わたかわ 鉄道&旅行ブログ

乗り鉄&旅好きの現役男子大学生が全国を巡る!

【祝!東北新幹線全線再開】50%OFFのはやぶさ号で行く冬の青森【2021-02冬の北東北1】

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回から、2021年2月25日(木)~27日(土)の2泊3日で出かけた冬の北東北の旅の模様を何回かに分けてご紹介していきます。

 

1日目 2021年2月25日(木)①

さて、今回の旅のスタートは東京駅となります。今回の旅の舞台である「北東北」へ向けて、まずは東京から新青森まで東北新幹線に乗車していきます。

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祝!東北新幹線全線運転再開

2021年2月13日の深夜に発生した福島県沖を震源とする最大震度6強地震を受けて、東北新幹線は一部区間が不通となっておりましたが、この旅の前日である2月24日にようやく全線で運転を再開しました! 当面は揺れの強かった地域で徐行運転を行うため、減便となり臨時ダイヤでの運行となります。

私はこの旅行の計画を地震前から立てていたので、一時は旅行取りやめも考えましたが、何とか復旧が間に合ってよかったと思います。最前線で復旧作業にあたってくださった現場の皆様には感謝の思いでいっぱいです。

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E5系はやぶさ」デビュー10周年!

今回乗車するのは、東京7:32発の〔はやぶさ5号〕新青森です。盛岡まではこまち5号を連結して、立派な17両編成での運行となります。

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盛岡~新青森は各駅に停車

本来のダイヤでは、この〔はやぶさ5号〕は終点の新青森に10:52に到着するのですが、現在は徐行運転のため70分遅れて12:02に到着するダイヤとなっています。東京~新青森駅間は最速3時間を切る列車もあるくらいですから、そこを4時間30分かけて走るというのはある意味なかなかできる体験ではないかもしれません。

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東京出発時点では余裕がある?

列車は定刻通り7:32に東京駅を出発。これより上野、大宮、仙台、盛岡、いわて沼宮内、二戸、八戸、七戸十和田に停車して終点の新青森へと至ります。

5号車の普通車指定席に乗車しましたが、東京駅を出た時点ではまだ比較的座席に余裕があるように見えました。

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北の玄関口・東京

余談ですが、1991年に東北新幹線の東京~上野駅間が開業してから今年でちょうど30年となります。2015年には上野東京ライン開業により在来線の上野どまりの中距離電車もその多くが東京方面へと乗り入れるようになり、いよいよ本格的に東京駅が北の玄関口となってきました。東京~上野駅間で常磐線と並走します。

上野、大宮と停車して、その先は上越新幹線が左に分岐していきます。この2駅からもかなりの乗車があり、大宮を出発したころには多くの区画に人がいるように見受けられました。

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指ノミ券

実は今回、東京~新青森駅はえきねっとの「お先にトクだ値スペシャ」として、定価の50%OFF8,730円で乗車しています。これはえきねっと会員限定で、20日前までの予約の際に適用される特別価格で、乗車券と特急券が一体となって販売されています。なお乗車の際には「新幹線eチケット」限定となっており、事前に紐づけしたSuicaを新幹線の改札機にかざすことでチケットレスで乗車できるようになっていますが、今回は2月13日の地震発生前に予約していた列車が運休となってしまったことで乗車変更を行ったため、みどりの窓口にて列車名と座席を示す指ノミ券を発券していただき、それを確認して乗車しています。 

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景色が眺めやすい

那須塩原を過ぎると、列車の速度が徐々に落ちていきます。これは駅に停車するわけではなく、先日の地震により被害の大きかった区間に差し掛かったため、徐行運転となっているのです。徐行区間那須塩原一ノ関駅間となっており、最速320km/hで走れるはずのこの区間は100km/h前後まで落として運行されています。

郡山~福島駅間で少しだけ動画も撮影したので、その様子は以下のリンクからご覧ください。

youtu.be

動画をご覧いただければわかる通り、かなりゆっくりなので景色が眺めやすいんですよね。在来線とあまり速度に違いがなく、しかし在来線よりも高い位置を走るということで、普段は一瞬で過ぎ去ってしまう高い位置からの車窓をじっくり眺めることができます。

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まもなく仙台

栃木・福島県内の駅をすべて通過し、再び市街地が見えてきたら杜の都・仙台に到着します。

9:56に定刻通り仙台に到着。定刻とはいってもあくまで臨時ダイヤにおける定刻で、通常ダイヤであればはやぶさ5号は仙台に9:04の到着となるため、現在は52分遅れということになります。東京~仙台が新幹線で2時間半もかかるというのはなかなか衝撃的ですよね。

仙台でかなり乗客の入れ替わりがあり、定刻通り発車。次の停車駅は盛岡となります。

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岩手県内は雪景色!

一ノ関を過ぎると、徐行運転の区間も終了。一気に新幹線本来のスピードを取り戻します。車窓の流れ方と走行音が一気に変わりました。

そして岩手県内に入ると、辺りは一気に銀世界へと変化。東京や仙台では雪のかけらもありませんでしたが、こうして急激に車窓が変化するとやはり北に向かっていることを実感できます。これは飛行機ではなかなか味わえない感覚です。

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盛岡でこまちを切り離し

そして10:55に定刻通り盛岡へと到着です。ここで前方に連結していた「こまち5号」を切り離し先に発車させます。この臨時ダイヤでは、盛岡への到着は通常ダイヤより1時間11分遅いということになります。本来であれば、この盛岡に着くくらいのタイミングで終点の新青森まで到着できてしまいます。

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新幹線秘境駅

盛岡を出ると、列車は終点の新青森まで各駅に停車していきます。新幹線なのに秘境駅と言われる「いわて沼宮内」にもちゃんと停車し、八戸を過ぎると車内はかなり空席が目立つようになります。

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一層雪深くなっていく

青森県内に入ると、窓の外は一層雪深くなっていき、空調の効いた新幹線から降りたくなくなってしまいます(笑)。間違いなく外は極寒ですからね。

そんな思いも虚しく、12:02に終点の新青森へと到着! 通常ダイヤよりも1時間10分遅れということになります。

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6年ぶりの来訪

実は新青森駅に降り立つのは約6年ぶりで、前回はまだ北海道新幹線開業前だったためこの駅が新幹線としての終着駅になっていました。現在はこの駅を境に路線名が変わり、ここから新函館北斗まで伸びる線路がJR北海道の運行する「北海道新幹線」となっています。

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現在は新青森で系統分割

もちろん通常ダイヤでは東京~新函館北斗駅間の直通運転が行われているのは言うまでもないですが、現在は臨時ダイヤのため新函館北斗方面の新幹線はほとんど新青森始発となっており、新青森駅では珍しく日中でも北海道方面の「当駅始発」の文字を見ることができます。

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新青森駅東口

さて、ここからしばらく青森市内を観光していきたいと思います。まずはみなさんも小学校の社会の教科書で一度は聞いたことがあるであろう「三内丸山遺跡」へと向かうことにします。青森駅新青森駅のどちらからもバスがありますが、新青森駅からの方が近いのでこちらを利用していきます。

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ねぶたん号に乗車

新青森駅東口のバスロータリーで寒空の下しばらく待っていると、マイクロバスのようなものがやってきました。こちらが観光に便利な「あおもりシャトルループバスねぶたん号」です。青森駅周辺~フェリーターミナル~新青森駅三内丸山遺跡を一直線に結び、途中の主要な観光地へと停車していきます。距離に関わらず1回の乗車で300円ということで、新青森駅から三内丸山遺跡までの乗車だと若干割高ではありますが、これしか手段がないと思うので乗車していきます。

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三内丸山遺跡に到着!

15分ほど乗車し、12:40頃に終点の三内丸山遺跡前へと到着! 若干遅れていたようですが、今回の行程ではあまり問題はありません。

バスを降りると目の前には「三内丸山遺跡センター」という建物があります。この建物に入り、進んでいくことで遺跡および博物館を楽しむことができます。大学生の入館料は200円とかなりリーズナブルでした。

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遭難しそう

しかしまぁ、遺跡のエリアへと進んでみると、ご覧の通り。冬の青森を舐めちゃいけませんね。自分の背丈ほどの雪が積もっていて、どこに何があるかわからないだけでなく、目印となる竪穴住居が見えにくいので方向感覚を失います。気温も低く、こうしている間にも雪がどんどん降り続いていて、もしかしたら遭難するのではないかという恐怖に駆られます。

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大人も子どもも楽しめる

外の見学はそこそこにして、早々に建物内へと戻り館内展示を楽しむことにします。館内では縄文時代の文化や風土がコミカルな人形を用いて解説されており、大人も子どもも楽しめそうです。ただ不安だったのは、パッと見たところお客さんが全然いないということですかね…。いくら平日とはいえ、これだけガラガラなのはかなり心配になります。GoToトラベルがあった昨年下半期であればこんなことはありえなかったでしょうが…。

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青森市営バス青森駅

一通り見学を楽しんだら、路線バスで今度は青森駅へと向かいます。三内丸山遺跡から青森駅までは先ほどご紹介した「ねぶたん号」の他に一般的な路線バスもあり、こちらの方が本数が多く運賃も安いのでなるべくこちらがオススメです。

青森市営バスには若干名の乗客が乗り込み、13:46に定刻通り三内丸山遺跡前を出発。路線バスなので先ほどとは異なりこまめにバス停がありますが、ルートがそもそもねぶたん号よりも圧倒的に短いのであっという間に青森駅までやってこれます。

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まもなく解体される青森駅

20分ほどの乗車で、青森駅へとやってきました。青森には何度か来たことがありますが、冬の青森に降り立つのは初めてだと思います。「あおもり駅」の文字が特徴的なこの4代目青森駅舎は、実は2021年3月末をもって見納めとなるようで、5代目駅舎供用開始後は取り壊されるということで、しっかりその光景も目に焼き付けておきます。

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青森魚菜センター

さて、ここで少し遅い時間ですがお昼ご飯にしたいと思います。ということで駅からすぐの「青森魚菜センター」にやってきました! こちらで青森の名物「のっけ丼」を楽しんでいきたいと思います。

ここでは好きな具材を自由にのせて、自分だけのオリジナル海鮮丼が作れます。チケットが2種類あり、「5回券(750円)」と「10回券(1,500円)」となっています。場内の各店では、具材に応じて「チケット○枚分」という交換レートが定められているので、それにしたがって好きな具材をのせていってもらうという流れになります。なおご飯もチケットに含まれていて、普通盛が1枚分、大盛が2枚分となっています。

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豪華のっけ丼

今回は豪勢にいきたいので、1,500円でチケットを10枚購入。まぐろ、サーモン、いくら、さば、ほたて、まぐろ切り落とし、有頭えびをのせ、味噌汁をつけました。どんぶりをもって場内を練り歩いていると、左右から「今日は旬の○○があるよ!どうだい!」みたいな感じでいろんな具材を勧めてくれるのでかなり迷いましたが、どれも新鮮で本当に美味しかったです!! これだけたくさんの具材がのって、味噌汁もつけて1,500円と考えると、海鮮丼としてもかなり安い方なのではないでしょうか? 

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JNRの文字が残る八甲田丸

お腹も満たされたところで、ここからはしばしの青森市内観光です。まずは青森駅のすぐ横にある「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」を見学します。

青森駅東口を出て左に少し歩くと大きな船体が見えてきます。1988年に廃止された青函連絡船の軌跡を今に伝える博物館で、館内を見学しながら青函の輸送の歴史を知ることができるようになっています。

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隅々まで見学できる

かつて実際に使用されていた座席に座ることができたり、車両航送用のスペースを実際に歩くことができたり…。こちらもやはり平日ということで、かなり空いていました。かつて実際に航送されていたであろう気動車や貨車も実際に保存されているのがなかなか貴重だなという気がしました。船のしくみに関してもいろいろ見学できるので、船舶マニア(?)の方にとっても面白いと思います!

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ねぶたの家 ワ・ラッセ

さて、八甲田丸を後にし、続いてやってきたのは「ねぶたの家 ワ・ラッセ」。こちらも青森駅からすぐのところにあり、駅のホームからもしっかり確認することができる奇抜な赤色の建物です。

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大迫力のねぶたを間近で見れる

こちらでは、青森のねぶたを実際に生で見ることができるとともに、その歴史についても知ることができるミュージアムとなっています。何といってもこの大迫力の「ねぶた」は一見の価値ありです!

2020年は新型コロナの影響で、青森ねぶたまつりを含め東北各所の有名な祭りが軒並み中止となってしまいました。そんな閉塞感漂う今の時代ですが、このねぶたが明るい未来を照らしてくれそうな気がします。今年こそは、是非とも開催にこぎつけてもらいたいと願っています。

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青森観光物産館「アスパム

さて、青森市内観光の最後はこちらの「アスパム」へとやってきました。奇抜な三角形のこの建物も青森駅から比較的近く、何よりもこれほど大きいですから決して迷うことはありません(笑)。

こちらは観光物産館ということで、館内にはさまざまなお土産物屋さんや飲食店が軒を連ねています。また貸会議室等もあるようで、観光客のみならず市民の方もよく利用されるようです。

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展望台からの眺め

なので基本的にはアスパム自体は入場無料なのですが、展望台は有料となっています。上ってみると、ちょうど先ほど見学した八甲田丸や青森駅、その真上に架かる大きな橋もはっきりと見えます。展望台やタワーのビューポイントというとだいたいカップルで占拠されていて私のような独り身の陰キャ男子大学生はかなり肩身が狭い思いをするのですが、私が行った際は他に誰もおらず、逆に心配になるほどでした。ぐるっと一周して、青森駅へと戻ります。

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五所川原へと向かう

本日の最終目的地は青森県五所川原というところなので、これから奥羽本線五能線を乗り継いでこの青森駅から五所川原駅へと向かいます。

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東口の発車標もまもなく見納め?

乗車するのは、青森16:45発の奥羽本線 弘前です。平日夕方のラッシュアワーに差し掛かり、わりかし本数が多い時間帯でしょうが、それでも奥羽本線は40分に1本程度ということで、東京との差の凄まじさを感じます。東口改札の上に設置されたこの4方向の発車標も駅舎解体と同時に見納めかと思うと名残惜しいです…。左上は黒いテープで隠されていますが、うっすらと「津軽海峡線」の文字も見えます。函館・札幌方面の列車はここに表示されていたというわけですね。

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これまで無数の人が往来したコンコース

階段を上がり、東西を結ぶコンコースを歩いてホームへと向かいます。ここも昔ながらといった様子で、壁には往年の青森駅の貴重な画像が並んでいます。青函連絡船があった時代にはこれより北側にもう1本コンコースがあり、青函連絡船への乗り換え通路となっていたようですが、現在はこの1本のみですから、青森駅に来たら必ず通ることになります。

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現駅舎の背後に立ち上がる新駅舎

コンコースの窓から覗いてみると、現駅舎の背後では着々と新駅が出来てきているのがわかります。開業を1ヵ月後に控え、作業は大詰めといったところでしょうか。その奥には駅ビル「ラビナ」も見えます。

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おなじみの701系

それでは北東北でおなじみ、ピンクの帯が特徴的な701系に乗り込みます。車内はオールロングシートで、夕刻になりやや混雑しています。

とはいえかなりの数の乗客が次の新青森で下車。その後は津軽新城鶴ヶ坂大釈迦…と山の中に入っていきます。豪雪地帯ということで、窓の外にはひたすら雪景色が続きます。

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川部に到着!

30分ほど乗車し、17:18に弘前の2つ手前となる川部に到着。今回の旅では弘前へは行かず、ここから直接五能線へと入っていきます。

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観光客はあまり来ないだろう

五能線青森県側の始発駅といえば弘前というイメージですが、実は弘前川部駅間は奥羽本線に乗り入れる形で運行されています。というわけでこの川部駅五能線の分岐する駅なわけですが、特段近くに観光名所があるわけでもないので駅の利用者は基本的に地元民のみ。徒に観光地化されることなく、昔ながらの平屋建ての駅舎が長く使い続けられています。

この後いよいよ五能線に乗り換え、本日の目的地である五所川原へと向かいますが、本日の記事はここまで!

続きは次回ご紹介していきます。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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中部一周ついに完結! 飛騨路の温泉&グルメを味わい尽くし名古屋へ帰着【2020-10立山黒部アルペンきっぷ7】

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回はいよいよ「立山黒部アルペンきっぷの旅」の最終回、第7弾記事となります。

既にとっくの昔に「立山黒部アルペンルート」そのものは走破しているのですが、今回はそこを含めて中部地方を反時計回りにぐるっと一周する旅ですので、今回は最後となる高山→名古屋の飛騨路の旅をお届けしてまいります。

観光要素の強い日でしたが、このブログを見てくださる方の中には純粋な鉄道ファンの方も多いと思うので、観光のパートはなるべくテンポよく記述していきます。

▼前回の記事は以下のリンクからご覧ください!

watakawa.hatenablog.com

 

 

5日目 2020年11月1日(日)

さて、最終日の朝は岐阜県のJR高山駅近くにある「スーパーホテル飛騨・高山」の朝食バイキングからスタートです。

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朝から豪華

コロナ禍においても、最近はバイキング方式に戻すホテルが増えてきたなという印象です。大変ありがたい話です。

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高山の街並み保存地区

ホテルをチェックアウトしたら、乗車予定の列車まで少し時間があるので高山市内を散策してみました。朝早くにも関わらず観光街は多くの人で賑わっていて、驚きを隠しきれません。

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飛騨牛のお寿司

先ほどホテルの朝食を食べたばかりなんですが、つい欲望に負けて「飛騨牛寿司3貫セット」を買ってしまいました…(笑)。お値段何と1,300円飛騨牛そのものの価値の高さに加えて、観光地価格もあるのでしょう。GoToトラベルの地域共通クーポンが使えるとのことで、昨晩スーパーホテル飛騨・高山でのチェックイン時に受け取ったクーポンをここで利用しました。

「肉寿司なんて邪道だ!」とかいう方もいらっしゃるかもしれないんですけど、いや一度これを召し上がっていただきたい。本当に美味すぎます。あくまでも観光客向けですが、貴重な経験として一度食べてみることをオススメします。ちなみに3種類はそれぞれ別の味で、単品でも販売されていました。

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木の温もりを感じる高山駅

それでは短い時間でしたが、高山を離れ、途中下車しながら名古屋方面へと向かっていきます。

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ひだ6号に乗車

今回乗車するのは、高山9:38発の特急〔ひだ6号〕名古屋行です。時刻表上では富山始発の列車ですが、高山での増結分が先にホームに入線しているので、早いうちから乗車することができます。

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高山本線で活躍する「キハ85系

今回は高山から下呂まで1時間弱の乗車なので、自由席を利用します。ちなみにこれは繰り返しになりますが、立山黒部アルペンきっぷは高山本線の飛騨古川~岐阜駅間も後戻りしない限り途中下車自由で、特急自由席は追加料金不要で何度でも利用可能なので、このように高山や下呂で途中下車をするプランが組めるのです。

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ガラガラの自由席

高山始発となる増結分の編成については、自由席が先頭1号車となります。「ワイドビュー」の名に恥じない眺め抜群の先頭展望席が自由席となるのでここは争奪戦となることが多いのですが、今回は運良く前面展望をゲットすることができました!

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高山駅を出ると線路が1本に集約される

9:38になり、列車は富山からの編成を連結して定刻通り高山を出発。私が下車する下呂まではノンストップとなります。1号車自由席は階段から遠いこともあってか、高山を出発する時点では前面展望どころか車内が本当にガラガラでした。おそらく自由席を狙う人は9号車(富山からの編成)に集中しているか、そもそも列車全体的にこの朝の時間帯は需要がそこまで高くないのかもしれません。

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色づき始めた車窓

前面展望からは、沿線の色づく木々を大迫力で眺めることができます! 紅葉と呼ぶにはまだ少し早そうですが、それでも感動の景色です。

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禅昌寺で行き違い

下呂の一つ手前、禅昌寺では行き違いのためにしばらく運転停車。単線の路線ですが、本線の名にふさわしく特急同士がすれ違います。

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下呂駅に到着!

10:27に下呂へと到着。ここで列車を降りることとします。わずかな時間でしたが前面展望を存分に楽しむことができました。

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下呂

下呂は高山と同様に、飛騨路観光の拠点の一つとして知られており、「下呂温泉」は全国的にも有名かと思います。今回は温泉はもちろんのこと、下呂の温泉街をぶらつきながらグルメや観光も楽しんでいきたいと思います!

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下呂温泉

下呂駅から温泉街までは少し離れていて、駅のそばの地下道を通り、駅の反対側に出て飛騨川に架かる下呂大橋を渡ると本格的な温泉街へとたどり着きます。週末ということで、当然ながら多くの人でごった返していますね。

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クアガーデン露天風呂

まずは何といっても温泉から! ということで、下呂大橋を渡り右に曲がって少し歩いたところにある「クアガーデン露天風呂」へ。ここは日帰りの温泉施設で、館内はやや古めでレトロですが若年層も結構多いです。今までいろんな温泉施設を利用してきましたが、場所によっては周りがおじさんだらけということもありますよね。その中で20代の私は場違い感が出てしまうことがあるのですが、ここならばその心配もないと思います。

名前の通り洗い場+露天風呂のみで、内湯はありません。程よく差し込む太陽の光が心地よく、いつまででも入っていられそうな気がしてしまいます。のぼせないようにしましょうね(笑)。

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温泉博物館

温泉から上がったら、すぐ近くにある「温泉博物館」もオススメ。その名の通り全国でも珍しい「温泉に特化した博物館」で、かなり専門的な内容まで紹介されています。また入館者が無料で楽しめる「歩行浴」というのもあり、足湯しつつ歩いたりするのだそうで。お湯はぬるめのところとめちゃくちゃ熱いところがあります。

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下呂の食べ歩きグルメ

その後は温泉街を散策しながら、いろいろ食べ歩きグルメを楽しみます。先ほど高山で飛騨牛にぎり寿司を食べましたが、下呂周辺でも飛騨牛グルメを出しているお店が数多くありますので、こちらでは飛騨牛まん」(480円)下呂プリン(シャインマスカット)」(500円)温泉饅頭(160円)の3品を購入。どれもかなり観光地価格な感は否めませんが、そうした意味も込めての体験価値ですから、ここで出し渋ってはもったいないかなと思います。特に下呂プリンは長蛇の列ができていて、まるで東京の原宿に国内初出店を果たした人気スイーツ店かのような様相を呈しておりましたので、訪れる際は時間に余裕をもってお越しください。

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最後はひだ10号に乗車

それでは下呂観光はこの辺りにして、いよいよ立山黒部アルペンきっぷ最後の列車となります!

最後は下呂13:19発の特急〔ひだ10号〕名古屋行高山本線方面の特急で1度だけ無料で指定席をつけることができるので、その1回はここで使いました。

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キハ85系で締めくくり

高山方面からゆっくりと入線するキハ85系下呂での停車時間はわずかなので、急いで乗り込みます。

13:19に定刻通り下呂を出発です。下呂を出ると飛騨金山、白川口、美濃太田、鵜沼、岐阜、尾張一宮へと停車して終点の名古屋に至ります。下呂にはすべての特急が停車しますが、列車によっては下呂美濃太田駅間ノンストップや尾張一宮通過ということもあるので、今回乗車しているひだ10号はかなり停車駅が多い部類に入りそうです。

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自由席もふかふか

3号車指定席の乗車率は半分程度で、大混雑するであろう夕方の列車と比べれば混み具合はかなりマシかと思います。シニア層が目立ちましたが、団体か何かでしょうか。いや団体ツアーで自由席というのは流石にないか…(笑)。

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JR東海最長片道切符の旅を思い出す

途中の鵜沼からは、かつて名鉄線への連絡線があり、かつてはこの鵜沼連絡線を経由してJRではなく名鉄名古屋駅を発着する高山線の特急〔北アルプス〕というのも運行されていました。首都圏で言うなら、小田急線とJR御殿場線を直通する特急〔ふじさん〕のようなものです。

岐阜駅で高山本線区間は終わり、これより先は東海道本線に入ります。岐阜では進行方向が変わりますが、名古屋まではすぐなので誰も座席を転換せずそのまま逆向きで乗車し続けます。

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立山黒部アルペンきっぷの旅完結!

そして15:04、ようやく終点の名古屋に到着です!

ひだ10号の終点であると同時に、名古屋からスタートした立山黒部アルペンきっぷの旅がちょうどここで完結となりました。

5日間というと私にとってはかなりの長旅でもあるのですが、その期間の長さに恥じない充実した旅だったと思います。立山黒部アルペンルート各所での絶景はもちろんのこと、木曽路の宿場めぐりや北陸のご当地グルメ、果ては飛騨路の温泉まで、普通なら数回にわけて行うような旅行を一気にまとめてできてしまうというのがこのきっぷの凄さではないでしょうか。

2021年は立山黒部アルペンルートが50周年ということで、さらに賑わいを見せるようです。コロナ禍でなかなか大々的に旅行をしづらいと感じる人もいると思いますが、各々が可能なタイミングで是非一度このきっぷを使い、中部地方の魅力を存分に味わってもらえたらと思います!

この5日間の行程表も掲載しておきますので、みなさんもぜひ参考になさってください。なお時刻は変更されている場合がありますので、最新の情報にご注意ください。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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東京駅から横浜駅まで「路線バスだけ」を乗り継いで移動してみた! 時間はどれくらいかかる?

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みなさんこんにちは! わたかわです。

突然ですが、東京駅から横浜駅へ移動する時、みなさんなら何を利用しますか?

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JRを利用する人が多いでしょう

多くの人は、鉄道を利用するはずです。当たり前です。特に東海道線ならば東京~横浜駅間は約25分間で移動できますから、非常に便利です。

しかし私はふと思いました。

「東京~横浜を路線バスで移動してみたら、一体どれくらい時間がかかるのか?」

東京~横浜駅間は東海道線だと28.8km離れており、鉄道網の発達した首都圏、それも中心部では一般的に路線バスで移動するような距離ではありません。当然ながら直通で結ぶ路線バスもありません。しかし路線バス網自体はとても発達しているはずですから、何本か乗り継げば理論上東京駅から横浜駅へも移動できるはずです。

というわけで、実際に移動してみることにしました。なお緊急事態宣言下ではありますが、適切な感染予防対策を実施した上で検証を行っておりますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

2021年1月26日(火)

さて、今回の検証のスタート地点である東京駅にやってきました。

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東京駅から路線バスに乗るのは初めての経験

既にJR・私鉄・地下鉄網が発達した東京23区内で路線バスに乗るという経験はなかなかしたことがありませんが、当然のように東京都内には路線バスのネットワークも複雑に構築されています。今回は丸の内駅舎側から出る路線バスを利用していきますが、そもそもこんな東京駅の目の前から路線バスが出ていること自体、あまり知られていなさそうな気がします。高速バスの場合は多くが八重洲口や鍛冶橋駐車場からとなりますもんね。

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まずは東急バスに乗車

まず1本目は、東京駅丸の内南口13:28発の東急バス【東98系統】等々力操車所行です。東急電鉄鉄道路線は東京駅には乗り入れていませんが、路線バスなら乗り入れているということで、まずはこのバスに乗車して途中の「魚籃坂下」まで移動していきます。

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丸の内駅舎を横目に発車していく優越感(?)

平日の真昼間ということで特に混んでいるわけでもなく、数名程度が乗車して定刻通り東京駅丸の内南口を出発。丸の内駅舎を車窓に眺めながらの路線バスの旅というのはまた新感覚で、とても新鮮です。

運賃は220円均一で、乗車時に支払います。

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JRの高架線の脇を走る

バスはまずJRの高架線に沿って南方向へと走り、東京国際フォーラムの前を通って皇居側に出ます。東京駅を出てまず最初の停留所名が「東京国際フォーラム」ということで、いかにも東京らしさを感じるバス停にのっけから驚かされます。

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東京のど真ん中をバスで抜けていく不思議な感覚

その後は日比谷公園の東側を通り、日比谷通りから国会通りへ、そして経済産業省の前をかすめて虎ノ門ヒルズ方面へと走っていきます。窓の外に見える景色が「ザ・東京」と呼ぶにふさわしい建物ばかりで、見ていて飽きません。

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これ以上ないくらいわかりやすいバス停

そしてバスは東京タワーや慶応義塾大前を経由して、白金方面へと向かっていきます。東京タワーというと鉄道ファンの私は「大門駅」が最寄であるという認識ですが、実は東京駅から東京タワーまでこの路線バスを利用すれば乗り換えなしで来れるというわけですね。このように目的地によっては、路線バスの方がスムーズな場所もあるということのようです。

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魚籃坂下に到着!

そしてバスは定刻通り、13:57に魚籃坂へと到着。東京駅丸の内南口を出てから約30分程度かかりました。東海道線ならこの時点で既に横浜駅に到着しているくらいの時間ですから、既に所要時間では完敗ですが根気強く路線バスを乗り継いでいきます。

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魚籃坂

魚籃坂下は「ぎょらんざかした」と読みます。その名の通り、「魚籃坂」という坂を下りきったところにあるためこのような地名がついています。地下鉄の駅でいうと東京メトロ南北線都営三田線の「白金高輪駅」がすぐ近くにあり、高級住宅地もそう遠くないと思われます。

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2本目は都営バス

それでは続いて2本目、魚籃坂下14:07発の都営バス【反96系統】五反田駅へと乗車していきます。魚籃坂下では先ほどのバスと異なる位置に停車するため、一度交差点を渡って少し坂を下る必要がありますが、東京駅からの1本目のバスが定刻通り到着したので余裕をもって乗り継ぐことができました。ほぼ定刻通りに発車しましたが、車内は混雑していて先ほどの1本目とはかなり異なる様子です。運賃は210円均一で、やはり前払いとなります。

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高輪ゲートウェイも見える

このバスは五反田駅行ということで、終点まで乗車していきます。車窓には昨年開業した新駅「高輪ゲートウェイ駅」も見えました。遠くからですが、やはり異様な雰囲気を放っています。

「品川駅高輪口」でほとんどの乗客が下車。わずかに乗車もありましたが、車内の混雑率はかなり低下しました。

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品川駅~五反田駅はショートカット

品川駅を過ぎると大きく西向きに進路を変え、御殿山方面へと進んでいきます。山手線だと大きくUの字に回り込む印象ですが、それよりは若干ショートカットルートとなるため、品川駅から五反田駅へはあっという間です。

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五反田駅に到着!

14:25に終点の五反田駅へと到着! バスの降車場はJRの駅入口目の前で、JRへの乗り継ぎにも便利そうです。

既に東京駅を出てからここまで約1時間が経過しています。東京駅から五反田駅まで1時間かけてやってくる人もそうそういないでしょうね。

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またまた東急バスに乗車

ここまではまださほど疲れを感じることはありませんが、五反田駅では間髪置かずに次の路線バスへと乗り継いでいくことになります。先ほどの都営バス降車場からそのまま前方に進み、続いては五反田駅14:36発の東急バス【反01】川崎駅ラゾーナ広場行に乗車します。五反田から川崎まで直通するという東急バス屈指の長距離路線で、これに全区間乗車していくことになります。

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東急バス【反01】の運賃は少し複雑

このバスは東京都と神奈川県を跨ぐため、かなり運賃のシステムが複雑です。今回は全区間乗り通すので263円を支払いますが、一部区間のみで完結する場合は210円または220円の運賃が適用されます。なお、運賃は乗車時に前払いで支払うのみなので、乗車時に運転士さんに降車するバス停を告げた上でICカードを読み取り機にタッチします。いわば「信用乗車」のようなシステムです。

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都営浅草線の真上を走る

バスは定刻通り五反田駅を出発し、国道1号線を走っていきます。ちょうどこの区間は真下を都営浅草線が走っており、地下鉄駅の入口がちょくちょく車窓に現れます。都営浅草線高輪台西馬込駅間で国道1号線の真下を走ることになり、ちょうどその延長線上でまさに今乗車しているバスがさらに南へと走る形になります。

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多摩川大橋を渡り神奈川県へ

東急池上線東急多摩川線の線路の下を立て続けにくぐったら、いよいよ多摩川大橋を越えて東京都大田区から神奈川県川崎市へと入っていきます。横浜在住の私は多摩川を渡る手段といえば東海道線横須賀線東急東横線京急線あたりが多いのですが、バスで越えるのは何とも不思議な感覚です。

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ラゾーナ広場に到着!

川崎市内をしばらく走り、ようやく終点の川崎駅ラゾーナ広場に到着。所定15:26着ですが、3分ほど早着しました。それにしても五反田駅から川崎駅まで所要時間約50分というのは、東京・神奈川のバスとしてはかなり長距離の部類に入るでしょう。

川崎駅前には「ラゾーナ川崎」という大型商業施設が鎮座しており、今回到着したバス停はちょうどJR川崎駅とラゾーナ川崎に挟まれた位置にあります。続いて乗車するバスは「川崎駅ラゾーナ広場」ではなく「川崎駅西口」のバスロータリーから出発するため、数分程度歩いて乗り継ぎます。駅前に2つ大きなバスロータリーが並ぶのは少し珍しい気がします。

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最後は横浜市営バス

さて、4本目にして最後のバスは、この川崎駅西口15:38発の横浜市営バス【7系統】横浜駅前行です。川崎~横浜も、東海道線ならわずか1駅、10分もかからない距離ですが、路線バスなら立派な1つの系統になってしまうんですね。運賃は220円均一、前払いです。

既に東京駅を出てから2時間以上が経過しており、そろそろ疲労も感じるようになってきました。東海道線なら東京~横浜駅間を2往復できるくらいの時間が経過しています(誰もそんなことはしないですが)。

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東部病院敷地内をぐるっと一周する

バスはかなり混雑した状態で定刻通り川崎駅西口を出発し、すぐに国道1号線へと入ります。鶴見川を渡ってすぐのところにある「済生会横浜市東部病院」の敷地内へと入り、いったん建物をぐるっと一周します。「下末吉公園口」と「東部病院」の2つのバス停がこの病院敷地内にあるようです。

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JR・京急と並走

その後バスは比較的空いた状態で国道1号線を進み、子安を過ぎた辺りで再び線路と並走します。ちょうど横浜線が合流してくる位置とも近いので、手前にJR各線、その奥に京急が見えてきたらまもなく横浜駅となります。彼方にはみなとみらい地区のランドマークタワーも見えてきました。

東神奈川駅を過ぎ、青木橋を渡って線路の東側へと入ります。

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ついに横浜駅へと到着!

そして16:29、ついに終点の横浜駅に到着しました!

東京駅を出てから3時間、運賃は合計913円となりました。東海道線なら所要時間25分、運賃は480円ですから、路線バスだと時間は約7倍、運賃は約2倍もかかることになります。 おまけに3回もの乗り換えが必要な上、運行バス事業者は東急・都営・横浜市営の3事業者を利用するためフリーパスもうまく使えず、どうやっても東京~横浜駅間での移動に関して路線バスにメリットを見出すことは難しそうです。

ただ謎の達成感を味わうことができましたので、興味がある方は一度試してみてください!

 

最後に今回の乗り継ぎをまとめて掲載しておきます。

実際にはこれ以外にも東京駅→横浜駅を乗り継げるルートはいくつもあると思いますので、気になる方は是非調べてみてください。

東京駅丸の内南口13:28発→魚籃坂下13:57着
東急バス【東98】等々力操車所行(220円)

魚籃坂下14:07発→五反田駅14:25着
都営バス【反96】五反田駅行(210円)

五反田駅14:36発→川崎駅ラゾーナ広場15:26着
東急バス【反01】川崎駅ラゾーナ広場行(263円)

川崎駅西口15:38発→横浜駅前16:29着
横浜市営バス【7】横浜駅前行(220円)

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今回の乗り継ぎルート

 

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高岡&氷見をめぐる! あいの風・氷見線・ぶりかにバスで行く富山県西部の旅【2020-10立山黒部アルペンきっぷ6】

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・みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は2020年10月の「立山黒部アルペンきっぷの旅」4日目の様子をご紹介します。

4日目は、アルペンきっぷのルートを少し外れて、高岡・氷見方面に出かけてきました!

前回の旅の様子は以下のリンクからご覧ください。

watakawa.hatenablog.com

 

4日目 2020年10月31日(土)

さて、旅はいよいよ4日目に突入です。ホテルリブマックス富山をチェックアウトし、富山駅へと向かいます。

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「あいの風とやま鉄道」の富山駅

旅の3日目に富山地方鉄道電鉄富山駅へとやってきているので、この先の立山黒部アルペンきっぷのルートとしてはJR高山本線で高山方面に向かうこととなります。しかしせっかく富山県にやってきたということで、今回は少しルートを外れて県西部の高岡・氷見エリアも観光していこうと思います!

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一応JRも乗り入れているが…

というわけで、まずは富山から高岡に向けて「あいの風とやま鉄道」を利用していきます。2015年の北陸新幹線開業に伴い並行在来線が経営分離されましたが、その際にJR北陸本線富山県区間に関してはこの「あいの風とやま鉄道」という第三セクターが発足し事業を引き継ぐこととなりました。そのため富山駅の在来線ホームに関してはこの”あいの風とやま鉄道”が管轄を行っているのですが、一方で富山駅から南にのびるJR西日本高山本線もこの在来線ホームを使用しているため、「あいの風のホームにJR車両が入線する」というなかなかカオスな状態となっています。

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開放的な富山駅在来線ホーム

駅構内の案内サイン等はすべてあいの風のデザインになっており、北海道の旭川駅を彷彿とさせる開放的な構造が特徴的です。もっとも、この高架ホームは新幹線開業後に供用開始したものなので、かつての特急〔はくたか〕〔北越〕や日本海縦貫線の長距離列車がこのホームに発着したことはないのですが、しかしそれでも有効長がわりかし長めに取られている印象です。

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あいの風の主力車両「521系

それでは、1番線に停車中の富山9:01発 普通 高岡行に乗車していきます。いかにもJR西日本の雰囲気が漂う車両ですが、それもそのはず、この521系というのはまさにJR西日本北陸エリアで活躍する車両と同形式のものということで、この車両は形式がそのままに、所属はあいの風になっているようです。

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四捨五入して新快速

車内は転換クロスシートが並び、アーバンネットワークの新快速車両を思わせます。おそらく設計自体は非常によく似ているのではないでしょうか。こんなところでつかの間の大阪気分を味わえるとは思いませんでした。

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高岡まではわずか18分

発車時刻が近づくにつれ車内はほぼ満席に。平日の通勤通学時間は終わっている頃でしょうから、これほど混雑するとは思いませんでしたが、私は早めに座席を確保していたのでちゃんと座れました。

9:01になり、定刻通り富山を出発。2両編成の普通列車がゆっくりと動き出します。

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複線で乗り心地もいい

富山を出ると呉羽、小杉、越中大門と停車して終点の高岡に至ります。この2都市間はあまり離れておらず、富山~高岡駅間はわずか18.8km。新幹線の新高岡駅もありますが、新幹線など使うまでもありません。今はローカル鉄道的な立ち位置ですが、そうはいっても元北陸本線ということでずっと複線で線形もよく、乗り心地が良いのを感じます。

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屋根は古いが駅名標は新しい

そして9:19に終点の高岡駅へと到着! あいの風とやま鉄道のほか、JR西日本城端線氷見線も乗り入れる県西部のターミナル駅となっています。

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高岡は今も地上駅

新幹線の新高岡駅はこの高岡駅から離れた場所にあるため、こちらは今も地上駅のままとなっていてJR時代の光景がそのまま残されています。とにかく長いホーム、そして中線もたくさんあり、貨物列車も通過できるようになっているのでしょう。今回は見つけられませんでしたが、もしかしたらホーム上にかつての在来線特急の乗車位置案内の名残もあったりするのかもしれません。

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近代的な駅舎

高岡駅の外に出てみると、駅舎はシンプルかつ近代的なデザインです。少し見づらいですが駅名の横には「あいの風とやま鉄道線」「JR線」「万葉線」と書かれています。はて万葉線とは…?

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万葉線乗り場

万葉線とは、高岡市内で運行されている路面電車のことで、高岡駅の1階から発車していきます。県庁所在地でもないのに路面電車があるというのは何とも驚きですが、それだけこの高岡という街が発展しているということでしょう。

高岡では少し時間を取っているので、いろいろと観光していきます。

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富山のLRT車両にも似ている

程なくすると、列車が入線。高岡駅9:45発の越ノ潟行です。路面電車とはいいますが実際にはかなり近代的な乗り物という風に見えます。

万葉線は日中毎時4本の運行なので、地方都市の公共交通としてはかなり安定的に本数が確保されている方ではないでしょうか。

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明るい車内

定刻通り高岡駅を出発。駅前のバスロータリーを横目に、道路の真ん中へと進んでいきます。

万葉線路面電車なのでこまめに停留場がありますが、終点の越ノ潟まで乗り通すと所要時間は何と約50分もかかるなかなかの長距離路線で、均一運賃ではなく区間によって運賃が異なります。今回私は高岡駅から2つ目の「片原町」という停留場で下車したので、運賃は200円。全区間通しで乗ると400円です。ICカードは利用できません。

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路上の青い部分がホーム

片原町停留場は路上のど真ん中にあり、ホームが造れないくらい狭いので地面がただ青く塗られているだけという何とも衝撃的な構造をしています。看板は道路を挟んで反対側の歩道にあるので、青い部分で長時間待つというのではなく歩道側で待ち、列車が接近してきたら安全を確認して青い部分へ渡るのがよいのではないでしょうか。

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山町筋(土蔵造りの街並み)

高岡の魅力といえば、何といってもこの「土蔵造りの街並み」です。片原町停留場から歩いてすぐの”山町筋”という通りには、明治後期の大火の後に建築された土蔵造りの建物が並んでおり、趣ある街並みを形成しています。

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土蔵造りのまち資料館

その一角には、「土蔵造りのまち資料館」があります。入館料300円で、土蔵造りの工法や高岡の歴史をじっくり知ることができます。朝早くだったこともあり最初はお客さんが私一人だけだったので、施設の方に一つひとつ丁寧に解説していただきながら楽しむことができました。

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高岡大佛

また、その近くには高岡のシンボルでもある「高岡大佛」があります。奈良・鎌倉と並び日本三大仏の一つに数えられるということで、近くで見るとなかなかの迫力です。高岡は銅器の街でもあるということで、その技術を結集して造られました。

先ほど少しだけ万葉線に乗車しましたが、実は高岡駅から山町筋までも十分徒歩圏内であるほか、他にも高岡市内には国宝の瑞龍寺や千本格子の家並みで知られる金屋町、さらには高岡古城公園等、本当に魅力的な見どころがたくさんあります。丸一日かけてじっくり楽しめる町だと思いますから、お時間ある方は是非行かれてみてください。

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氷見線に乗車していきます

それでは高岡駅に戻り、続いては氷見線に乗車して日本海側の氷見へと向かっていきます!

ちょうどたまたま城端線では観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」の運行日だったようで、そちらに乗るべきか迷いましたが、今回は氷見線普通列車に乗車していきます。

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真っ赤なキハ40系が停車中

ホームに降りると、真っ赤なキハ40系気動車が停車中! 高岡11:12発の氷見線 氷見行です。今どき全国各地、地方の非電化ローカル線でも次第に新型気動車が導入され始めている中ですが、ここ氷見線では今でも国鉄気動車の旅を味わえます。

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貴重なボックスシート

車内はふかふかの昔懐かしいボックスシートが並びます! いやぁ~今どきこの手のボックスシートは、首都圏にはほとんどないですからね。この手の車両に乗れるのはめちゃくちゃテンションあがります。

その後列車はほぼ満席の状態で、定刻通り11:12に高岡を出発。乗客のほとんどは鉄道ファンというわけでもなさそうな観光客で、2人以上で旅行している人が多かったですね。やはり週末は県内屈指の観光路線と化すようです。

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あいの風の地紋に「西日本会社線」の文字

列車は高岡を出ると越中中川、能町…の順に各駅に停車しながら、氷見まで約30分間で結びます。ICカードは利用できないので高岡駅できっぷを購入しましたが、何と驚くべきことにJR区間のみの利用にも関わらず「あいの風」の地紋で印刷されているのです。

これは簡単な話で、高岡駅自体がJRではなく「あいの風」の管轄なのでしょう。運賃自体はJRのものが適用されていますが、券面には(あいの風とやま鉄道)の文字と「西日本会社線」の文字が併記されています。何とも不思議なきっぷを手にしました。

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背後にアルプスの山並みがうっすら見える!

越中国分を過ぎると、車窓右手側には日本海が見えてきました! 見渡す限りの青い空、その向こうにはアルプスの山並みも見えます。

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雨晴海岸ぎりぎりを走る

列車は景勝地の雨晴海岸に沿って、本当にギリギリのところを走っていきます。いやぁ目の前に広がる日本海は迫力満点! 本当に今回は晴れてよかったです。コロナ対策というのもあって窓を開けて走行していて、若干寒いですがさらに気動車の旅が盛り上がります。やはり鈍行ローカル線の旅はこうでなくっちゃ。

雨晴駅前の踏切にはものすごい数の観光客が押し寄せていましたが、今回は雨晴では降りずに終点の氷見まで乗り通します。

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終点の氷見に到着!

そして11:40に終点の氷見駅へと到着! 列車は折り返し高岡行としての運用に入ります。

氷見では少しの時間滞在してグルメや温泉を満喫していきますが、その拠点となる「ひみ番屋街」は氷見駅から少し離れているので、バスで移動していきます。

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ひみ番屋街へはバスで移動

こちらの緑色のバス、行先にはしっかり「ひみ番屋街」と表示されています。発車時刻は11:48ということで列車との接続を取っているみたいです。先ほどの列車の乗客の多くがこちらのバスに乗り継ぎます。

運賃は何とたったの100円。路線バスというよりはシャトルバス的な感覚があります。12分ほどでひみ番屋街に到着です!

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ひみ番屋街に到着!

ここは「氷見漁港場外市場」であると同時に「道の駅氷見」でもあるようで、新鮮な海の幸を買ったり食べたりできるというわけです。目の前には広大な駐車場があり、主に自動車での来訪が想定されているようでした。週末ということで駐車場はほぼ満車に見えます。GoToトラベルの効果もあるのでしょう。

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番屋海鮮丼(2,200円)

たくさんお店がある中で、今回は「魚のレストラン 番屋亭」にて「番屋海鮮丼」(2,200円)を注文。カンパチ・赤鯛・鮪・サーモン・いくら・鰆・蛸・帆立・甘海老と豪華9種類の海の幸がのった贅沢な海鮮丼です!! なかなかこれだけたくさんの海鮮が一度に味わえる海鮮丼もそう多くはない気がします。さらに蟹の味噌汁も付け合わせでついており、これまた蟹の旨みがあふれ出ていて本当に美味しい! 2,200円というとランチにしては少し奮発のように感じるかもしれませんが、十分それに見合った味だと思います!

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氷見温泉郷 総湯

お腹いっぱいになった後は、「氷見温泉郷 総湯」であったまりたいと思います!

こちらはひみ番屋街のすぐ隣にある日帰り温泉施設で、大人の入館料は650円となっています。ただしLINE公式アカウントを友達追加すると何と初回限りで入館料が無料になるのです! これはなかなか太っ腹ですよね。私ももれなく友達追加して、無料で入ってきました。

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露天風呂(氷見温泉郷総湯公式HPより引用)

お風呂のレパートリーもとっても豊富で、数分浸かるだけでポカポカと温まるナトリウム泉から広々とした露天風呂まであり、これほど充実した施設が無料で楽しめるのはかなり驚きです。氷見に行かれた際は是非こちらも立ち寄ってみてください!

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氷見の漁港を一望

入浴後はまだ少し時間があったので、ひみ番屋街の目の前にある「比美乃江公園」へ。広大な芝生のど真ん中には無料の展望台もあり、南側を見ると氷見の漁港を一望できます。

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山に囲まれた氷見の市街地

また、西側には氷見市街地も広がります。遠くの方には山々が連なっているのも見え、山に囲まれた地であることも容易に想像できます。繰り返しになりますが、本当に天気に恵まれたのが何よりでした!

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ぶりかにバスを待つ

それではひみ番屋街へと戻り、ここからは一気に富山市内まで戻りたいと思います!

ここまであいの風とやま鉄道とJR氷見線、そして100円のバスを乗り継いでやってきましたが、実はひみ番屋街と富山駅を直通で結ぶ「富山ぶりかにバス」という定期観光バスがあるのです!

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富山ぶりかにバスが到着!

ひみ番屋街のメインエントランス付近で待っていると、大型観光バスがやってきました! こちらが地鉄バスの運行するひみ番屋街14:00発〔富山ぶりかにバス〕富山駅前行です。大型車両ですが事前の予約等は必要なく、パッと路線バス感覚で乗ることができます。ひみ番屋街~富山駅前間の運賃は1,020円です。

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座席はロングシートと比べればだいぶ快適

さっそく乗り込みます。もちろん大型観光バスですから、座席は鈍行列車のロングシートと比べるとだいぶ旅行者向けといった様子です。しかしひみ番屋街を出発する時点での利用者は自分を含めおよそ5人程度。週末なのでもっと混むと思っていたのですが、やはりひみ番屋街に来る人の多くはマイカーやレンタカーで、という方が多いのでしょう。

14:00になり、定刻通りひみ番屋街を出発。これより途中、氷見漁港前、本町(クロスベイ新湊)、川の駅新湊、新湊きっときと市場、海王丸パークと停車して、富山駅前へと至ります。

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今度は左手に雨晴海岸

このバスの車内からも、少しの間ですが雨晴海岸の絶景を眺めることができます。今後は左手前方にアルプスの山々がそびえることになります。しばらくすると道路が線路よりも内陸に入ってしまうので、ひみ番屋街を出てから15分経過後あたりが狙い目です!

程なくしてバスは、小矢部川を越えて射水市へと入ります。新湊エリアでもいくつかの観光スポットへと停車しながら、14:40に新湊きっときと市場へと到着。ここでは5分間の休憩停車となり、乗客もバスを一時降車することができます。

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新湊きっときと市場

新湊きっときと市場はひみ番屋街と同様に新鮮な海の幸を販売したり実際に味わえたりする場外市場のような場所ですが、さすがに5分の停車時間では何もできないのでまたの機会の楽しみにとっておきたいと思います。

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海王丸新湊大橋

その後は海王丸を望みながら新湊大橋を渡り、富山駅へと向かっていきます。富山市街地へ入っていくにつれて少し渋滞が激しくなり、最終的には定刻より10分ほど遅れましたが、15:34頃に終点の富山駅前へと戻ってきました。

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富山市役所

富山駅からはようやく「立山黒部アルペンきっぷ」のルートを再開することになりますが、次に乗車する列車までまだ少し時間があるので、駅から少し路面電車に乗り富山市役所へとやってきました。

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富山市内を一望!

こちらには何と無料の展望台があり、富山市内を一望できるのです! いやぁこれは凄くないですかね。こうしてみてみるとやはり富山市中心部はかなりビルやらなにやらが林立している印象で、県庁所在地としてしっかりとした規模の都市であることがよくわかります。

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北陸新幹線が見える

東側を見ると、北陸新幹線E7系もはっきりと見えます。こうして建物が密集している中をゆっくりと新幹線が走り抜けているのを見ると、やはりこの富山という街に新幹線は来るべくして来たと強く実感しますし、出来てよかったなと思います。鉄道ファンの中には、並行在来線問題等の理由から新幹線開業を頑なに嫌う人もいるようですが、この2日間富山県を東から西へ満喫してみて、やっぱり富山県の今ほどの賑わいは北陸新幹線開業なくしては成しえなかったのだろうと思います。

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さらば富山!

それではいよいよ、たっぷり味わい尽くした富山県を後にします。いやぁ楽しかった! また来ます!

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肩身の狭い高山本線

さて、ここから乗車するのはJR高山本線の特急ひだ号です。主に名古屋~高山駅間を結ぶ特急ひだ号ですが、一部の列車はさらに北へと乗り入れ、この富山までやってきます。今回は本日の最終目的地である高山まで乗車していきます。

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富山出発時点では3両編成

切り欠き式のホームへ向かうと、そこには3両編成のキハ85系が停車中。これが富山17:14発の特急〔ひだ20号〕名古屋行です。先頭から順に8号車が指定席、9号車が自由席、10号車がグリーン車となります。わずか3両編成にも関わらずグリーン車を組み込んでいるというのが驚きです。

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薄いグレーのモケット

今回は9号車の自由席を利用します。薄いグレーのモケットで、とにかくふっかふかです!

発車時刻よりだいぶ早くに着席したので座席は選びたい放題でしたが、最終的には自由席だと窓側の半分程度が埋まるくらいの乗車率で富山を定刻通り出発。空気輸送というほどではありませんが、どちらかといえば空いていて快適に過ごせる印象です。

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猪谷からはJR東海

富山を出ると、越中八尾、猪谷、飛騨古川、高山の順に停車していきます。猪谷を境にJR西日本からJR東海区間へと突入していきます。もうすっかり日も暮れて、窓の外は真っ暗です。

立山黒部アルペンきっぷでは、高山本線の飛騨古川~岐阜駅間も途中下車自由となります。飛騨古川に停車した後は、いよいよ高山が近づいてきました。

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高山からは一気に乗車

18:40、ついに高山駅へと到着。ここから物凄い数の人が乗車してきます。というのもこの特急ひだ20号は、どうやら名古屋行の最終の特急にあたるようで、夜まで飛騨地方に滞在した人はこの列車で名古屋方面へ帰るのだとか。ここまで3両編成で走ってきましたが、この高山で前方に1~4号車を連結して合計7両編成での運行となります。ただし高山からの増結編成にはグリーン車は組み込まれていないようです。

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高山には初上陸

初上陸となる飛騨地方、そしてもちろんこの高山駅にも初めてやってきました。高山駅舎がえらいスタイリッシュで、東京のど真ん中にありそうな私立大学のキャンパスのような風貌をしておりますが、そんなことはさておきもう夜なので観光はまた翌日に回すとして、今夜は高山で宿泊します。

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スーパーホテル飛騨・高山

今回宿泊したのは駅から歩いてすぐのところにある「スーパーホテル飛騨・高山」。週末の利用でしたが、GoToトラベル適用・1泊朝食付で4,030円でした。もちろんここに地域共通クーポンも1枚付与されますから、かなりリーズナブルといえそうです。

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まさかのロフトベッド付き

部屋に入ってみると、何と驚くべきことにロフトベッドがついていました。こんなのはなかなか見ないので、たまにはこのロフトベッドを使って寝てみようかとも思ったのですが、ロフトベッドのベッドメイクはセルフサービスということで面倒くさくなって諦めました(笑)。

そしてまだ夕食を食べていなかったので、改めて夕食を食べに出かけることにします。高山といえば飛騨牛ですが、ブランド牛ですから本格的なお店に行くと1回の食事で英世さんや樋口さんが何枚飛んでいくかわかりません。さすがにそこまで敷居が高いお店に入る勇気はなく、駅前の「七色食堂」さんに入りました。

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飛騨牛定食(1,950円)

ここは個人経営の大衆食堂的な雰囲気で、地元の方も多く利用されていそうなところなのですが、観光客に向けた飛騨牛のメニューもいくつかあります。今回私は「飛騨牛定食」(1,950円)を注文しました。

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とにかくやわらかい!

まぁ写真を見れば説明不要という気もしますが、とにかくお肉がやわらかいんですよ! タレにつけても美味しいのですが、お肉には既に味がついていますので何もつけずに食べて十分美味しかったです。高級飛騨牛専門店へ行かずとも、こんなお手頃価格で飛騨牛をたっぷり味わえるのなら大満足です!

 

というわけで、今回は主に高岡・氷見についてご紹介してまいりました!

一度の記事でかなり多くの情報を詰め込もうとするのでかなり長くなってしまいましたが、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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青春18きっぷで行く! 真夏の北総エリア周遊の旅

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は、今から半年前の2020年8月に青春18きっぷを利用して千葉県北総エリア周遊の旅をしてきた様子をご紹介します。

「何で半年もたってから今さら記事にするんや」という声があるかもしれませんが、逆に真冬の寒い今の時期だからこそ、真夏の旅の様子を記事でお楽しみいただいて、暖を取っていただければと思います(笑)。

 

2020年8月21日(金)

ギラギラと強い日射しが照り付ける、朝の東京駅丸の内駅舎の前にやってきました。

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東京駅で集合

今回は大学の後輩2人と、この東京駅丸の内駅舎の前で待ち合わせ。3人揃ったところで一緒に有人改札へと向かい、18きっぷに3人分の入鋏を受けて「北総の旅」がスタートです!

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まずは総武線快速に乗車

まず東京駅から乗車するのは、7:45発の総武線快速 千葉行です。平日の朝ですが、東京駅から乗車する分には下り方面となるので満員電車というほどでもなく、車端部のボックスシートを確保しました。

定刻通り東京駅を出発し、馬喰町、新日本橋錦糸町…と停車していきます。みんなでおしゃべりしながら乗車していたため写真がなくて恐縮なのですが、幕張の辺りでは今度いよいよ運行開始する新型車両E131系も一瞬チラッと見え、幸先の良いスタートです。

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房総のターミナルで乗り換え

8:24に列車は終点の千葉駅へと到着。

千葉駅は総武本線外房線内房線等各方面へ向かう普通列車の始発駅となっていますが、今回は北総の旅ということでまず銚子へと向かうため、総武本線の列車に乗り換えます。

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かなり横に長い発車標

かなり横に長い7番線の発車標を確認し、8:39発の総武本線 銚子行に乗車していくことにします。ちなみにその下にはわずか7分後に逆方向の横須賀線へと直通する大船行もあるようで、千葉駅ではかなりいろんな方面への列車が区別なく同じホームを使用しているようですね。

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房総の主力車両209系

程なくして、209系が6両編成で入線。現在千葉県内の広いエリアで普通列車の主力車両として活躍していますが、近いうちにE131系への置き換えが進むものと思われます。

無事に乗り込み、座席を確保して定刻通り8:39に千葉駅を出発。総武本線を経由して佐倉、八街、成東、旭方面へと進んでいきます。

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お手軽に楽しめる田園風景

千葉駅を出てすぐの都賀や四街道あたりは都心方面からの快速も乗り入れる区間なので民家や建物が立ち並びますが、佐倉で成田線と分かれ成東方面へと進み、八日市場の辺りまで来るとご覧のような田園風景が広がります。今回は大回り乗車ではないですが、この区間東京近郊区間に含まれているので大回り乗車でもお手軽にこのような田園風景を楽しめるのが千葉のローカル区間の魅力という気がします。

途中これといって大きな長時間停車もなく、列車は順調に進んで松岸で成田線と再び合流。そして千葉から1時間半ほどで10:15に終点の銚子へと到着です。

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JRでは終点となる

銚子駅総武本線成田線の両方の列車の終点となる駅(所属は総武本線)で、東京駅からは総武本線経由で特急〔しおさい〕が2時間に1本程度乗り入れます。実は2014年の夏、私が生まれて初めて青春18きっぷで旅をした際にもこの銚子駅にやってきたのでとても思い出深い駅なのですが、駅舎が当時と今とではだいぶ変わっています。

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差は歴然

上が2014年夏の訪問時、下が今回(2020年夏)の訪問時の銚子駅舎の様子。見事に生まれ変わってますね。新駅舎は2018年に完成したということで、実は2019年に訪問した際も一度見てはいるのですが、改めて見てやはりシンプルでカッコいいなと思いました。

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「銚子セレクト市場」は非常にオススメしたい

次の列車まで1時間ほどあるので、銚子駅周辺を散策していきます。私はこれまでに何度も銚子を訪れていて、僭越ながら人よりもやや銚子に思い入れの強い人間なのですが、そんな私がオススメしたいのがこの「銚子セレクト市場」。銚子駅からまっすぐ歩いて数分のところにある道の駅です。銚子の名産品やらお土産を幅広く取り扱っているので、ここに来ればまず間違いありません。

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醤油の街ならでは

ここに来たら是非とも食べていただきたいのが、こちらの「醤油ソフト」(324円)銚子市は醤油が名産品の一つとなっていて、その醤油をお手軽に味わえます。そのお味はというと、甘さとしょっぱさが絶妙にマッチしていてとても美味しいです! 食感も不通のソフトクリームとは少し異なっていて、何だか独特。まだ午前中ですがかなり暑かったので、こういう冷たいスイーツは本当に美味しいですわ。

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日本一の流域面積を誇る利根川

美味しいソフトクリームを食べたあとは、利根川周辺を散策します。銚子セレクト市場をさらに北へ進むとすぐに利根川が流れており、川の対岸は茨城県神栖市となります。ちょうどこの銚子市神栖市の辺りが河口付近となっているためだいぶ下流域で、湖かと思うくらい川幅が広く、対岸の建物は米粒のように小さいです。利根川信濃川に次いで日本で第2位の長さを誇る川ですが、流域面積でいえば日本で一番大きな川となるようです。

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銚子電鉄はどこ…?

さて、銚子に来たら是非とも乗っておきたいのがローカル私鉄「銚子電鉄」。銚子~外川駅間6.4kmを結ぶ路線で、すべての駅が銚子市内にあります。

起点となる駅がまさにこの銚子駅ですから、銚子電鉄の改札口を探そう…とするのですが、見つかりません。券売機もありません。実は銚子駅にはJR東日本の改札口・券売機しかなく、JRと銚電は改札内エリアを共有しているため、銚子電鉄に乗車する場合はその旨を有人改札で伝え、乗車券類を何も買わずに入場するのです

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改札の中に駅舎がある

階段を渡ってJRのホームを移動し、しばらく歩くと銚子電鉄の乗り場にたどり着きます。不思議なデザインの待合スペースがありますが、いわばこれが「銚子電鉄銚子駅舎」ともいえるかもしれません。つまり、改札内に駅舎がある、何とも不思議な構造の駅なのです。

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2両編成の古い車両

しばらくすると、列車が入線してきました。赤褐色とクリーム色の2色で塗られた何とも古そうな車両で、どこの鉄道会社のお古かさえ想像もつきませんが、この銚子11:15発 外川行に乗り込みます。

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犬吠埼温泉号」らしい

銚子電鉄は一部を除きほぼすべての列車が銚子~外川駅間をひたすら折り返す運用で、全長6.4kmと短いながら8つの途中駅があります。実は私はこれまでにも何度か銚子電鉄に乗車したことがありまして、途中駅もいくつか利用したことがあるのですが、今回は一気に終点の外川の一つ手前の犬吠まで乗りたいと思います。

発車前に、車掌さんが車内を巡回し、きっぷを売ります。今回我々は1日フリー乗車券(700円)を購入。ちなみに銚子~外川駅間の片道普通運賃は350円なので、1往復するとちょうど元が取れる計算になります。

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目まぐるしく変化する車窓

列車は銚子を出発し、醬油工場の目の前を通りながら仲ノ町、観音…と進んでいきます。車内にまで醤油の香りが流れ込んできて、全身で銚子を感じながら住宅街の中を㎡抜けていきます。

ほどなくするとあっという間に車窓はのどかな景色が広がり、短い区間ながら景色がどんどん変化していくのを感じます。

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車端部に鎮座するチーバくん

平日の日中ということで観光客がとりわけ多いわけでもなく、車内は比較的空いていました。オールロングシートではありますが、扉が両開きでなく片開きというのが何とも趣あります。よーく見ると運転室のすぐ後ろの座席に赤い物体が鎮座しているのが見えると思いますが、あれが千葉県のゆるキャラチーバくん」ですね(笑)。見つけたら是非一緒に写真でも撮ってみてはいかがでしょうか。

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犬吠に到着!

20分ほど乗車し、11:35に犬吠駅へと到着。銚子電鉄では各駅にネーミングライツを導入しており、ユニークな駅名が特徴ですが、この犬吠駅の場合は「OTS犬吠埼温泉」だそうで。副駅名の方が何かよさげな感じがしますね(笑)。

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西洋風のデザインが特徴的な犬吠駅

ネーミングライツからもわかる通り、この犬吠駅犬吠埼への最寄り駅ということで、観光の拠点ともなっています。犬吠埼は「日本で一番早く初日の出が見られる場所」としても有名で、毎年1月1日の明け方にはこの駅が大勢の人で賑わい、駅前広場ではイベントが開催されたり多数の露店が設営されたりしてお祭り騒ぎとなります。

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銚子電鉄に投資!

犬吠駅にはお土産売場も併設されているので、銚子電鉄が発売する「ぬれ煎餅」と「バナナ車掌のバナナカステラ」を買っていきました。経営難に苦しむ銚子電鉄では古くから製菓事業に取り組んでおり、その代表ともいえる「ぬれ煎餅」は銚子電鉄の売上全体の約8割を占めるとも言われています。たい焼きに端を発し、副業として始めた製菓事業ですが、今では逆に鉄道事業が”副業”となっているようです。

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海が見えてきた!

犬吠駅からしばらく歩いていると、海が見えてきました! 駅周辺から犬吠埼にかけては温泉ホテルも多く、”犬吠埼温泉”として銚子の一大温泉地となっています。

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犬吠埼のランドマーク

犬吠埼にやってきたら、まずオススメはこちらの「犬吠埼灯台」。犬吠埼に来るのは今回で3回目だったのですが、実は犬吠埼灯台に上るのは初めてです。「参観寄付金」として入場料は300円で、犬吠埼の絶景を一望できます。

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彼方にあるのはハワイ…?

遮るものが何もない、真っ青な空と海。関東最東端のこの地から、広大な太平洋を一望できます。めちゃくちゃ天気が良いのでハワイが見えるかと思いましたが見えませんでした(見えるわけない)。

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君ヶ浜あたりかな

ちなみに太平洋側だけでなくて海岸線の景色も本当に美しく、ちょうど君ヶ浜の海岸線も一望できます。例年なら海水浴客で賑わうのでしょうが、静かな夏を迎えていました。

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新鮮な海の幸を食べたい!

犬吠埼には、新鮮な海の幸が味わえるレストランも連なっています。ちょうどお昼どきということで、ここでご飯を食べることにしました。今回はこちらの「なぎさや」さんに入店。

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さざえのつぼ焼きとお刺身の豪華なセット!

かなりいろいろあり悩みましたが、「さしみ貝焼き御前 さざえつぼ焼きセット」(1,990円)を注文。さざえののつぼ焼きとお刺身が味わえる豪華なセットです!

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美味しくないわけがない

大きなさざえをまるごと網に乗せ、ぐつぐつと焼いていきます。いい感じになってきたらお皿に移し、身の部分を取り出していただきます! いやぁ~美味すぎる!! 食べ応えがあります。もちろんお刺身の味と鮮度も確かで、身も心も大満足です!

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童心に帰って遊んでみた

食後はしばらく時間があったので、犬吠埼周辺の岩場で遊んでみます。ごつごつとした岩場はその景色のよさもさることながら、童心に帰って遊ぶことができ、幼少期に訪れた城ケ島の岩場を思い出しました。

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緑のトンネルから電車が接近

さて、犬吠駅に戻って旅を続けます。ここから終点の外川まで、わずか1駅だけですが銚子電鉄に乗車します。歩けなくもない距離ですが、炎天下の中ですし、フリーパスも持っているので。犬吠13:32発の外川行が接近してきました。

早速乗り込み、2分ほどの乗車であっという間に終点の外川へと到着。

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銚子電鉄の終点!

「外川」と書いて「とかわ」と読むのでやや難読駅名のような気もします。外川駅は1面1線の棒線駅で、基本的に銚子方面からやってきた列車がそのまま折り返しの運用に入るようになっています。

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開業からまもなく100年!

外川駅舎は何と1923年の開業時からずっと使い続けられていて、レトロどころではない本格的な文化財レベルに貴重な駅舎なのではないかという気がします。これまで数々の映画やドラマ等のロケ地としても使われており、開業からまもなく100年を迎えるということになります。

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今も現役の運賃表や時刻表

駅舎内にもレトロな品々がたくさんあり、時刻表やら運賃表やらは随時書き換えながら長年使われているようで今も現役です。こういうのって普通は博物館に置いてあるようなやつですよね…! 「令和」の文字とのギャップもたまりません。

また、駅構内の留置線には「デハ801形」が保存されており、通常は無料で車内を見学することもできるようです。現在はコロナの影響で外から眺めるだけですが、それでもかなり貴重そうです。

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少しだけ顔のデザインが先ほどと異なる

外川滞在はわずか7分間とあっという間でしたが、折り返し外川13:41発の銚子行に乗り込んで一気に銚子駅まで戻ることにします。先ほど乗ってきたのとは逆側が先頭車両になりまして、こちらはいちょうの葉のようなデザインになっています。

定刻通り外川を出発し、犬吠、君ヶ浜…と来た道を戻ります。何度も言うように決して長い路線ではなく、駅の間隔も短いので、工夫すればバスでも代替できそうなものですが、鉄道にこだわるというのは、銚子電鉄から地元への恩返しの思いという風に以前社長から直々にお話を伺ったことがあります。これまで脱線事故や横領事件等で幾多の経営危機に見舞われた銚子電鉄ですが、その度に日頃銚子電鉄を利用する地元の方々に助けていただいた恩を返すため、とお話しされていました。

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「佐原回り」の千葉行(成田線

列車は14:00に終点の銚子駅へと到着。そのまま同じホームの島で、銚子14:05発の成田線 千葉行へと乗り換え、青春18きっぷの旅を再開していきます。

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千葉県内のJR運行系統図(Wikipediaより引用)

先ほども述べたように、銚子駅には総武本線成田線の2路線が乗り入れますが、どちらも向かう先は千葉駅となっています。すなわち佐倉駅から、銚子の一つ隣にある松岸駅までの間が2ルートに分かれているということで、朝は総武本線経由でしたが今度は成田線へと乗車していきます。

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車両前面の傷が気になる

それでは、209系6両編成に乗り込み、定刻通り銚子駅を出発。太陽の光に照らされて、車両前面の幕のあたりの傷が気になりますが、やはりこの車両ももうかなり使い古されているといったところでしょうか。元京浜東北線ですもんね。

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成田線の景色もよい

松岸で総武本線と分かれ、こちらは椎柴、下総豊里、下総橘…と利根川に沿って進んでいきます。とはいえ川までは距離があるので車窓から利根川が見える瞬間はあまりないのですが、それにしても本当に天気にも恵まれ、こちらものどかな田園風景が続きます。暖かい日射しが差し込む車内で、お昼も食べたばかりでお腹いっぱいで、そりゃ眠くならないわけがないですわ。

香取駅からは鹿島線が合流。そして14:51に佐原駅へと到着します。ここで途中下車をすることにしました。

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小江戸の玄関口

しばしば「佐倉」と「佐原」を混同する方もいますが、こちら佐原は成田線鹿島線が乗り入れる駅となっています。一つ隣の香取から鹿島線が分岐していきますが、全列車がこの佐原まで乗り入れてきて、駅の規模としては香取駅よりもこちらの佐原駅の方が大きいようです。しかし市の名前は「香取市」だそうで…なんだかわけがわかりません(笑)。

この佐原といえば、小江戸の風情ある街並みが楽しめる北総随一の観光スポットの一つともなっています。2015年までは東京から特急〔あやめ〕が佐原を通って鹿島神宮まで定期運行されていましたが、現在はこの佐原に乗り入れる定期特急列車はありません。ただ観光シーズンになると新宿~佐原駅間で臨時特急が設定されることもあり、多くの人で賑わうのでしょう。

佐原駅から小江戸の街並みまでは少し距離があり離れているのですが、せっかくなので歩いて向かってみることにします。炎天下ということでやむを得ずマスクを外して歩く場面もありましたが、その際はしっかり間隔を取って歩くこととし、必要以上の会話もしないようにして感染対策を徹底しておりますのでご安心を。

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小江戸さわらの街並み

十数分ほど歩き、利根川の支流である小野川へと到着。この川の両岸に柳の木が並ぶ景色こそ、小江戸さわらの街並みです。川沿いには風情ある建物が立ち並び、何となく歩いているだけでも楽しいです。

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伊能忠敬記念館

そしてこの佐原にゆかりの深い偉人といえば、日本で初めて精度の高い日本地図を作成した伊能忠敬です。こちらの伊能忠敬記念館(入館料500円)は館内もかなり混んでいて、やはり夏の暑い日はこういう屋内の観光施設が混むのかと頷けました。展示品の一つひとつも非常に興味深かったのですが、残念ながら館内は撮影禁止ということで、気になる方は是非足を運んでみてください!

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続いては成田へ

佐原の散策もほどほどに、駅へと戻ってまいりました。続いては佐原15:56発の成田線 千葉行へと乗車し、成田へと向かいます!

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今度は4両編成

今度は209系の4両編成ということで、夕方に差し掛かり車内は帰宅する高校生でかなり混雑しています。なんで混雑する時間帯に限って短い編成なんだ…?(笑)とは思いつつも列車に揺られ、続いては30分ほど乗車して16:27に成田駅へと到着。ここで下車します。

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3方向に分岐するターミナル

この成田駅は、佐倉方面からやってきた成田線が銚子・成田空港・我孫子の3方向へと分かれることでも有名です。成田という地名を聞くと空港を連想する方も多いでしょうが、成田駅から成田空港まではかなり距離がありますので、成田駅から空港が見えたりはしません。

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成田駅

今回成田で下車したのは、「成田山新勝寺」を訪れるため。初詣の時等はものすごい人出になることでも有名です。JRの成田駅からはやや離れており、バスを利用して行くことも可能ですが、新勝寺までの参道も趣があり楽しめるので今回は歩いていくことにします。

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新勝寺までは下り坂が続く

参道の途中には、ご飯屋さんや土産物屋さん、その他さまざまなお店が立ち並びます。特徴的なのは、新勝寺に向かって下り坂になっている点。通常お寺は山の上にあるため、参道はお寺に向かって上り坂となっていることが多い印象ですが、ここはお寺に向かって下り坂が続きます。もちろん最後は上り坂となるのですが、歩きながら「御寺から遠ざかっているのでは?」と少々心配になりました(笑)。

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新勝寺総門

坂を下りきると、成田山新勝寺の入口である「総門」に到着。何だかやけに豪華絢爛な門構えですよね。

さっそく入っていきます。

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人がいない

階段を上りきると本殿があります。いやぁ立派ですが、しかし人がいない。平日だからというのもそうでしょうが、それにしてもこんなに全然人の姿がないことがあるでしょうか。やはりコロナの影響もあるのかなと思います。資料画像ではないですからね(笑)。

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国鉄…!?

参拝を終え、再び成田駅へと戻ります。よく見ると、参道沿いの看板に「国鉄」の文字がありました! もう30年以上ここに立てられているんですね…凄いです。

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我孫子支線に乗車!

成田駅からは引き続き成田線に乗車しますが、今度は進路を変えて我孫子方面へと向かっていきます! 成田17:16発の成田線 上野行に乗車。我孫子より先は常磐線に直通する電車で、実は成田から上野というのは京成だけでなく国鉄…もといJRでも1本で行けるのです。

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常磐線でおなじみE231系

車両は常磐線快速電車でもおなじみのE231系が使用されます。グリーン車を組み込まない10両編成ですから、かなり過剰な輸送力にも見えます。

ガラガラのオールロングシートに座り、定刻通り成田駅を出発。我孫子までは途中大きな駅もなく、単調な道のりとなります。成田線でありながらこの区間には青と黄色の209系が乗り入れることはないので、先ほどまでの銚子からの列車と同じ路線名という感じはあまりしませんね。

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「われそんし」じゃないよ

17:57に我孫子駅へと到着。この先も列車は上野へ向けて走りますが、我々はここで下車します。

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唐揚げそばぁぁぁぁぁぁ

それでは今回の北総の旅の締めくくりに、我孫子の名物唐揚げそば」(420円)をいただきます! 「唐揚げ」とは名ばかりで、実際に出てくるのはこちらの大きなチキンステーキ。1個あたり160円で追加もできますが、私はデフォルトの1個で限界です(笑)。大食いの方だと2個3個とのせる方もいらっしゃるようですが、本当に凄いなぁ…と思います。コンビニのホットスナックのチキンがこれより一回り小さいサイズで1個180円もすると思うと、ボリュームの割にかなりコスパはいいと思います。

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いざ帰京

最後は我孫子18:26発の常磐線 品川行に乗車。東京駅には19:04に戻ってきたところで、今回の旅は終了です!

 

今回は18きっぷの旅としてはややお手軽なルートでしたが、そういう意味でも千葉県は18きっぷ初心者にとってかなりオススメですので是非出かけてみてください!

 

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高速バス「はまなす号」&路線バスで日本最北端の地・宗谷岬へ!

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は、札幌から稚内まで北都交通の高速バス「はまなす号」に乗車して日本最北端の宗谷岬に行ってきたので、その様子をご紹介していきます!

 

2020年10月14日(水)

おはようございます。現在、北海道札幌市にやってきています。

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大通バスセンター

これより、札幌から稚内まで高速バスにて移動していきます。まずは高速バスの乗車地となる「大通バスセンター」へとやってきました。時刻はまだ朝7時過ぎということで、辺りにあまり人もおらず、静かな朝を迎えています。

大通バスセンターは、大通公園の東側にある高速バスのターミナルなのですが、外から見てもただのオフィスビルにしか見えず、近づかないと「大通バスセンター」という文字が見えません。初見ではなかなかわかりづらいかもしれません。

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稚内根室中標津・枝幸方面のバスが発着するらしい

バスセンターの中に入ると、乗車券うりばがあります。私は既にインターネットで予約済みですが、予約完了メールを見せて乗車券と引き換える必要があるため窓口に向かいます。

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ざっくりすぎるバスセンターの経路図

乗車券を片手に、乗車口へと向かいます。運賃は6,200円で、JRの特急が11,000円程度であるのと比べると5000円ほど安いようです。乗車日時は指定されていますが座席は指定されないので、早い者勝ちとなります。

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だいぶ前もって入線

そして待っていると、バスがやってきました。この大通バスセンターが始発地点で、10分以上前もって入線してきます。大きな荷物は運転士さんにお願いして、下の荷物棚に入れることができます。

それでは早速乗り込みます!

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独立3列シート

座席は独立3列シートで左右にはゆとりがありますが、前後の間隔はまずまずといったところ。地上波が放送される大きなテレビのモニターもあり、これにはなかなか驚きました。トイレも完備しています。また座席にはレッグレスト・リクライニングも完備しているほか、ヘッドホンも無料で備わっています。JRの特急にもリクライニングやトイレはありますが、高速バスの方が設備の面では少し豪華かもしれません。

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いよいよ発車!

そうこうしているうちに発車時刻となり、バスは定刻通り7:40に大通バスセンターを出発。現在自分がいるのは紛れもなく札幌の市街地なわけですが、ここからこのバスに乗り続けて本当に稚内へ行けるのかというのが俄かには信じられない気持ちでいます。

乗車率は7割ほどで、言うほど空気輸送でもありませんでした。もしかしたらコロナの影響で減便されているからというのもあるかもしれません。

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札幌ICより道央道に入る

バスはまず札幌の市街地をしばらく走った後、札幌ICより道央自動車道に入ります。JR函館本線白石駅よりも少し北側にあり、札幌市内で見るとだいぶ郊外といった様子です。

道央自動車道は概ねJR函館本線と並行するように伸びているので、このバスもその通りに進んでいきます。

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既に北海道らしさを感じる風景

江別、岩見沢の辺りを北東方向に進んでいきますが、基本的に車窓は何もない風景が続いています。札幌からそう遠くない場所でもこれほどまでに北海道らしい景色を感じられるのが驚きです。まさに函館本線で札幌~旭川駅間を移動する際に見える景色と似ていると思います。

札幌を出てから1時間余り、8:51に砂川SAへと到着。少し早い気もしますが、ここで1回目の休憩となります。

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日本最北のSA

この砂川SA、何と日本最北端のSAだそうなんです。「何でこんな道央エリアにあるSAが日本最北端なの!?」と思うかもしれませんが、実はこの先進む道北エリアには有料道路もほとんどなく、SAがないということでこのようになっているようなんです。すなわち高速バスといえばほとんどの区間で高速道路を利用するものだと思っていましたが、この先は一般道が多くなる…という現実を知って今から恐れおののいています(笑)。

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他のバスはあまりない?

ささっとトイレ休憩を済ませ、バスへと戻ります。駐車場には他に車はあまりなく、朝早いということもあってかがらんとしていました。

9:03、砂川SAを出発。引き続き道央自動車道を進んでいきます。

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空が広い!

9:16頃、バスは深川JCT道央自動車道から深川留萌自動車道へと入りました。この先はちょうどJR留萌本線と似たようなルートで留萌方面へと進んでいきます。ここも一応高速道路のようなのですが、途中にSA・PAはなく、またそこまで高規格な道路という感じもしません。

広大な畑とぽつりぽつりと建つ民家。東京ではまず見られない雄大な景色の中を進んでいきます。

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留萌より先はいよいよ一般道

留萌ICにて深川留萌道を降りた後は、いよいよ長い一般道の区間となります。これより先、留萌~稚内は旧国鉄羽幌線と似たようなルートを通り、左に海を望みながら国道239号線を進んでいくことになります。留萌を過ぎると海が見えてきますが、時を同じくして雨が降り始めました。

留萌より先は、小平、鬼鹿、苫前…と、ところどころで文明の発達した市街地(失礼)が広がりますが、国道とはいえ基本的には田舎の村の海岸沿いの一本道です。集落以外は単調な風景が続きます。

バスの車内のテレビは、ここまでほぼ順調に視聴できていたのですが、国道239号線に入るとうまく電波が届かなくなるのか、映らない時間が多くなりました。

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サンセットはぼろ

札幌を出てから3時間10分、10:50に羽幌町の「サンセットプラザはぼろ」に到着。ここで2度目にして最後の休憩となります。

こちらは温泉ホテルに道の駅を併設した施設で、羽幌町の市街地中心部にあります。かつての国鉄羽幌駅が近ければ見に行ってみようかとも思ったのですが、少し離れているようだったのでやめておきました(頑張れば行けたのかもしれませんが)。

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少しばかりのお土産コーナー

サンセットプラザはぼろの館内に入ると、フロントの脇に少しばかりのお土産コーナーがありました。高速バスの休憩地点として利用する上ではトイレをお借りするのみですが、併設された温泉に日帰り入浴もできるみたいなので、時間がある時は是非は行ってみたいですね!

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縦列駐車する2台のバスに注意

お手洗いを済ませてバスに戻ろうとすると…ここで要注意。何と同じようなバスが2台、縦列駐車しています。これは前方に停車するのが「稚内発札幌行」、そして後方に停車するのが私の乗ってきた「札幌発稚内行」であり、両者がこの羽幌でちょうど同じ時間帯に停車するようなダイヤになっています。乗り間違えるとせっかく3時間かけてやってきた道のりがなかったことになり、自動的に振り出しに戻るためよく行先を確認して乗り込みましょう。

そして15分間の休憩を経て、11:05に羽幌を出発。ここからは稚内市内までノンストップとなります。

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急な大雨

羽幌の停車中は何とか持ちこたえていた天候ですが、羽幌を出発するやいなや急に横殴りの大雨が降ってきました。バスに乗っているだけの私としては正直雨が降ろうとも乗り心地に違いはないのですが、いかんせん運転士さんは大変でしょう。羽幌はかなり大きな市街地ですが、そこを出ればまたすぐに何もない海岸沿いの国道をひたすら道なりに走り続けるのみですから、今回のように雨風の影響ももろに受けることになります。このような横殴りの大雨であれば極寒の宗谷岬へ行くことはかなり厳しい状況となりそうな気がしますが、果たしてどうでしょうか…。

初山別や遠別といった日本海側の小さな市街地を抜けていきます。窓の外を見ているとちょっと建物が増えてきて、また一つ町に着いたのかと思ってGoogleマップを見てみると、どこかの小さな町や村の市街地であるといった様子です。

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雨がやんだ!

そして天塩の市街地に入るころには、気づけば雨がやんでいました! 空にはまだ雲が多い状態ではありますが、何とか稚内の手前でやんでくれたのが何よりの安心です。

天塩より先も沿岸部を走る道はありますが、ここで内陸へ入りバスは幌延方面へと向かいます。幌延から豊富にかけては、わずかではありますが高規格の道路「幌延バイパス」がありますので、そちらを経由した方が早いということのようです。幌延IC~豊富北IC間の全区間を利用しましたが、走行時間はわずか20分程度でした。

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牧場…的な?

いよいよここまでくれば、稚内はあとわずか、車窓に目をやると、牛が放し飼いにされています。何だかヨーロッパにでも来たような異国の雰囲気で、まるで同じ日本とは思えません(良い意味で)。先ほどからずっとですが、初めて見るような景色の連続です。

そして札幌を出てから5時間20分、13:00頃についに稚内の市街地へと突入しました! これより先は市内の国道沿いのバス停で降車可能となっており、「潮見が丘中学校前」を皮切りに「朝日2丁目」「萩見5丁目」…と、路線バスと同じ感覚で降車可能となります。各座席には降車ボタンが取り付けられているので、途中のバス停で降りたい場合は路線バスと同じように降車ボタンを押して知らせると停車してくれます。

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潮見5丁目(北海道稚内市)で下車

13:06、途中のバス停である「潮見5丁目」に到着。この先稚内駅までは乗車せず、私はここで下車します。というのも、日本最北端の地である宗谷岬はここからさらに路線バスに乗り換える必要があり、稚内駅前~潮見5丁目間は路線バスと高速バスが重複するルートを通るのですが、稚内駅前まで乗車してしまうと宗谷岬方面へと向かう路線バスに間に合わないためです。

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潮見5丁目にはバス乗車券類の発売所もある

潮見5丁目はどうやらこの辺りではやや大きめのバス停のようで、広いロータリーの傍らには乗車券発売所を併設した待合所まで設けられています。

この後この潮見5丁目バス停からは、13:31に発車する路線バスに乗車することになるのですが、それまでの25分間ここで暇していても仕方ないので、ここから歩いてすぐの場所に向かいお昼ご飯を食べることにしました。

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ただのマック…?

それがこちら、マクドナルドです。

何だお前、はるばる北海道、それも稚内までやってきてマックかよ!? 海鮮とか食えよ!

…という声が聞こえてきそうなのですが、実はこのマック、ただのマックじゃないんです。

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モニュメントも設置されている

そう、何とこちらは「日本最北端のマック」なのです!

潮見5丁目バス停からも程近い「マクドナルド 40号稚内」は、正真正銘日本最北端に位置するマクドナルド店舗。稚内駅などはこれよりも少し北側にありますが、そちらの方に行ってもマックはないそうです。駐車場には「日本最北端店舗」のモニュメントまで設置されています。

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チキチーの味は変わらない

いつも地元のマックで注文するのと何ら変わらないチキチーのセット(500円)を注文。やはり味は変わりません。こんな日本の果てみたいな場所でも、近所と同じハンバーガーを味わえるというのはある意味とても感動ですよ。

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左側に海を望みながら進む

食後は急いでバス停へと戻り、潮見5丁目13:31発の宗谷バス 中頓別行に乗車。乗客は10人程度で、遠方からの旅行客が大半を占めるようでした。

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稚内宗谷岬はかなり離れている

稚内の市街地と宗谷岬というのは実はかなり離れていて、潮見5丁目バス停からだと約40分程度かかります。ひたすらに宗谷湾を左手に見ながら進んでいきます。途中にもたくさんのバス停がありますがどこも乗降はほとんどなく、富磯では時間調整で少し長めに停車していました。

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次がいよいよ日本最北端

そして車内のモニターには「宗谷岬」が表示されます。観光客に向けて、「日本最北端の地~」という案内放送もなされるほか、運転士さんからは稚内駅方面への帰りのバスの発車時刻もありました。

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ほぼ全員が宗谷岬で下車

14:10 宗谷岬へと到着。ほとんどの人がここでバスを降りました。

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遂にやってきた「日本の果て」

札幌の大通バスセンターを出てから6時間半、ついにようやく「日本最北端の地」北海道・宗谷岬へとたどり着きました! 紛れもなく「日本の果て」と呼ぶにふさわしい場所でしょう。

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岬のすぐ近くにある土産物店

とにかく風が強く、体感温度が非常に低いです。足元相当踏ん張って立っていないと体がもってかれるような感覚で、土産物店に設置された温度計では10℃を示していますが体感としては気温1桁くらいかと思います。明らかに東京よりも、そして札幌よりも寒いです。まだ10月だというのに…。正直完全に宗谷岬を舐めてました(笑)。

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うっすらと樺太が見える

かなり雲の多いどんよりとした天候ではありますが、幸い雨は降らず何とか持ちこたえてくれました。宗谷岬まで来るともう樺太がかなり近い位置にあるようで、曇り空でも対岸に確かに陸地があるのが確認できました。まさか人生のうちで樺太を見ることができる日が来るとは…!

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平日だが観光客もちらほら

高台へ上ってきました。平日とはいえちらほら観光客はいて、人の気配がないわけではないという意味では”最果て感”がやや薄れるところではありますが、しかし大半の人は岬や土産物店周辺をうろうろするだけで、この高台に上って来ればほぼ人はいません。

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バスの本数は極めて少ない

宗谷岬周辺を一通りぶらついたところで、帰りのバスを待ちたいと思います。時刻表を見てみると何と1日わずか4便。これから乗る14:55発が終バスとなるようです。外で待っていると凍えそうになるので、待合室の中で待ちます。

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音威子府方面から来たバスらしい

そしてようやくバスがやってきました。一気に10人くらいが乗り込みます。実はこのバスはどうやら音威子府から国鉄天北線と似たルートではるばるやってきているようで、最後の最後にこの宗谷岬からかなりのお客さんが乗り込むということになりました。

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日本最北端の駅

約1時間走り、15:53に稚内駅前へと到着! 宗谷本線の終点となる駅で、札幌からの特急〔宗谷〕1日1往復と旭川からの特急〔サロベツ〕1日2往復が乗り入れます。言わずもがなですが、ここが日本最北端の駅となります。

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1日わずか7本のみ

時刻表を見てみると、この稚内から発車していく列車は特急と鈍行を合わせても1日わずか7本のみ。稚内という地名こそそれなりに全国的にも知名度が高いかもしれませんが、実はその中心である稚内駅は超ローカル駅なんですよね。

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稚内駅に隣接する「キタカラ

稚内駅には商業施設「キタカラ」があります。お土産物屋さんやオシャレなカフェに加え、何と映画館「T-JOY」まであるんです。横浜駅ですら2020年にやっとできた映画館ですが、既にこの稚内駅にはできていたようです。1日7本しか列車が来ない駅なのに、これほどまでに立派な駅ビルがあるのもなかなか珍しいかもしれません。

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1面1線の棒線駅

ホームは1面1線で、到着した列車がそのまま折り返していくのみのワンパターンの運用を取ります。おそらくかつては今ある線路の両側にもさらに線路があり、より柔軟な運用ができていたのでしょうね。柵の向こう側の駐車場が元鉄道用地であったことは想像に難くありません。

この日は稚内に泊まるのですが、まだ少し時間があるので稚内駅周辺を散策してみます。

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ロシア語併記の看板

駅からさらに北へ少し歩いたところには、「北防波堤ドーム」というのがあります。海岸沿いに防波堤がトンネルのように歩道を覆っています。

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稚内桟橋駅跡地

戦前は稚内駅よりもさらに先、この稚内港まで線路が繋がっており、「稚内桟橋駅」という乗降場が設けられてロシア方面の航路と接続を取っていたようですが、現在では記念碑が残るのみとなっています。

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現在は稚内利尻島礼文島のみ

現在ではこの稚内桟橋駅跡地よりも少し南側に稚内のフェリーターミナルがあります。定期航路としては利尻島礼文島方面へのフェリーがありますが、現在ロシア方面への定期航路は休止中とのこと。2019年まで運航されていたコルサコフへの航路が休止しているようです。コロナの影響もあり国外との往来需要が以前にも増してさらに低迷する昨今ですが、この航路が復活する日は来るのでしょうか…?

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THE STAY WAKKANAI

まだ外は明るいですが、もう寒さに耐えきれなくなったので早めに宿へチェックインします。

稚内駅周辺にはホテルや旅館が点在していますが、この日はたまたまどこも満室のようで、稚内駅の目の前にあるゲストハウス「THE STAY WAKKANAI」に宿泊。1泊4,290円で、GoToトラベル事業対象外の施設でしたが個人的に保有していたじゃらんのポイントを1,300ポイント使って2,990円で宿泊しました。

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ゲストハウスなのでドミトリー

ゲストハウスということで、部屋はドミトリーの大部屋となります。まぁ1泊するだけなのでこの設備があれば十分といったところではないでしょうか。16時台のチェックインだったのでまだ誰もいませんでしたが、後にかなり混んできました。

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フリースペース

館内にはフリースペースもあり、飲食や会話・電話は基本的にここで行うことになります。しっかりとWi-Fiが入り、コンセントもあるので作業スペースとしてももってこいでした!

 

というわけで、いろいろと話が逸れましたが、今回は札幌から稚内まで高速バスで移動し、その先路線バスで宗谷岬へ立ち寄る様子をご紹介しました。現在この「はまなす号」はコロナの影響で1日4往復まで減便されていますが、それでもJRの特急が乗り継ぎ便含め1日3往復であるのと比べれば本数が多く使いやすいのかもしれません。鉄道では2007年で廃止となった札幌~稚内間の夜行運転も、バスならまだ設定されています(現在は夜行バス便もコロナで運休中)。詳しくは以下のリンクをご覧ください。

www.hokto.co.jp

一方でバスは走行中、席を立つことができないのである意味で窮屈な感じもするかもしれませんが、鉄道なら自由に歩いたりすることもできるわけです。一長一短かと思いますから、是非用途に合わせた手段を利用してみてください。

 

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今はなき「JR富山港線」の廃線跡を歩いてみた! 跡地はどのように活用されている?【2020-10立山黒部アルペンきっぷ5】

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みなさんこんにちは! わたかわです。

先日の東北での大地震、皆様大丈夫でしたか…?

特に揺れの強かった地域では今も不安な日々が続いていると思います。どうぞお体にお気をつけてお過ごしください。

▼前回の記事は以下のリンクからご覧いただけます。

watakawa.hatenablog.com

 

3日目 2021年10月30日(金)③

さて、宇奈月温泉を1泊2日で楽しんだ後は、いよいよ富山市内へと向かっていきます!

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14:17発に乗車予定

乗車するのは、宇奈月温泉14:17発の電鉄富山。この列車で終点の電鉄富山まで、富山地方鉄道本線を全区間走破することになります。

有人改札の駅なので発車時刻が近づくと改札が開始されます。

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普通列車でも元京阪3000系

ホームに降り、2番線に停車中の2両編成に乗り込みます。使用車両は富山地鉄10030形という車両で、かつて京阪3000系として関西の大量輸送を支えていました。前日に立山から宇奈月温泉まで特急〔アルペン1号〕という有料特急に乗車した時もこの形式の車両で、有料特急も鈍行列車もごちゃまぜで車両運用を行うというのが何ともパンチが効いていてよいものです(笑)。

定刻通り宇奈月温泉を発車し、しばらくは山間部を下っていきます。途中かなり雨が降ってきましたが、新幹線と接続する新黒部駅に着くころにはやんでいました。山の天気は変わりやすいのでしょうか。

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立山連峰を眺めながら西へ進む

スーツケースを抱えたお客さんはみんな一様に新黒部で下車し、列車はいよいよあいの風とやま鉄道と並走する区間に入ります。車窓左手には立山連峰の山並みが見えてきました。前日にちょうどこの山を越えてきたわけですが、改めてちょっと信じられないなと思ってしまいます。

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反対側の車両も気になる

上市駅ではスイッチバックとなるため、お客さんが一斉に立ち上がって座席を転換します。ちょうど反対側のホームには、電鉄富山方面からやってきたと思われる上市どまりの列車が入線してきました。あちらの車両もこれまた古そうで、いつか乗ってみたいなと思います。

立山線が分岐する寺田駅を過ぎ、いよいよ立山黒部アルペンきっぷのフリールートへと戻ってきました。平日夕方の時間帯に差し掛かり、高校生の帰宅時間帯とも重なったようでかなり車内は混雑した状態で、15:53に終点の電鉄富山駅へと到着です!

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これは貴重!

電鉄富山駅のホームの壁には、かつて富山地方鉄道で使われていたと思われるヘッドマークが多数展示されています! フォントのレトロ感や黒ずみ方から、ものによってはかなり古そうです。

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3方向に分岐するターミナル

富山地方鉄道ターミナル駅となっている電鉄富山駅からは、本線・立山線・不二越上滝線の3方向へ線路が伸びています。ちなみに立山線と不二越上滝線は、電鉄富山の一つ隣にある稲荷町で分岐した後、岩峅寺で再び合流します。

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新幹線も開業した富山

電鉄富山駅が隣接するJR・あいの風とやま鉄道の富山駅に出てきました。現在はあいの風とやま鉄道・JR高山本線北陸新幹線が乗り入れる駅となっています。

2015年の北陸新幹線開業前までは、あいの風とやま鉄道が「JR北陸本線」であったことは言うまでもありませんが、実はこの他にもう一つ、かつてこの富山駅に乗り入れるJRの路線がありました。それが「JR富山港線」です。

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富山港線路線図(Wikipediaより引用)

JR富山港線は、かつて富山~岩瀬浜駅間を結んでいたJR西日本鉄道路線です。富山駅を出ると程なくして北陸本線と分かれ、左にカーブを描きながら岩瀬浜方面へと向かっていく路線でした。

富山駅では、新幹線開業に際して既存の在来線ホームも高架化させることとなりましたが、その際に経営状態が著しく悪かった富山港線については高架化における費用対効果が見込めず、路線存続の危機に立たされます。しかし一方で朝夕の通勤通学需要を支えていたという意味で完全なバス転換を行うこともできず、結果的にほぼ同じルートで「LRT」として姿を変えて存続することになりました。

JR富山港線は2006年3月1日付で廃止され、その2か月後の2006年4月29日に「富山ライトレール」として富山駅北~岩瀬浜駅間が開業。奥田中学校前~岩瀬浜駅間は基本的にJR時代と同じ場所にLRTの線路が敷かれ、新たな都市交通のモデルを創り上げました。

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緑が「JR富山港線」、青が「富山ライトレール」(鉄道コムより引用)

一方で富山駅付近ではルートの変更がなされることになりました。JRは先ほども述べた通り北陸本線からだんだん分岐していくような形ですが、一方でLRT富山駅北からまっすぐ道沿いに出発し、より市内中心部を通るようなルートになっています。この富山駅~奥田中学校前駅間が、現在では廃線跡になっているということなので、今回はその廃線探訪をしてみたいと思います!

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富山駅北口

まずは富山駅の南口から北口へと移動します。富山駅は圧倒的に南口の方が栄えており、北口には近年ようやく高層ビルが増えてきたかなという様子です。まだまだ駅前も再開発の途中といった様子ですね。かつてはこの駅前に富山ライトレールの「富山駅北」停留場がありましたが、現在は駅の南側を走る富山地方鉄道市内電車に吸収合併され、相互直通運転が行われ駅直下の「富山駅」停留場に集約されています。

ではここから、あいの風とやま鉄道の高架線を伝って東に歩いていきたいと思います。

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高架橋の下は若干の余裕がある?

高架橋の真下は工事用の資材等が置かれていますが、橋の幅と比べるとやや余裕があるようにも見えます。もしかするとこの余っている幅の分がJR富山港線の線路の分ということなのかもしれません。

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旧富山口駅跡地付近

こちらの写真は、画面奥が富山駅方面となります。川を跨いでだんだんと本線の線路から分岐する辺りには、不自然な更地があります。まさにJR富山港線の線路が敷かれていたと思われるのがここで、しかもこの地点には旧「山口駅」がありました。富山駅からもかなり近い位置ですが周辺にはマンションや民家もあり、駅自体は簡素な造りであったものの地元民を中心に利用者はいたようです。

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右側の駐車場が線路跡

さらに歩くと、ちょうど写真の右側の駐車場がかつての線路跡地ではないかということがわかります。本線から綺麗に分岐するように弧を描いた形の道が何とも違和感です。

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線路がまだ残っている!

そして反対側、岩瀬浜方面に目を向けると、駐車場と駐車場の間に線路が残っていました! 貴金属店の目の前を横切るように道があり、線路との交差地点に踏切があったのでしょうが、その踏切部分の線路が残っているものと思われます。残されている線路の長さは約10メートル程度ですが、JR富山港線が確かにここを走っていた証拠です。

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不自然に細長い駐車場

その線路の先は再び不自然に細長い駐車場となっており、左に緩やかなカーブを描き続けています。廃線跡が駐車場として活用されるのはよくあることですが、特にここはかなり広大な駐車場になっていますね。

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ここには踏切の跡形もない

そこからさらに進み、こちらも踏切になっていたと思われる場所ですがこちらには線路の痕跡など一切ありません。写真の左側が岩瀬浜方面、右側が富山方面で、緑色のフェンスで囲われた雑草エリアから道路を横断して左側の白いアパートのある辺りに線路が敷かれていたものと思われます。白いアパートは明らかに周囲の建物よりも新しいのがわかります。

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月極駐車場から遊歩道に変わる

そしてアパートから続く駐車場としての区画が終わると、どうやらその先は廃線跡が遊歩道になっているようです。隣の道路からクイっとカーブを描き、この遊歩道に入れるようになっています。

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どう見ても単線

遊歩道自体には、かつてここに鉄道が走っていた痕跡は見受けられませんが、おそらくこの遊歩道や川に架かる橋の幅を考えるに、おそらくJR富山港線は単線だったのだろうと思います。鉄道設備の跡もなければ、「ここはかつてJR富山港線でした」的な記念碑やプレート等も特にありません。

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遊歩道からLRTの線路に直結!

そこそこ長い遊歩道を歩くと、遊歩道が終わり、大きな道路にぶつかりました。廃線跡はここまでで、道路の向こうにはLRTの線路と「奥田中学校前」停留場が見えます。JR富山港線時代はここも踏切になっていたのでしょう。

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専用軌道が整備されている

道の反対側に渡ってみると、しっかりとLRTの専用軌道が整備されているのが確認できます。岩瀬浜方面へまっすぐ線路が伸びており、このルートはJR時代の線路と基本的に同じ場所かと思います。

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奥田中学校前停留場

LRTの奥田中学校前停留場は2面2線の対向式ホームとなっており、基本的には”路面電車”なので改札口や駅舎はありません。均一運賃210円となっており、ICカードは現地のもののみ使えます(SuicaPASMOは不可)。

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あっという間に富山駅

そしてあっという間に富山駅へと戻ってきました。ICカードが使えないのはなかなかに面倒なので、元が取れるかどうかに関わらず観光客は一日乗車券を購入するのがいいかもしれません。

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今夜のお宿

そろそろすっかり暗くなってきたので、ホテルへ向かいます。今夜は富山駅から少し歩いた所にある「ホテルリブマックス富山」。全国にチェーン展開する格安ビジネスホテルです。

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安定と信頼のリブマックス

お部屋は決してめちゃくちゃ広いというわけではありませんが、金曜の夜にも関わらずGoToトラベル適用で1泊2,470円。さらに1,000円分の地域共通クーポンが付与されたので、これで今夜の夕食を食べに行くこととします。

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西町 大喜で夕ご飯

やってきたのは、富山駅に併設された「とやマルシェ」内にあるラーメン屋さん「西町 大喜」。ここで、富山のご当地グルメ「ブラックラーメン」をいただきます!

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中華そば(並)+ライス

今回は「中華そば(並)+ライス」(1,000円)を注文。おしながきには「ブラックラーメン」とは書いていませんがブラックラーメン専門店なので「中華そば」がこのブラックラーメンを指します。

「炭水化物に炭水化物を合わせるのかよ!」と思ったかもしれませんが、実はどうやらブラックラーメンはご飯と一緒に食べるのが正しい食べ方のようで。ブラックラーメンというのはめちゃくちゃしょっぱく作ってあるので、このブラックラーメンをいわば”おかず”として、ご飯を食べるのだそうです。スーツさんが以前動画でおっしゃっていたので、その通りに注文しました。

一口食べてみると、ラーメンはやはり非常にしょっぱく、濃い味でご飯が進みます。食べているうちに口の中に味が染みついてくるので、白ご飯がもはや”焼け石に水”状態となるのですが、やみつきになるしょっぱさが何とも美味しく、無事完食いたしました。

ちなみに中華そば単品もありますが、850円ということで地域共通クーポンの額を下回るので、その意味でもライスとのセットがオススメです。ただし炭水化物+炭水化物であることは事実なので、かなりお腹に溜まります。中華そばとライスのセットは「並」と「大」がありますが、よほど大食いでなければ「並」をオススメします。

 

というわけで、今回は2006年に廃線となったJR富山港線廃線跡を歩いてみました。

特に地方等では、今もこのように廃止された路線の跡が残っている場合がありますので、今後も各地の廃線探訪をしていけたらと思います!

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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