスシートは座席を転換するのがよさそうです。

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豊岡駅では「臨快速」の表示のみ

豊岡駅からは一気に多数の乗車があり、車内はかなり混雑してきました。ただまぁ豊岡から終点の城崎温泉までは10分程度なのでそこまで大変ではないと思います。京都丹後鉄道の区間がここで終わりということで、アテンダントさんや車掌さんは下車し、この先はワンマン列車となります。JRの気動車ですが、肝心のJR線内では特におもてなしイベント等はありません(笑)。

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城崎温泉に到着!

そして15:22、列車はついに終点の城崎温泉駅に到着です!

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かつては「城崎」駅だった

兵庫県内屈指の温泉地・城崎温泉は今年で開湯1300年の節目の年だそうです。11月初旬には大阪~城崎温泉駅間で特別列車「サロンカーなにわ城崎温泉開湯1300年記念号」とやらも運行されたようですが、それにしても1300年って本当に凄いですよね。西暦720年からということですか…。

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本当はゆっくりしていきたい

駅から北側にのびる通りを進んでいくと、お土産物屋さんなどが立ち並ぶ温泉街へと進んでいきますが、今回城崎温泉の滞在時間はわずか1時間程度。せっかくここまでやってきて何とも短く残念ですが、温泉街をゆっくり見て回ったり旅館に宿泊したりして城崎をじっくり楽しむのはまたの機会にとっておきたいと思います。

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さとの湯

しかしまぁ、せめてもの城崎温泉に来た証として、駅前の「さとの湯」で時間の許す限りゆっくりしていきたいと思います。城崎の外湯巡りの一つでもあり、駅前一等地ということで気軽に足を運ぶこともできる素晴らしい温泉施設になっています。

館内はかなり多くの人で混雑していましたが、それをものともしないほど広々としているので、ほっと一息つくことができました。次に来た時は必ずや、城崎温泉を心ゆくまで満喫したいと思います!

 

この後は特急列車で大阪方面へと帰りますが、その様子はまた次回ご紹介していきます。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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優雅な朝食を味わえる豪華レストラン列車「丹後くろまつ号」で天橋立へ!【2020-09京都12】

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は、2020年9月18日(金)~21日(月)で出かけた京都旅行の第12弾記事です。

(もう2ヵ月も前の旅行なのに今さら…ラグがあってすみません💦)

今回は京都丹後鉄道のレストラン列車「丹後くろまつ号」についてご紹介していきます!

前回は「丹後あおまつ号」で西舞鶴から福知山へとやってきましたので、その様子は以下のリンクから是非ご覧ください!

watakawa.hatenablog.com

 

3日目 2020年9月20日(日)②

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立派な高架ホームをもつ福知山駅

さて、現在やってきているのは京都府北部最大の都市(?)、福知山です。

これより、京都丹後鉄道が誇るレストラン列車「丹後くろまつ号」に乗車して天橋立へと向かいます!

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丹後くろまつ号(森の朝食コース)運行ルート(公式HPより引用)

京都丹後鉄道には「丹後あおまつ」「丹後あかまつ」「丹後くろまつ」と3種類の観光列車が運行されていますが、その中でも最上位にあたるのが今回乗車する「丹後くろまつ」です。事前予約制の団体列車扱いで、季節ごとに異なるルート・メニューを用意して運行される、近ごろ流行りのレストラン列車となっています。

今回乗車するのは福知山駅を10:10に発車する「森の朝食コース」です。終着の天橋立までは1時間40分ほどかけて走り、同区間を走る特急と比べると約3倍もの時間をかけて走ります。それだけゆったりと食事と雰囲気を味わいながら、鉄道の旅を楽しもうというわけです。

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名前の通り真っ黒な車両が停車中

京都丹後鉄道のホームに上がると、さっそく停車しております、こちらが「丹後くろまつ号」です!! その名の通り真っ黒な1両編成の気動車で、車両形式は「あかまつ」「あおまつ」と同じものだと思われますが、何とも落ち着いた大人の雰囲気が漂う列車です。

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乗車券は福知山駅改札口で受け取り

先ほども述べた通り、この列車は事前予約制です。私も今回、前もってWILLER TRAVELの公式サイトより予約をし、クレジットカードにて決済してあります。当日乗車前に福知山駅有人改札口へ向かい、申込確認メールを窓口の方にお見せすると、上の写真のようなチケットを渡されますので、これをもって列車の乗車口へと向かいます。

お値段は1人4,400円。この中に福知山~天橋立駅間の運賃・料金、食事代金、お土産代がすべて含まれています。これと別に乗車券等を購入する必要はありません。それにしても、同時期・同区間の特急列車指定席が運賃・料金あわせて1,750円ですから、まぁ…大学生の私に気安く出せる額ではありませんね(笑)。しかし全国的にも増えつつあるこの「レストラン列車」というと、だいたい相場は安くても1万円から、高いものだと1万5千円を超えるものもざらにありますから、それらと比べるとだいぶリーズナブルかと思われます!

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あおまつとくろまつが並んだ!

ホーム上では、福知山駅を4分先発する「丹後あおまつ号」と並びました。どちらも行先は天橋立ですが、かたや左は料金不要の全車自由席ということで天橋立までは800円、右は完全予約制で4,400円ですから天と地のような差です(笑)。4連休ということもあって大量の観光客が押し寄せ、あおまつ号は山手線もびっくりの超満員で福知山を出発していきました。それはそれはものすごい混雑で、つり革にしがみつくのがやっとといった様子。

それではいよいよ、くろまつ号の車内に入っていきます! 乗車の際にはチケットの確認、そして新型コロナ対策として検温およびアルコール消毒が必須となります。

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木をふんだんに使った落ち着きのある内装

車内は2人がけのテーブルと4人がけのテーブルが通路を挟んで並んでおり、列車の中とは思えない落ち着きのある空間です。例によって水戸岡デザインですので、木がふんだんに使われています。調度品の一つひとつも、列車内に設置するというよりはオシャレなカフェやレストランに置いてありそうなものが並んでいます!

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テーブルの上にはいろいろ

今回私は1人での乗車なので(寂しすぎん!?)、2人がけのテーブルで予約。席につくと、テーブルの上には記念乗車証、おしぼり、ランチョンマット、メニュー、そして透明なマスク収納袋が用意されていました。

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窓にはシェード…ではなく簾!

窓に目を向けてみると、シェードやカーテンではなく簾が設置されています。いいですね、これまたとってもオシャレです!

あちらこちらに興味津々になっているうちに、列車は定刻通り福知山駅を発車。ゆっくりとホームを後にし、宮福線へと入ります。

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メニューはこんな感じ

テーブルの上に置いてあるメニューを開いてみます。朝食というよりは時間帯的にはブランチですが、通年オンライン授業の限界大学生である私にとってはこれくらいの時間の朝食はよくあることなので何とも思いません(笑)。見てみると、「トルドル」だの「ダンジュ」だの「フレール」だの…わけのわからない言語が並んでいます。やっぱりここは昼夜逆転ぎみの限界男子大学生が一人で来るべき場所ではなかったようです(嘘です)。

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うわぁぁぁぁ…美味しそう…!!

そして最初の駅を通過したかしないかくらいで、すぐに最初の料理が運ばれてきました! こちらが「クイニーアマン」「トルドル・オ・ザマンド」「季節のフルーツジュレ~白桃とレモンバームの香り~」です。間違っても「パンとゼリー」なんて呼んではいけません(笑)。

パンは2種類で、ねじり模様のあるパンが「トルドル・オ・ザマンド」、そしてその上に半分腰掛けているのが「クイニーアマン」です。トルドル・オ・ザマンドの方にはフルーツが練り込んであったり粉砂糖やアーモンドがまぶしてあったりと、甘くてとっても美味しい! クイニーアマンもバターのふんわりとした甘みが口いっぱいに広がり、至福のひと時です。どちらのパンも見かけに反してけっこうボリュームがあるので、これだけでもかなりお腹が満たされます。

というかだいたい、パンがいちいち陶器のお皿にのって運ばれてくる世界線が慣れないもので。普段はヤマザキの食パンを袋から直接取り出してむしゃむしゃ食べるだけですからね(ヤマザキパンはとっても美味しいパンです)。

フルーツジュレもねぇ…これがまた美味しいんですわ。まぁ見たらわかると思いますが。器の中で綺麗に盛り付けられていて、手を付けるのが惜しいくらいでした。

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大江山もしっかり見える

列車はその間にもどんどん北上していきます。どんどんとはいっても、京都丹後鉄道は単線なので途中しばしば運転停車をして対向列車を通します。宮福線は観光需要も生活需要も大きな路線ですから、むしろ複線でないのが不思議なくらいです。荒川かしの木台、牧、大江でしばしの運転停車を行いました。

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大江山口内宮で25分間も停車

そして途中の大江山口内宮では、何と25分間も停車。この駅ではホームに降りることもできます。アテンダントさんにお願いして、記念写真を撮ってもらうことも可能。ただし丹後くろまつ号は一部区間のみでの発売というのはなされないので、ここで駅の外に出ることはできません。まぁ、あくまでも朝食中ですからね(笑)。

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丹鉄の最新車両らしい

停車中には、反対側のホームに最新の普通列車が到着。KTR300と呼ぶそうです。上下分離方式なので、乗車しているのは「京都丹後鉄道」であっても車両そのものの保有は「KTR(北近畿タンゴ鉄道)」なんですね。ややこしい。

そして大江山口内宮での停車時間もあっという間に過ぎ、発車。これより先は終点の天橋立までホームに降りることはできません。

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チーズケーキは特製ソースをかけていただく

続いてはデザートタイム。運ばれてきたのは、真っ白に光り輝くチーズケーキ。「クレーム・ダンジュ~天滝ゆずと日向夏のソース~」です。ふわっふわのチーズケーキに、この特製ソースをかけていただきます。

一口頬張ると…チーズの濃厚な甘み、ヨーグルトのまろやかな酸味、そして天滝ゆずと日向夏のさわやかな風味が口の中で一つになり、最高の味わいです!! 一瞬で完食してしまいました。

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シメはやっぱり丹鉄珈琲

最後は丹鉄珈琲をじっくり味わいながら、車窓を眺めます。前の日に丹後あかまつ号の車内でもいただいた丹鉄珈琲ですが、本当に美味しい!! まぁちょっと私はコーヒーの味わいを丁寧に伝えるほど経験値が高くないので、気になる方は是非現地で飲んでみてください!

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宮津駅の情報量が多すぎる

程なくして、列車は宮津駅に到着。これより先は宮豊線に入るため、一度進行方向が変わります。次の駅が終点の天橋立となります。

宮津駅では15分ほどの停車がありましたが、荷物の積み下ろしとやらをする時間のようで、乗客は車外に出れません。ただちょうど良いタイミングで、向こう側のホームには前日に乗った「丹後あかまつ号」、そしてJRの観光列車「うみやまむすび」が入ってくるのを見ることができました!

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お土産までもらえる!

宮津駅停車中には、何とお土産の「天滝ゆずジンジャーゼリー」のプレゼントまで! いやぁ最後まで至れり尽くせりですわ。これは後日、YouTubeライブ配信にて実際に生で食レポをしてみましたので、宜しければそのアーカイブこちらからご覧ください!

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そして宮津を出発し、まもなく終点の天橋立に到着。

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道路も駐車場も混雑…

線路と並行する道路はかなり渋滞していて、今が4連休中であることを実感させてくれます。駐車場も満車で、こんな光景を見るのは本当に久しぶりです。

そして11:53、ついに終点の天橋立に到着!

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天橋立駅に到着!

先ほど宮津に停車していたあかまつ号ともここで再び対面。福知山からの1時間40分は本当にあっという間でした!

丹後くろまつ号の詳しい情報および予約は以下のリンクからご覧ください!

季節によりさまざまなコースが用意されています!

travel.willer.co.jp

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やっぱり人が多い…?

天橋立駅は、その名の通り日本三景天橋立」の観光拠点となる駅で、駅前にはお土産物屋さんなども広がる生粋の観光地です。京都丹後鉄道の駅ですが、まさに今通ってきた宮福線経由で京都方面からも特急列車が頻繁に乗り入れており、JRの車両も発着します。

天橋立駅周辺での滞在時間は約2時間ということで、あまり長くはありませんがせっかくなので「天橋立」の絶景を眺めたいと思います!
天橋立を望む展望台があるのは、山頂にある「天橋立ビューランド」という遊園地です。山頂まではリフトとモノレールがあるということなので、とりあえず乗り場へ歩いて向かってみると…。

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うわぁ凄い人だ

何と凄まじいほどの行列が。リフトもモノレールも同じ乗り場から出るのですが、チケット売り場は目を疑うような長蛇の列ができていました。まぁしかしとりあえずここに並ばないことには山頂へ向かえないので、並びます。

リフトもモノレールも値段は同じのようで、往復大人850円です。チケット売り場で往復券を購入した後、リフトかモノレールか乗りたい方の列に並びます。モノレールの方はコロナ対策で厳しい乗車制限をしていたようで、リフトの方が圧倒的に回転が速かったので、リフトで上ることにしました。

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入園料も含まれている

まずは25分ほど列に並び、何とかチケット売り場までたどり着きました。この850円のチケットには「天橋立ビューランド」の入園料も含まれています。というかまぁ実際のところ、「山頂に向かう=天橋立ビューランドに入園する」ということなので、リフトだけの券が販売されているとかいうわけではないです。

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だいたいみんなリフトへ進む

チケットを買ったら、「リフト」「モノレール」のどちらかへ進みますが、まぁ基本的にはみなさんリフトへ進みます。モノレールに乗るのは、小さいお子さんを抱えた親御さんとかくらいです。

ここまでで既に約30分がかかっていますが、さらにこの先はリフトへ乗車するための長~い列が…。

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オープンエアなので大丈夫だと思うが…

いや、普通ね、スキー場とかイメージしてもらえたらわかると思うんですが、リフトってほいほい来るじゃないですか。ほいほい乗れるもんだと思うじゃないですか。それでもこの長蛇の列ですよ。みなさんしっかりマスクはしていらっしゃるのですが、ちゃんと間隔を取って並んでいるかと言われると怪しいところ。まぁ私みたいな一人旅の人はほとんどおらず、大半は家族連れかお仲間での複数人の訪問のようですから、近い距離で会話しながら待つのも無理ありません。屋外なので感染リスクはそこまで高くないと思いますが、しかし気をつけたいものです。

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いざ頂上へ!

チケットを買ってからさらに30分ほど並び、ようやくリフトに乗車! 1人乗りということで、これならぼっち旅でも寂しくありません(笑)。

そして6分ほど乗車し、ついに山頂へ到着!

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これは一見の価値アリ!

山頂からは、「飛龍観」と呼ばれる「飛ぶ龍の姿」を眺めることができます。湾を挟んで向こう岸までずっと続く緑のうち、手前側が龍の頭、向こう岸側が龍のしっぽというわけです。実は対岸にも展望スポットがあり、あちらからは「昇龍観」と呼ばれる姿を見ることができるようです。本当ならば天橋立の向こう岸へと渡ってみたかったのですが、今回そこまでの時間はないということで、飛龍観だけで我慢しておきます。

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遊園地はお子様向け

天橋立ビューランドは、お子様や家族連れ向けのような感じですので、特に園内を満喫するわけでもなく、駅へと戻りたいと思います。

というか、ここに来るまでに予想外に時間がかかりすぎてしまい、天橋立駅からの列車に間に合うかどうか怪しい情勢に。とりあえずリフト乗り場へ向かい、山を下りていきます。

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リフト越しの天橋立も美しい

帰りも行きほどではないですが、リフト乗り場では少し並びました。リフトに乗車できたのは、列車発車の約15分前。さぁ果たして間に合うのか…!?

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発車3分前に駅へ到着!

何とか間に合いました💦

というわけで、次回はこの天橋立駅から乗車した快速〔城崎・天橋立ダイレクト号〕についてご紹介していきたいと思います! お楽しみに!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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追加料金不要! コスパ最強すぎる観光列車「丹後あおまつ」の旅【2020-09京都11】

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は2020年9月18日(金)~21日(月)で出かけた京都旅行の第11弾記事となります。

いよいよ3日目に突入し、京都丹後鉄道の旅を引き続き楽しんでいきます!

前回はカフェ列車「丹後あかまつ号」に乗車しましたので、その様子は以下のリンクから是非ご覧ください!

watakawa.hatenablog.com

 

3日目 2020年9月20日(日)①

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ここが舞鶴の中心駅

東舞鶴駅前の「ホテルアルスタイン」を出発し、まずは京都丹後鉄道と接続する西舞鶴駅まで1駅だけJRで移動します。

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舞鶴線小浜線が乗り入れる

東舞鶴駅には舞鶴線小浜線の2路線が乗り入れますが、どちらも始発駅となっています。外房線内房線安房鴨川駅みたいなものですかね。

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何か顔面が不自然…?

乗車するのは、舞鶴7:59発の快速 福知山行です。前日の新快速まがいとはうって変わって何とも古風な濃い緑色の車両ですが、それ以上に私が驚いたのは顔ですよ。何かスパッと縦に切ったような、平たい見た目をしています。

これは推測ですが、おそらく元々この先頭車両は中間車両として使われていたのではないでしょうか? 元々東京や大阪などの都市部で長編成の運用を組んで走っていた車両が地方路線に転属された際に2~3両程度の短編成に組み替えることがあり、先頭車両が圧倒的に足りなくなってしまうということで、元々中間車両だったものの一部に運転台を無理やり取り付けて先頭車両とすることがあるようです。

上の写真の車両もよく見てみれば、ライトと方向幕さえなければ、完全に中間車…ですよね!?

舞鶴を定刻通り出発し、列車は6分ほどの乗車で西舞鶴駅に到着。急いで京都丹後鉄道宮舞線へと乗り換えます。乗車券については前日に2日間有効のフリーパスを買ってあるので心配ご無用。

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丹後あおまつ!!

乗車するのはこちら、西舞鶴8:10発の快速〔丹後あおまつ2号〕福知山行です! 前の日に宮津から西舞鶴まで乗車した「丹後あかまつ」のきょうだい列車のようなもので、こちらはその名の通り青い車体が特徴的な観光列車です。この列車に乗車して、宮舞線宮福線経由で福知山まで乗車していきたいと思います!

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これまた豪華な内装ですこと

さっそく車内へ。やはりこちらも木がふんだんに使われた水戸岡デザインの車両で、丹後あかまつ号ともまた異なる座席配置になっています。基本的には窓向きのカウンター席か4人がけのボックスシートとなっていて、観光客のみならず地元民の普段使いもできるデザインになっています。

というのもこの丹後あおまつ号、何と乗車券のみで利用できて、追加料金や予約は一切不要の普通列車なのです!!

先日ご紹介した丹後あかまつ号は、550円の乗車整理券を別途購入することで乗車できる列車で、それでもかなり割安な料金設定ではありましたが、何とこちらはまさかの追加料金0円です。もちろん完全自由席で、混雑した場合は座れない可能性もありますが、連休中とはいえ朝早くの西舞鶴から乗る分には十分着席することができました。

定刻通り8:10に西舞鶴駅を出発。これから宮舞線宮福線を進んでいくことになりますが、福知山までの所要時間は約1時間20分(約55km)。西舞鶴福知山駅間はJR舞鶴線でも移動できますが、こちらだと30分程度(約30km)で行けるので丹鉄は相当遠回りということになります。

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棚のようなショーケースがある

一応種別は「快速」となっているので、通過駅も設定されています。宮舞線内は各駅に停車していきますが、宮津を過ぎて宮福線に入ると停車するのは宮村、大江山口内宮、大江、牧、荒川かしの木台、そして終点の福知山のみ。長い駅名とそうでないのとの差が激しすぎる気がしますが、ともかく観光客も地元民もたくさんのせて丹鉄線内を駆け抜けていきます。

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売店もあるが営業はしていない

車内には丹後あかまつ号と同様に売店もありますが、さすがにこちらは営業していませんでした。そりゃさすがに料金不要の普通列車売店まで営業していたらどんだけ太っ腹なんだよってなりますからね(笑)。

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由良川鉄橋を渡る

丹後由良駅の手前で、列車は由良川鉄橋を渡ります。昨日丹後あかまつ号の車内からも由良川の景色を眺めることができましたが、これもこれで格別。窓も大きいので存分に味わえます。

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海が見えてくればもうすぐ宮津

やがて車窓右手側に広い海が見えてきました。対岸は天橋立付近です。列車はまもなく宮津駅へと到着します。

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宮津駅で入れ替わり

8:49、宮津駅に到着。ここで大多数のお客さんが入れ替わります。

宮津駅から先は宮福線へと入り、私が前日に特急車両「丹後の海」で乗車した区間となります。

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海から山へと変化

宮福線に入ると列車は海を離れ、山がちな地形となります。快速運転ということで3駅に1駅くらいしか停車しません。宮津駅からはアテンダントさんが乗務されるので、観光案内などの簡単な車内放送を担当してくださいます。

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再び福知山に

そして9:34、ついに列車は終点の福知山駅へ到着!

今度はJRのホームではなく丹鉄ホームへと入線します。なので駅名標も丹鉄仕様。

折り返しは10:06発の快速〔丹後あおまつ1号〕天橋立行となるようで、連休中ということもあり観光客で満員になっていました。これじゃあいくら料金不要とはいえ特別感も快適性もないだろうな…と思いますが(笑)。中国の、人で埋め尽くされた週末の流れるプールの映像を思い出しました。

travel.willer.co.jp

丹後あおまつ号の運行時刻等はこちらのリンクからご確認できます!

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20時間ぶりの福知山駅

福知山駅にやってくるのは、20時間ぶりくらいでしょうか。今回も、駅を離れて観光しているほどの時間はないので、あまり間髪をおかずに次の列車へと乗り継ぎます。

続いて福知山駅から乗車するのは…アノ豪華列車です、が、その様子はまた次回ご紹介しますのでお楽しみに!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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お得過ぎる! 京都丹後鉄道のカフェ列車「丹後あかまつ号」で舞鶴へ【2020-09京都10】

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は、2020年9月18日(金)~21日(月)で出かけた京都旅行の第10弾記事となっております。

前回は京都丹後鉄道の豪華特急車両「丹後の海」で福知山から宮津までやってきたので、今回はそれに続いて宮舞線の観光列車「丹後あかまつ」に乗車して西舞鶴方面へと向かっていきます!

前回の記事は以下のリンクから是非ご覧ください!

(京都丹後鉄道の路線ネットワーク等基本情報も以下の記事内で解説しております!)

watakawa.hatenablog.com

 

2日目 2020年9月19日(土)④

宮津駅周辺の散策を終え、駅に戻ってまいりました。

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3方向あるけど発車標は2枚だけ

さて宮津駅から続いて乗車するのは、15:37発の〔丹後あかまつ4号〕西舞鶴です!

京都丹後鉄道には「丹後くろまつ」「丹後あかまつ」「丹後あおまつ」という3種類の観光列車がありますが、サービスや価格設定、運行区間などがそれぞれ異なっています。

今回乗車する〔丹後あかまつ〕は天橋立西舞鶴駅間を1日2往復する観光列車(”カフェ列車”)で、乗車券のほかに乗車整理券550円を別途購入するだけで乗車可能です。

宮津駅の発車標を見上げてみると、線路は3方向にのびているのに発車標は2枚だけ。というのも、宮舞線宮豊線はどちらも左の発車標で表示されるようです。その2行目、赤文字で「臨時」と書かれた列車が今回の列車となります。

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みどりの窓口…的な?

宮津駅は主要駅ですから、有人窓口もしっかり設けられています。今回私は事前にネットで乗車整理券を予約し、クレジット決済を済ませた状態で当日現地での受け取りとしていたので、ここで受け取ります。ちなみに事前の予約をしていなくても、当日空席があれば乗車可能とのことですが、今回は連休中ということで全列車満席だったもようです。

さっそくホームに入り、列車を待ちます。始発駅は一つ隣の天橋立なので、この宮津駅での停車時間はわずかとなります。

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いよいよ入線!

さぁ、そしてやってきました! こちらが観光列車〔丹後あかまつ4号〕西舞鶴行です。

赤というよりもえんじ色に近い深みのある色で、何とたった1両気動車です。乗車の際に検温とアルコール消毒を済ませ、空席へと腰掛けます。座席定員制ですが指定席ではありません。

15:37に定刻通り宮津を発車。西舞鶴まで1時間弱、宮舞線の旅を楽しみます。

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さっそく記念乗車証

乗車するやいなや、さっそく記念乗車証とおしぼりがもらえます。乗車整理券がかなり大判なので、それを収納できるように記念乗車証も大判です。

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ここからも天橋立が見える

列車は宮津駅を出発すると、すぐに海岸に沿って高い所を走っていきます。ちょうど車窓左手側に湾を見渡しながら走ります。

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落ち着いた木目調の内装

車内は落ち着きのある内装で、木がふんだんに使用されたおなじみの「水戸岡デザイン」です。窓向きの座席、4人がけのテーブル席などいろいろな形状の座席がありますが、駅では「満席」と表示されていたにも関わらず1人あたりが2人分を占有できるような感じでした。おそらくコロナで乗車定員を半分程度にしているのかも…?

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景色最高では

列車は各駅に停車していきながら、うねうねと海岸沿いを走っていきます。栗田駅を出ると再び車窓左手側に海が見えてきました。今回私は左側の2人がけベンチシートに座ることができたので、海岸の絶景を目の前で堪能することができました!

この辺りは国鉄宮津線時代から変わらず景色の良い区間であったと思われますが、しかし一方で宮津線は採算の取れない路線であったそうです。だからこそ三セクに転換され、さらに上下分離方式まで取られて必死に路線が存続されているわけですが、こんな素晴らしい列車で素晴らしい眺め、最高じゃないですか。

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丹後由良にてしばらく停車

15:54、列車は途中の丹後由良駅に停車。ここで約14分間の停車時間が設けられています。単線のため列車の行き違いを行うようです。

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こっちは普通列車

ちょうど反対側のホームにやってきたのは、丹後あかまつ号と同じ顔をした白い車両。こちらは特に愛称などはないようで、ただの普通列車だそうです。思わず「丹後しろまつ」などという言葉が頭に浮かびましたが考えてみたらしろまつって何だよってなりますね(笑)。

宮津方面へと向かう普通列車1本、そしてレストラン列車「丹後くろまつ号」とすれ違いました。ホームで何か特段盛大なお出迎えやお見送りがあるわけではありませんが、しばしの休息となり、再び列車に乗り込んで16:08に発車です。

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由良川鉄橋からの眺め最高!

丹後由良駅を出ると、列車はすぐに由良川鉄橋を渡ります。ここが間違いなく、宮舞線で最も眺めの良い区間だと思います。柵のようなものもなくスリリングな橋の上を渡るので遮るものが何もなく、目の前に広がる絶景を存分に味わえます!

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売店もある

車内には売店もあり、お菓子や飲み物、グッズなどを豊富に取り揃えています。考えてみたら、わずか1両の車内に様々なタイプの座席と売店とトイレまでついているので本当にスペースの使い方がうまいなぁ…と思います。

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丹鉄珈琲を無料で飲む!

あまり乗車時間が長くはないのであれこれたくさん注文はできませんが、せっかくなので「丹鉄珈琲」を注文。ホットで380円、アイスで420円ですが、私は今回「海の京都周遊パス」を利用しているので、その特典として無料で丹鉄珈琲をいただくことができます!(1杯限定)

移りゆく車窓を眺めながら、香り豊かな珈琲を頂く。贅沢な時間が流れます。

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西舞鶴駅に到着!

そして列車はあっという間に終点の西舞鶴駅に到着。宮津駅から50分程度でしたが、宮豊線をたっぷり楽しむことができました! これだけ満喫できて追加料金550円は安すぎます。ただし1両なので元々座席が少ない上、コロナ対策として発売制限をかけている(と思われる)ので、ご乗車の際はお早めのご予約をオススメします!

最新情報やご予約は以下のリンクからご覧いただけます。

travel.willer.co.jp

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数々のヘッドマーク

西舞鶴駅のホームには、多数のヘッドマークも飾られていました。どれも「北近畿タンゴ鉄道」時代に運行されたイベント列車のもののようです。フェンスの向こうはJR舞鶴線のホームということで、元は同じ国鉄・JRの路線であった舞鶴線宮津線が今は完全に改札内エリアを分けられています。

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何か凄い駅舎(語彙力)

現在はJR舞鶴線と京都丹後鉄道宮舞線が乗り入れる西舞鶴駅。ガラス張りの大きな駅舎は何ともインパクトがあります。名前の通りここは「京都府舞鶴市」ですが、鉄道の駅で「舞鶴駅」という駅はなく、この西舞鶴駅と一つ隣の「東舞鶴駅」が2大主要駅ということになっています。京都から特急〔まいづる〕も東舞鶴駅まで乗り入れますが、東と西のどちらがよりメインなのかというと…やはり東舞鶴なのかなと思います。

16:27に丹後あかまつ4号がこの西舞鶴駅に到着した後、数分の接続で東舞鶴方面へ向かえる普通列車がありましたが、少し慌ただしいので1本見送ることに。少し西舞鶴駅周辺を散策していきます。

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舞鶴公園へ!

駅から少し北へ歩いた所に「舞鶴公園」がありました。ここは「田辺城」の跡地に整備された公園のようで、資料館もありましたが既に閉館時間を迎えてしまっていました。

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小学校の周りに…お城の城壁?

舞鶴公園の向かいには小学校がありますが、建物は普通なのにその周りを取り囲う塀が城壁のような、というかほぼ城壁でびっくりしました。

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列車はどれも「東舞鶴行」

さぁそれでは駅に戻り、1駅だけですがJRに乗車して本日の宿泊地である「東舞鶴」へ向かいます。

発車標を見ると、普通、特急、普通と続きますが、行先はどれも「東舞鶴」。綾部から敦賀まで、若狭湾に沿うようにJRの線路がありますが、実は途中の「東舞鶴」を境に西側が舞鶴線、東側が小浜線というように路線名が分かれており、東舞鶴を跨いで両線を直通運転する列車はほとんどありません。

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舞鶴より先へ行くのはちょっと不便

先ほども述べた通り、次の東舞鶴までは特急〔まいづる〕も日中2時間に1本程度乗り入れており、関東で言うと銚子へ向かう特急〔しおさい〕くらいの感覚かと思われます。

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新快速みたいなやつが入線

ホームで待っていると、列車が入線してきました。この17:20発東舞鶴に乗り込みます。車両は思いのほか新しい…?ですが2両編成です。夕方ということで車内はかなり混雑していました。

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舞鶴は高架駅

そして17:27に終点の東舞鶴駅に到着。こちらは西舞鶴と比べると駅舎がやや古めですが、しかしホームが高架化されているのでこれはこれでターミナル駅の風格があります。

この時は9月で17時台でもまだ明るいので、ホテルにチェックインする前に少し舞鶴の街中を散策してみることにしました。

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舞鶴線が通っていた

ここ舞鶴の地には、かつて東舞鶴から分岐して中舞鶴へと向かう国鉄舞鶴線がありましたが、1972年に廃線となり、現在は線路後が遊歩道として整備されています。東舞鶴~中舞鶴駅間は3.4kmと短い路線でしたが、戦前の1919年に開業後、戦時中は軍需輸送を目的として大いに活用されていたようです。

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北吸駅跡地

舞鶴~中舞鶴駅間には「北吸」と呼ばれる途中駅が設けられており、駅名標(おそらく再現)もその場所に設置されていました。目の前には公園があるので、もしかするとこの公園のある辺りにかつて駅舎があったのかもしれません。

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左側の歩道が少し広い

さらにしばらく歩き進めると、一般道と並走する区間に出てきました。右側には舞鶴赤れんがパークも見えてきます。先ほどまで歩いていた道はそのまま一般道に沿う様に歩道になったわけですが、歩道にしてはやや幅が広いようにも思えます。おそらくこの広めの歩道の部分も含め、昔は線路が走っていたのでしょう(おそらく単線)。

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舞鶴赤れんがパーク

舞鶴の象徴といえばこちらの赤れんが。複数の煉瓦造りの長屋が並んでいて、中はお洒落なカフェやらお店やらが入っているようです。男子大学生の一人旅にはなかなか入りづらい…というのもあり、外観だけ見て夜の舞鶴を楽しみます。

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レストラン海望亭

さて、そろそろ外も暗くなってきたので、夕食とします。赤れんがパークからさらに少し東へ歩いた所にある「レストラン海望亭」へ。

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舞鶴海自カレー(880円)

舞鶴の名物といえば、こちらの「海自カレー」(880円)。掃海艇「のとじま」の船内で提供される野菜たっぷりのキーマカレーを手軽に味わえます。辛さはマイルドで、野菜の甘みや旨みをたっぷり味わいながらペロリと完食してしまいました。美味しかったです!

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ホテルアルスタイン

そして今夜のホテルへとチェックイン。東舞鶴駅の目の前にある「ホテルアルスタイン」さんでGoToトラベルを適用し、6,930円のところ35%OFFの1泊4,505円で宿泊させていただきました。

 

今回はここまで。次回は「丹後あおまつ号」に乗車した様子をご紹介しますのでお楽しみに!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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藍色に光り輝く豪華特急「丹後の海」で京都丹後鉄道宮福線の旅【2020-09京都9】

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は、2020年9月18日(金)~21日(月)に出かけた京都旅行の第9弾記事ということで、京都丹後鉄道の特急車両「丹後の海」に乗車した様子をご紹介します!

前回は嵯峨野観光鉄道に乗車してきましたので、その様子は以下のリンクから是非ご覧ください!

watakawa.hatenablog.com

 

2日目 2020年9月19日(土)③

さて、福知山駅から続いてはJRを離れ、「京都丹後鉄道」の旅を始めていきます!

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運行事業者名は「WILLER TRAINS

京都丹後鉄道とは、京都府北部に「宮福線」「宮舞線」「宮豊線」の3路線をもつ鉄道運行事業者で、正式には「WILLER TRAINS」という呼び方をします。WILLERと聞くと高速バス事業を扱う「WILLER EXPRESS」を連想してしまいますが、WILLER TRAINSに関してはそのグループ内にある子会社という立ち位置です。

かつてこの鉄道路線は「北近畿タンゴ鉄道」という事業者名を掲げて運行されていましたが、2015年より上下分離方式での運行が始まりました。北近畿タンゴ鉄道は駅や線路等の鉄道施設のみを保有し、運行については新会社のWILLER TRAINSが行っています。旅客向けの案内としては、企業名の「WILLER TRAINS」よりも「京都丹後鉄道」と呼ばれることが多いですが、駅構内ではWILLER TRAINSのロゴもしばしば見かけます。「北近畿タンゴ鉄道」は会社としてなくなったわけではないのですが、対旅客の場面で登場することはなくなりました。

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Wikipediaより引用(https://ja.wikipedia.org/wiki/WILLER_TRAINS

運行路線図は上記の通りで、「福知山」「西舞鶴」「豊岡」の3駅でそれぞれJR線と接続します。真ん中の「宮津駅」から3方向に路線がのびていますが、宮舞線宮豊線についてはいずれも愛称で、正式には西舞鶴豊岡駅間の全区間が「宮津線」となっています。

というのも、この宮津線は元国鉄、そしてJR西日本の路線でした。JRとしての営業はわずか3年間で終わり、1990年に経営分離され第三セクター北近畿タンゴ鉄道」として再スタートを切ったのです。

一方の宮福線はというと、その開業は意外にも最近のことで、1988年に「宮福鉄道」として開業したのが始まりです。1990年に宮津線がJRから経営分離されるのに合わせてこの宮福鉄道も三セク転換することになり、北近畿タンゴ鉄道として宮津駅を中心に置く3方向の路線ネットワークが出来上がりました。

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京都丹後鉄道の福知山駅改札口

というわけで、だいぶ説明が長くなりましたが、ここから京都丹後鉄道の旅を始めていきます!

福知山駅の改札口は、JRとは別に設けられているものの、駅構内はJRと共通になっている部分があります。京都丹後鉄道専用の改札口から入り、左に進めばJR線構内、右に進めば京都丹後鉄道構内となっており、どちらへも行けるようになっているのです。これは、JR線から京都丹後鉄道に直通する列車が運行されており、その場合は発着ホームがJRとなるためです。「福知山駅から京都丹後鉄道に乗ろう!」と思っても、列車によってJRホームから発車するものと京都丹後鉄道ホームから発車するものがあります。富士急行大月駅と似ているかもしれません。

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はしだて5号は「JR3」から発車するのでJR駅構内へ

今回乗車するのは、福知山13:54発の特急〔はしだて5号〕久美浜。福知山から宮津まで宮福線を走行し、その先は宮豊線へ直通していく列車です。しかしこの列車は福知山始発ではなく、JR山陰本線の京都駅から直通してくる列車ですので、発着ホームはJRホームとなります。さっそくJR駅構内へと入っていきます。

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乗車位置を色で区別?

ホームに上がると、大阪方面から福知山線を通って城崎温泉方面へと向かうJRの特急〔こうのとり9号〕と今回乗車する〔はしだて5号〕の表示がありました。こうのとり9号とはしだて5号はこの福知山駅で対面乗り換えをするということで、スムーズに対面乗り換えができるようダイヤが組まれています。これにより、大阪から宮津天橋立久美浜方面に向かいたい場合や京都から城崎温泉方面へ向かいたい場合もあまり不便を感じることなく移動ができるというわけです。

そして発車標の一番右側には、何やら「橙」「白」などの気になる色の表記が。これ一体何かというと、乗車位置の案内なのです。

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カラフルな乗車位置案内

福知山駅では、上の写真のようなカラフルなプレートが天井から大量に吊り下げられており、さまざまな編成の特急車両に対応した乗車位置案内ができるようになっています。いや、実際には福知山駅だけではなくこの周辺の駅にもあるのかもしれませんが、少なくとも私は今回の旅で福知山駅のみで見かけました。

はしだて5号は白の乗車位置ということなので、白い札が吊り下げられている位置で待ちます。

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豪華特急車両「丹後の海」が入線!

そしてしばらくすると、やってきました! こちらが豪華特急車両「丹後の海」にて運用される特急〔はしだて5号〕久美浜行です。曲線的なフォルムと紺にも近い青色の車体が印象的な車両で、デザインは水戸岡鋭治氏が手掛けたそうです。

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元「タンゴディスカバリー

実はこの車両、元々は1996年にデビューした北近畿タンゴ鉄道の「タンゴディスカバリー」という特急車両で、2015年の京都丹後鉄道としての開業に合わせ大幅なリニューアルが行われたということなのです。一見新しいようにも見える輝かしいフォルムですが、側面の行先表示は昔ながらの粗いドット表記というのが時代を感じさせます。

さっそく乗り込み、福知山駅を発車。すぐさまJRから京都丹後鉄道へと転線し、宮津方面へと向かっていきます。4両編成と決して長くはないですが、気動車特急なのでけたたましいモーター音を立てて力強く走ります。

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車内はもちろん水戸岡デザイン!

4両編成で宮津寄り(前寄り)から順に1号車となっています。なぜか自由席は2号車と4号車に分散しており、今回私は4号車に乗り込みましたがあいにくかなりの混雑率で、座れないので車両最後部のフリースペースにやってきました。ほとんどの乗客の方がJR線内から直通で利用されていると思われ、やはり連休初日の観光需要を舐めてはいけないな、と久々に思い知らされました。

フリースペースは、4号車の座席部分を通り抜け、車両の一番後ろの部分、車掌室の目の前にあります。4人ほどが着席できそうな大きなソファが2つあり、テーブルも備え付けられていますが、ここは自由席客・指定席客を問わず誰でも自由に使えるスペースとなっています。自由席の座席はほぼ満席でしたが、このフリースペースには運よく誰も人がいなかったので、ここで過ごすことにしました。特急座席以上に非日常感が味わえて、むしろ正解かもしれません(笑)。

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今回使うフリーパスはこちら

今回、福知山駅にて「海の京都周遊パス(2日乗車券)」を購入。京都丹後鉄道全線の特急自由席のほか、沿線の指定された路線バスが2日間乗り放題で大人3,000円となります。新型コロナからの旅行需要喚起を目的として今年8月末より発売開始され、1日版と合わせて5,000枚限定販売とのことです。

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車掌室も独特な造り

車端部の車掌室についても、一般的な特急とは異なり閉鎖された空間ではなく、水戸岡デザインらしい木をふんだんに使った装飾が施されています。

この列車は久美浜行ということなので、宮津まで宮福線を走行したのち、スイッチバックして宮豊線に入ります。終点の久美浜駅到着後はそのまま快速列車としての運用に入り豊岡まで運転されるようですが、乗車時にその辺りの案内は特になされていませんでした。

この「丹後の海」は京都~天橋立久美浜方面で特急の運用に入るほか、京都丹後鉄道線内完結の特急や普通列車にも使用されるようで、運用も毎日固定のようなので、乗車される際は是非HPをご覧ください。

trains.willer.co.jp

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宮津駅に到着!

14:21に列車は宮津駅へと到着。福知山からわずか30分ほどの乗車でしたが、ここで下車します。

ここから宮豊線に入るにはスイッチバックを必要とするため、先ほどまで私が乗車していた4号車が今度は先頭車両になりました。

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JRらしさも残る宮津駅

丹後観光の拠点ともなる宮津駅の駅前には小規模ながらしっかりとロータリーもあり、何となく元国鉄~JRの駅であることを思わせます。

次の列車までは少し時間があるので、宮津市内を少し散策していきます。

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大型商業施設「ミップル」

駅から北西方向に少し歩くと、大型商業施設「ミップル」があります。まぁこれはいわゆるイオンとかイトーヨーカドーのような複合スーパー的な施設で、広い駐車場はほぼ満車でした。おそらくは近場の方の利用が多いものと思われます。

この商業施設自体が何かの観光名所というわけでもないのですが、エレベーターで5階レストランフロアに上がると展望台があるようなので、行ってみることに。

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天橋立を見渡す!

若干雲は出ていますが素晴らしい眺めで、目の前には天橋立も見渡すことができます! 海面上に緑が連なる天橋立の様子を横から眺めることができるのは、宮津市ならではかもしれません。

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道の駅 海の京都 宮津

また、ミップルの横には観光客向けの道の駅もあり、こちらも多くの人で賑わいを見せていました。

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宮津ちくわの磯辺揚げ

おやつ代わりに、宮津ちくわの磯辺揚げを購入。受け取る際に屋台のおばちゃんが「トンビがいるから気をつけてね」と言われ、磯辺揚げ片手に軒先を離れた瞬間、す~っとこちらに向けて飛来するトンビの姿が。絶対にトンビには盗られるまいと全力でダッシュし、何とか逃げ切りました。スーツさんが奈良公園鹿せんべい1万円分を購入していたのを思い出しました。

あ、もちろんお味はというととってもサクサクふわふわで美味しかったですよ! 是非みなさんも一度食べてみてください。

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宮津市役所

駅までの帰り際、宮津市役所の前を通りました。何だかかなり古い建物のようで、他とは違う独特のオーラをまとっております。失礼ながら現役なのか廃墟なのか…と一瞬考えてしまうほどでしたが、しっかり現役の市役所のようです。

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戻ってきました

そんなわけで宮津駅に戻ってきました。

これより先は宮舞線の列車で舞鶴方面へと向かっていきますが、その様子はまた次回ご紹介します!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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嵯峨野トロッコで風を浴びながら楽しむ旧山陰本線の旅&連休初日の激混みこうのとりで福知山へ!【2020-09京都8】

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は2020年9月18日(金)~21日(月)で出かけた京都旅行の第8弾記事ということで、「嵯峨野観光鉄道」についてご紹介していきます!

前回は京福電気鉄道(通称”嵐電”)について取り上げましたので、その記事は以下のリンクから是非ご覧ください!

watakawa.hatenablog.com

 

2日目 2020年9月19日(土)②

さて、嵐電嵯峨駅から少し北に歩き、嵯峨野観光鉄道の「トロッコ嵯峨駅」へとやってきました。

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トロッコ嵯峨駅

今回乗車する「嵯峨野観光鉄道」とは、山陰本線の旧線を利用して1991年に開業したトロッコ路線です。運行区間トロッコ嵯峨トロッコ亀岡駅間7.3kmで、保津川に沿ってくねくねと曲がりながら走る観光専用の鉄道路線となっています。

嵐山と亀岡の間には「保津峡」と呼ばれる渓谷があり、京都市内からのアクセスの良さもあいまって行楽シーズンには多くの人で賑わいます。嵐山観光、保津川下り、そしてこの嵯峨野トロッコ乗車がこの周辺の目玉観光プランといっても過言ではないでしょう。

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まずはきっぷを買います

トロッコ嵯峨駅は、JR嵯峨野線の「嵯峨嵐山駅」に隣接していますが、駅舎としては別に設けられています。まずは窓口にて、トロッコ列車の乗車券を購入します。

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JR顔負けの発車標

列車は毎時1本で運行されており、全車指定席となっています。予め列車号数・座席指定を受けて乗車券が発券されるということになります。往復で乗車するという人も多いですが、今回私は片道のみの乗車。運賃は630円となっています。

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補充券?というやつでしょうか

乗車券はトロッコの駅窓口のほか、JR西日本の一部の駅および「e5489」でも購入できるようですが、その場合はマルス券にて発券されるようです。一方でトロッコ駅の窓口で購入すれば、現地でしか手に入らない地紋の乗車券で発券してもらえます。

ほどなくして、改札開始。券面にもある通り、今回はトロッコ嵯峨10:02発の〔嵯峨野3号〕に乗車していきます。ホームが非常に狭いため、号車ごとに改札開始時刻が異なります。

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いよいよ入線!

そしていよいよ入線! 列車はトロッコ亀岡方面から機関車を先頭にしてやってきました。4連休の初日ということもあって、ホーム上は家族連れや旅行客で大賑わい。鉄道ファンというよりは幅広い年代・世代の方々が集まっているように見えます。

新型コロナの影響で長らく観光地では閑古鳥が鳴いていましたが、この4連休はついに観光地がコロナ禍前の「連休らしい」賑わいを取り戻したということで、SNS・ネットやテレビでも大きな話題となりました。嵯峨野トロッコについてもその御多分に洩れず、お盆のような賑わいでした。

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隣はJR嵯峨嵐山駅

機関車には「がんばろう!嵯峨・嵐山」の文字が書かれた秋らしいヘッドマーク。我が子の記念写真を撮ろうとする親御さんでかなり密に近い状態で、狭いということもあり危険なので滞在時間は最小限にしておきます。右に見えているホームはJRの嵯峨嵐山駅です。

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客車は2種類

客車は2種類あり、どちらも赤・オレンジ・黒を基調とした派手派手なデザインが特徴です。左側が「リッチ」と呼ばれる特別車両で、窓ガラスが無く足元もスキマの空いた造りになっていますが、今回は右側の普通車両に乗ります。こちらは窓もありますが、感染対策として換気のため窓を開けているので、こちらでも音や風は味わえます。

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車内はほぼ満員!

それではいよいよ、トロッコ嵯峨駅を出発です!

車内はほぼ満員で、みなさんしっかりとマスクを着用しています。座席はボックスシートになっているので、2人以上のカップル・友人・家族連れで乗るならまだしも、私のようなおひとりさまにはなかなかハードルが高い…(笑)。ちょうど私の区画には自分と同年代くらいのカップルが乗っていたので、そういう意味ではかなり羨ましかったです。

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現役の山陰本線と同じ線路を走る!

トロッコ嵯峨駅を出ると、「トロッコ嵐山」「トロッコ保津峡」と2つの駅に停車して、トロッコ亀岡へと向かいます。所要時間は約20分。次のトロッコ嵐山までは沿線に住宅や建物の多い区間となります。何とここでは、数分程度ですがいったん嵯峨野トロッコ専用線ではなく現役のJR山陰本線の線路へと入線するのです!

京都~亀岡・園部駅間を結ぶ普通・快速列車のほか、城崎温泉天橋立方面を結ぶ各種特急列車も高頻度で運行される区間ですから、1時間に1本とはいえトロッコ列車が入線するのはかなり凄いことなのでは!? と思います。線路の規格は旧線時代から変わっていないということなんですかね。それにしてもどちらかのダイヤが乱れればもう片方にも響くことは間違いないでしょうね。

しばらくすると、トロッコ嵐山駅へと到着。この駅からもわずかですが乗車があります。このトロッコ嵐山駅に入線する直前に、山陰本線の新線は右に分かれていくことになります。

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まずは車窓左側

トロッコ嵐山駅を出るとすぐに、進行方向左側の車窓に見えてくるのが保津川です! 嵯峨野トロッコ最大の目玉といえば、この保津川の渓谷の眺めでしょう。言葉巧みなアナウンスとともに、旧山陰本線の車窓を楽しむことができます。私は右側に座っていたので車窓は全然見えないのですが、程なくするとトロッコ列車保津川を渡り、渓谷の眺めが車窓右側へと移ります。

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保津川を渡る!

保津川の眺めも最高で、この日は天気にも恵まれ最高の気分でした!

9月も下旬に差し掛かってきましたが、まだまだ夏と大して変わらない陽気です。

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トロッコ保津峡駅に到着

しばらくすると、トロッコ保津峡駅に到着。ここでも乗降が可能ですが、今回は乗車も下車もなかったようでした。

駅舎は簡素な造りで、ホームも1面1線。この場所は、まさにかつて山陰本線保津峡駅があった場所ということで、おそらくホームもその当時のものなのかな…?と思います。現在の保津峡駅はかなり離れた場所へ移転されています。

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彼方に見える山陰本線

トロッコ保津峡駅を発車し、いよいよ終点のトロッコ亀岡へと向かっていきます。車窓には何度かJR山陰本線の姿も見えますが、あちらは大半がトンネルとなっており、山の中をぶち抜く直線的な線形となっているのに対し、こちらトロッコが走る旧線は川の流れに沿ったくねくねとした線形で乗り心地もいまひとつといった印象です。しかし自分の今通っている線路が、かつて京都~山陰方面の大動脈であったことを考えると不思議な気持ちになります。

こちらの旧線にもいくつか短いトンネルはありますが、その多くは明治期に造られたものということでどれも歴史が古く、もう100年以上になることを思うと感慨深いです。

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川幅は広くなったり狭くなったり

川幅は広いところも狭いところもありますが、トロッコ保津峡駅を過ぎるとだんだんと広い部分が多くなってくる印象です。ここまでくると、もうすぐ山間部を抜けて亀岡の市街地が近づいてきている証拠でしょう。

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保津川下りの船も

運が良ければ、保津川下りをしている人たちを見下ろすこともできます! 今回私は保津川下りについては行いませんが、おそらくトロッコに乗車している人の大多数がこの後体験したものと思われます。マルス券で乗車している人が多く、どうやら団体のツアーの方が多かったように見受けられました。

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新線の下を華麗にくぐる

山をぶち抜くように敷かれた山陰本線の新線は何度見ても圧巻で、技術の進歩を感じずにはいられません。まぁこちらの旧線も1989年までJRが現役で使用していたと思うとそちらも驚きですが。ちなみに山陰本線の京都口はこれと同時に電化開業となったようですので、トロッコが走る旧線には電化設備はありません。

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車窓が一気に開ける

まもなく終点というところまで来ると、先ほどまでの山がちな地形が嘘のように、一気に車窓が開けます。川はどこへやら…といった感じですが、この車窓が見えてくればもう終点は間近です。

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トロッコ亀岡駅に到着!

そしてトロッコ嵯峨駅を出てから23分で、終点のトロッコ亀岡駅に到着です!

こちらもホームは狭いため、すぐに駅舎の外に出てきました。

ここから多くの人は、保津川下りの船着き場へと向かうわけですが、私はJRに乗り換えるべく、嵯峨野線馬堀駅まで歩いていきます。

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晴れてよかった

トロッコ亀岡駅は、JRの亀岡駅からはかなり離れており、それよりも嵯峨野観光鉄道は公式にJR馬堀駅との乗換を推奨しています。徒歩10分の距離ですが、駅前部分以外はのどかな田園風景の中を歩いていきます。線路沿いをずっと歩いていくことになり、看板もところどころにあるので迷うことはないでしょう。

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馬堀駅に到着

そして程なくすると、嵯峨野線馬堀駅に到着。ここからはJRを利用して福知山方面に向かっていきますが、その前に一度反対方向の列車に乗車し、現在の保津峡駅も見に行ってみたいと思います!

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小さい駅だが一通り揃っている

馬堀駅は快速や特急こそ通過するものの、京都口の駅で比較的列車本数は多く、自動改札機や発車標に加えみどりの窓口もあって一通りの設備が揃った駅といえそうです。駅前にはかなりいろいろと建物も密集していますから、京都市内や亀岡への通勤通学需要も担っていそうです。

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いったん逆戻りします

では、馬堀10:54発の京都行に乗り込みます。おなじみ221系4両編成、デビューからそれなりの年月が経っていますが、古さは感じません。

わずか4分ほどの乗車で、10:58に保津峡駅に到着!

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何とまさかの京都市

保津峡駅といえば、京都市内にありながら全国屈指の秘境駅の一つとしても知られています。実は私も7年前に一度訪れたことがあるのですが、先日西園寺さんが動画で取り上げられていらっしゃるのを見て、改めて訪問したくなり、今回で2度目の訪問となります。

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橋の上にある

現在の保津峡駅は、山と山の間に挟まれた橋の上にホームがあり、2面2線の対向式ホームとなっています。特急や快速は通過で、停車するのは普通列車のみですが、その割にはホームが長いのも特徴の一つ。出口は亀岡側に1ヵ所のみなので、列車は亀岡寄りに停車します。

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保津峡駅改札内エリア(?)

改札内エリア(?)はご覧のような感じ。京都方面へは改札をくぐってそのまま目の前の階段を上がるだけ、亀岡方面は一度階段を下りてホームの真下をくぐり、反対側へと渡ります。階段の手すりのところに「二条・京都方面」などと書かれていますが、錆びついてとてもじゃないけど読めません。

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保津峡駅

そしてこちらが駅舎の全景。もちろん無人駅です。駅舎というよりは、トレッキングコースの途中にある休憩所みたいな感じですかね…? ログハウス風なので、周りの風景とよく合っています。一つ隣の嵯峨嵐山駅馬堀駅とは大違いですよ。

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無人駅にしては整っている方かも?

しかしそんな吹きさらしの駅舎でも、中には券売機と自動改札機が設置されています。ICカードエリア内ということで、改札機にはタッチする機械も内蔵されており、これはなかなか驚きです。ただ自動改札機といっても、「きっぷやICカードに入場記録をつけるための機械」というのに過ぎないので、何も持たずに突破しようと思えばできてしまう構造ですし、横からでもすり抜けることができてしまいます。もっとも、この周辺の駅はどこもしっかりと自動改札機のついた有人駅ですから、降りる駅で説明がつかなくなり、保津峡から来たのだとなれば正規の運賃が徴収されますけどね(笑)。

券売機も、他の駅で見るのとはだいぶ様式が異なりますが、ちゃんと他駅と同じ仕様の近距離きっぷを購入できます。磁気も内蔵され、そのまま目の前の改札機に通すことで入場記録がつくようになっています。

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遮るものがなにもない

駅前には小さなロータリーがありますが、人気は全くなく、お店も民家もありません。

駅から少し山道を歩いていくと、保津峡駅を見渡せる場所があるということで、そこまで歩いてみることにしました。

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とてつもない立地だ…

いやぁ、改めて、この保津峡駅がいかにとんでもない場所に設置されているかを実感します。こんなところによくホームを造ったものだ…と思いましたが、前後をトンネルに挟まれているので逆にここにしか駅を設置できないということだと思われます。

山道をさらに歩いていくと、先ほど通過した「トロッコ保津峡駅」に着きますが、少し離れていて時間がないので、今回そこまで歩くのは諦め駅へ戻ります。

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亀岡行に乗車

それでは、保津峡駅から11:18発の亀岡行に乗り込み、終点の亀岡へと向かいます! ホームに発車標はありませんが、列車が接近すると自動アナウンスのようなものは流れます。

車内はなかなかの混雑でしたが何とか着席でき、あっという間に山を抜けて馬堀へ。そしてその次の亀岡には11:25に到着。ここから先は特急に乗り換えます。

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亀岡駅は全列車停車駅

亀岡駅は特急・快速・普通とも全列車が停車する主要駅で、京都からやってくる普通列車はここ亀岡を終点とするケースが多いです。この先普通列車のみで福知山へと向かうこともできるのですが、時間がかかりすぎるので亀岡11:43発の特急〔きのさき5号〕城崎温泉で一気に福知山へと向かいたいと思います!

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JR西日本らしい顔!

車両は289系JR西日本を代表する顔という印象が強いです。なかなかJR西の特急には乗ったことがないので、福知山までの約1時間の乗車を楽しんでいきたいと思います。

普段は4両編成で運行されるこの列車ですが、今回は4連休初日ということでさらに3両増結した7両編成での運行とのことでした。京都寄りから順に基本編成の1~4号車ですが、その前に増結5~7号車があるため先頭は7号車とのこと。両者の通り抜けはできますが、自由席が4・3号車のみであることに変わりはなく、増結編成には自由席はないようです。

自由席車両を見渡すと、何とほぼ満席なんですよねぇ。いやぁこれは驚きました。というか、連休の初日なのだからターミナル駅から観光地へと向かう列車の自由席が混んでいるのは当然の話なのですが、近ごろは新型コロナの影響もあってそのように大勢の人がある時期に一気に移動するという光景は久しく見ていなかったもので…。2019年から2020年にかけての年末年始以来、約9カ月ぶりかもしれません。

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デッキの民になります

まぁ正確に言うと、全く空席が1つもなかったわけではなく、通路側であれば空いている席はちょこちょこあったのですが、こうしたご時世なので知らない人と相席することを厭う方もいらっしゃるかも…と思い、1時間をデッキで過ごすことにしました。いや、私自身は別に相席は構わないタイプなんですけどね。旅慣れている方であれば相席を嫌うという人はそこまで多くないでしょうが、こういう行楽シーズンだと普段旅をしない方も多く乗られますからね。

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暇を極める

亀岡~福知山駅間の途中停車駅は、園部と綾部。特に園部~綾部駅間は長時間に渡り無停車となります。座席に座れば旅の非日常感を味わえるというものですが、まぁまぁ揺れるデッキでの1時間は暇で骨の折れる旅に。いや、これも連休らしいといえば連休らしいんですけどね。乗り慣れない特急でこのような立席乗車をすると案外疲れるものです。

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福知山に到着!

そして12:40、福知山駅に到着です!

京都府北部の中心都市・福知山は交通の要衝となっており、山陰本線で京都方面および城崎温泉方面へ、福知山線なら大阪方面へ、そして京都丹後鉄道なら宮津方面へと4方向に線路がのびています。

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特急勢ぞろい

このため福知山駅では、京都方面の特急と大阪方面の特急で「相互乗り換え」というものが行われています。今回は大阪方面からきた特急〔こうのとり7号〕が終着の福知山に到着した後、京都からやってきた特急〔きのさき5号〕に同一ホームで乗り換えられるようにダイヤが設定されていました。逆に京都から来た特急がこの福知山どまりとなり、大阪方面から来る特急に乗り換えて城崎温泉方面に抜けることができるようになっていることもあります。おそらくですが京都方面、大阪方面のそれぞれからやってきた特急を両方とも福知山以西まで直通させるほどの大きな需要があるわけではないが、京都と大阪の両方の人にとって利便性を高めたいということだと思われますが、それにしてもよくできた仕組みだなぁと思います。このため、福知山駅ではどの特急列車も数分程度停車することが多いです。

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レア幕のオンパレード(小さくてごめんなさい)

向かいのこうのとり7号が福知山どまりということで、幕回しをしておりました。「北近畿」や「文殊」といった貴重な幕もいろいろと入っているんですねぇ…。「新快速」とか「普通」なんて全然使ったことないと思いますけどね(笑)。

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駅舎も新しい

2009年に高架化され、駅舎も新しくて綺麗な福知山駅。少し時間を取ってあるので、ここでお昼ご飯としたいと思います。

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何やら気になる文字が…

とはいえ福知山など初めて来たものですから、何が有名なのか全く分からなかったのですが、駅前をうろうろしていると「ゴム焼きそば」なるものを発見。どんな焼きそばなのか全く想像がつきませんでしたが、とりあえず入ってみることに。

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ゴム焼きそば(650円)

こちらが福知山のご当地B級グルメゴム焼きそば(650円)」だそうで。一見普通の焼きそばとあまり変わらないようにも見えますが、トマトソースがかかっています。感覚としては新潟の「イタリアン」に近いものがあるかもしれません。トマトソースと麺の相性も抜群でして、ペロリと完食してしまいました。

しかし最後まで、「ゴム焼きそば」という奇抜なネーミングの由来は分からず。そこで店主の方に伺うと、どうやらこの福知山で昔から食べられていた中華麺が、調理前からゴムのような薄茶色をしていることが由来なのだそうで。現物を見せていただきましたが、確かに色がついていて、ソースと絡める前から既にソースが絡んでいるかのような薄茶色をしているのです。もちろんゴムの味がするわけでもなく、ゴムの成分が含まれているわけでもないのですが、地元の方々でこの福知山特有の焼きそばをブランド化してアピールできないかということで考えられた結果「ゴム焼きそば」と命名されたそうです。

実際に調理してしまえば麺の色の違いは普通の焼きそばと比べても特にわからないわけですが、命名後は福知山を訪れる観光客の方がこぞってこの「ゴム焼きそば」を食べていくようになり、店主も「ネーミングの勝ち」と自信たっぷりに話しておられました(笑)。私も御多分に洩れずその一人というわけですね。

まぁとにもかくにもゴム焼きそばは結構オススメなので、福知山に行かれた際は是非食べてみてください!

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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