2023年3月22日(水)
おはようございます。本日は横浜市旭区にある二俣川駅へとやってきました。
横浜~海老名駅間を結ぶ相鉄本線の途中駅であるほか、ここからいずみ野・湘南台方面へと繋がる相鉄いずみ野線の起点駅ともなっています。
1926年の開業からまもなく100年の節目を迎える二俣川駅。現在1日の乗降客数は約7万人にも上り、旭区民にとっての重要な生活拠点の一つといえます。
二俣川は「免許のまち」でもあります。駅の北側には運転免許センターがあり、運転免許の取得・更新等の際に多くの県民が一度は利用したことのある駅として広く知られています。駅北口から運転免許センターへと続く道は「試験場通り」と呼ばれ、学科試験対策を行う免許教室がいくつも立ち並んでいます。
近年では駅舎および駅周辺のリニューアルが進み、2018年には商業施設「ジョイナステラス二俣川」もオープン。2019年11月の相鉄・JR直通線開業に続き、2023年3月には相鉄・東急直通線も開業し、都心方面への利便性がここ数年で格段に向上したことでも大きな注目を集めています。
改札口は1か所のみで、自動改札機は11台並んでいます。改札内にはファミリーマートもあり、何かと便利です。
今回はそんな二俣川駅での、平日朝ラッシュ時(7:00~8:00)の様子を観察していこうと思います。
これまで小田急の新百合ヶ丘駅、京急の上大岡駅でも同様の観察をしてきましたが、いずれも目を見張るものがありました。さて今回、第3弾となる相鉄・二俣川駅ではどのような光景を目の当たりにすることができるのでしょうか…!?
改めて、二俣川駅の位置とその周辺を確認しておきます。海老名方面からやってきた「相鉄本線」と湘南台方面からやってきた「相鉄いずみ野線」が合流する位置にあるのが二俣川駅で、上り方面に進むと鶴ヶ峰、西谷…と続きます。西谷で横浜方面に向かう相鉄本線のほか、東京都心方面に向かう相鉄新横浜線(JR線直通・東急線直通)に分岐していきます。
2面4線の二俣川駅では、3・4番線が上りホームとなっています。二俣川~西谷駅間は本線の列車といずみ野線の列車、また横浜方面・都心方面に向かう列車が全て走行する線路になりますが、複々線などにはなっておらず、上下1本ずつの線路があるのみです。
7時ちょうどになりましたので、観察開始。まず1本目、3番線より7時00分発の各停 横浜行が発車していきます。こちらは湘南台からの列車で、海老名からやってきた6時59分発 通勤特急 新宿三丁目行(東急東横線直通)との接続を取ります。この先西谷で特急 大宮行(JR埼京線直通)との接続も取り、さらに星川で列車の待避もあるため、二俣川から横浜までは実に27分を要します。
そのすぐ後を追うように、4番線には7時03分発 特急 大宮行(JR埼京線直通)が入線。二俣川では先行の各停にわずかな差で追いつけないものの、この先の西谷でしっかりと対面接続を取ります。
JR埼京線へと直通する列車は特急・各停いずれも緑色で表示されます。羽沢横浜国大から先はJR線へと入り、新宿まで全て「各駅停車」で運行されます。一部の列車は新宿で種別変更を行い「通勤快速」として大宮・川越方面へ直通するものもあり、その種別変化の複雑さも興味深いところです。また、途中の大崎までは10号車(最後部)が女性専用車として運行されています。
なお「大宮行」をはじめとする新宿以北への直通は、基本的に朝ラッシュ時のみの運行となります。昼間では見られない珍しい行先が見られるのも、この時間帯ならではです。
7時03分発の特急 大宮行が発車してまもなく、ホーム上はかなり混雑してきました。この後4番線へ立て続けに入線する横浜行の速達種別の列車を待つ人々の列があっという間に出来上がります。
3本目に姿を現したのは、7時06分発の通勤急行 横浜行です。2019年11月のダイヤ改正より運行を開始した平日朝限定の種別で、全ての列車が横浜行として運行されています。
海老名~西谷駅間は各駅に停車しますが、西谷を出ると終点横浜までノンストップ。瀬谷で7時03分発の特急 大宮行を待避しています。
先ほどまでいたホーム上の乗客のほとんどが、これに乗り込む形となります。その光景はまさに「朝ラッシュ」そのもの。体を詰め寄せて何とかドアが閉まりましたが、もはやこの先の鶴ヶ峰・西谷から新たに人を乗せる余地など微塵もありません。
続いて3番線に入線したのは、5本目の発車となる7時10分発の各停 西高島平行(東急目黒線・都営三田線直通)。後から4番線にやってくる列車との接続を取ります。この先新横浜で種別が切り替わり、東急目黒線内は急行として運行されます。
東急目黒線への直通列車は、特急・通勤特急・各停いずれも青色で示されます。8両編成での運行となり、女性専用車の連結はありません。
いずみ野線内からやってきた乗客の多くが、ここ二俣川で乗り換えとなります。またしても4番線側に列ができ、ホーム上はあふれんばかりの人で埋め尽くされます。
そこに満を持して入線するのが、先の発車となる7時08分発の特急 横浜行。相鉄最古参となる8000系での運用です。
二俣川より先の途中停車駅は西谷のみで、通勤急行と同じくこちらにも大勢の乗客が集中します。横浜行の女性専用車は最後部(8号車or10号車)となるためそちらの混雑具合を先頭車両付近から窺うことはできませんが、少なくとも見える限りではほんの2分ほど前の通勤急行のデジャヴのように人々が詰め込まれていきます。
7時08分発の特急 横浜行および7時10分発の各停 西高島平行の2本が続けて発車し、ここで何とか一区切り…かと思いきや、そんなはずもありません。すぐに7時12分発の通勤急行 横浜行がやってきました。
この列車自体が、何かほかの列車からの接続を取って発車するというわけではありません。しかし7時08分発の特急 横浜行だけでは先ほどの乗客全てを捌き切れているとは考えにくいですから、これを救済する役割も果たしていそうです。とはいえ、鶴ヶ峰からの乗車を許すほど車内にキャパシティがあるようには思えませんが…。
通勤急行の発車を見届けた矢先、3番線には7時14分発の各停 新宿三丁目行(東急東横線・東京メトロ副都心線直通)が入線。東急東横線への直通列車は特急・通勤特急・各停全てピンク色で示されます(本記事内では紫色で代替しております。ご容赦ください)。なおこの列車、東急東横線内は急行として運行されます。
東急東横線直通のやっかいなのは、女性専用車が他の列車と全く異なり先頭1号車にある点です。運行開始後間もないこの日は、1号車付近ホーム上に複数のスタッフを配置し、声掛けやプラカード等を用いて懸命な周知がなされていました。それでも間違えて乗車しかける男性客がおり、発車前にスタッフが何とか呼び止めて降ろさせる光景も見られました。
そんなやっかいな各停 新宿三丁目行が発車し、ホームから完全に抜けきらないうちに隣の4番線には7時16分発の通勤急行 横浜行が入線。いやはや同じホームから4分前にも通勤急行発車したばかりでしょうよ…と思いつつ、これまた大勢のお客さんが乗車していきます。
7時14分発の各停 新宿三丁目行は、7時10分発の各停 西高島平行と同じくいずみ野線からの列車。横浜方面に向かうには二俣川で乗り換える必要があり、その部分での接続はしっかりと考慮されたダイヤになっている印象です。一方で東急東横線直通から横浜行の列車へと乗り換える今回のような場合は女性専用車の位置が全く異なるため、その部分は男性・女性を問わず困惑するところかもしれません。
そしてここで驚きの光景が。
7時16分発の通勤急行 横浜行がホームから抜けきらないうちに、何と隣の3番線には後の発車となる7時22分発の通勤急行 横浜行が入線してきてしまいました。本来ならば鉢合わせることのない2本なのですが、ほんの少しでも先行列車の発車が遅れるとすぐこうなります。それくらいとんでもなくカツカツなダイヤなのです。
なぜ4番線ではなく3番線に入線したかといえば、この22分発の通勤急行は本線ではなくいずみ野線からの列車のため。そして後からやってくる海老名始発の列車を先に通すことになります。「この種別は待避する側/される側」と一律に決まっているわけではなく、柔軟なダイヤが組まれています。
先の発車は4番線から7時20分発の各停 大宮行(JR埼京線直通)です。
東急各線直通と比べ、JR線直通には都内への通勤客も比較的多く乗車している印象です。まだ開業まもない東急線直通と比べ、運行開始4年目を迎えたJR線直通はしっかりと相鉄沿線の利用客に浸透し始めているように感じます。
各停が通勤急行を追い越して先に発車していくという、何とも不思議な光景。先行する各停はこの先西谷で西谷始発の各停 横浜行に接続しますが、その各停は星川で後からくる通勤急行の通過待ちを行うため、最終的に横浜へは後の通勤急行に乗車する方が先に到着することができます。
7時22分発の通勤急行 横浜行が発車したかと思いきや、これとほぼ時を同じくして4番線に姿を現したのは7時24分発の特急 浦和美園行(東急目黒線・東京メトロ南北線・埼玉高速線直通)。相鉄・東急・東京メトロ・埼玉高速の4社に跨るロングラン列車で、東急目黒線内は急行として運行されます。
立て続けに、3番線には7時26分発の通勤特急 高島平行が入線。通勤急行と同じく2019年11月ダイヤ改正で登場した種別です。当初は全列車横浜行として運行されていましたが、今回のダイヤ改正より全て東急線直通となりました。相鉄線内での特急・特急・特急・特急との停車駅の違いは「鶴ヶ峰に停車する」ことだけです。
この2連続でやってくる「東急目黒線直通列車」、何と二俣川で接続を取ります。7時24分発の特急 浦和美園行は海老名始発、7時26分発の通勤特急 高島平行は湘南台始発です。どちらも東急目黒線内は急行として運行されるため、途中の白金高輪までは運行ルート・停車駅とも全く同じですが、乗り換えの需要は果たしてどれほどなのでしょうか…。
例えば「海老名・大和から鶴ヶ峰に急ぎたい」という場合は特急 浦和美園行から通勤特急 高島平行に乗り換えるのがベターです。また「湘南台・いずみ野から永田町・四ツ谷に急ぎたい」という場合や「海老名・大和から大手町に急ぎたい」という場合等もここで乗り換えることでスムーズに目的地へ到達することができます。しかしかなりハイレベルな使いこなし方のように思います…。
なお通勤特急 高島平行が西谷に到着するタイミングに合わせて西谷始発の各停 横浜行も設定されていますが、横浜へは後続の通勤急行が先の到着となります。
通勤特急 高島平行がホームから抜けきらないうちに4番線へと姿を現すのが、7時28分発の通勤急行 横浜行。実に6分ぶりの横浜行となります。瀬谷で先ほどの特急 浦和美園行に追い越されましたが、この先星川で先行の各停 横浜行を追い越すのでこれが横浜へ一番早く到着する列車となります。
しかし二俣川を出る時点で通勤急行は超満員となります。二俣川に準ずる乗降客数があり、かつ特急が通過してしまう次の鶴ヶ峰にとってこの通勤急行はなくてはならない存在だと思うのですが、残念ながら実際に鶴ヶ峰から乗車することはかなり厳しいものと思われます。西谷で東急線直通・JR線直通へ乗り換える客もいることはいるでしょうが、今のところまだそうした需要は横浜方面と比べるとかなり限定的です。
観察開始から約30分が経過し、続いて3番線に姿を現したのは後の発車となる7時32分発の各停 池袋行(東急東横線・東京メトロ副都心線直通)。例によってこの列車の女性専用車は先頭1号車となっており、ホーム上ではしきりに案内がなされています。
さらにやっかいなことに、何と東急東横線直通とJR埼京線直通の両方に「池袋行」という列車が存在しています。運行経路の違いは発車標の色と細かい文字の案内で判断するしかなく、勘違いで思わぬトラブルも起こりそうです。
先の発車は、4番線から7時30分発の特急 横浜行。2分前の通勤急行に乗り切れなかった人と、3番線の各停からの乗り換え客がこの特急に押し寄せます。
見ていると、どうも通勤急行 横浜行の約2分後に特急 横浜行を続行させるパターンが繰り返されているようです。二俣川より先の両者の停車駅の違いは鶴ヶ峰のみですが、二俣川から横浜へ移動する乗客の心理としては、先に発車する通勤急行の方が早く横浜へ着けると考えてそちらに集中しているような気がします。
一方で鶴ヶ峰から横浜へ向かう乗客の立場としては、鶴ヶ峰が特急・特急・特急・特急通過駅であることを考えると、本来通勤急行は横浜への貴重な速達手段であるはずです。しかし実際には二俣川を先に発車する通勤急行に乗客が集中しており、鶴ヶ峰からの乗車機会が奪われているのではないかと感じました。大人しく各停を利用するか、各停・各停・各停・通勤特急・通勤特急に乗車して西谷で横浜行に乗り換えるしかありません。
7時30分発の特急、7時32分発の各停が次々発車。続いて3番線に姿を現したのは、後の発車となる7時37分発の通勤急行 横浜行です。3番線に入線している理由は、先ほどの7時22分発と同じくこの列車がいずみ野線からやってきた列車のためです。
ほぼ同じタイミングで、4番線には先の発車となる7時35分発の各停 浦和美園行(東急目黒線・東京メトロ南北線・埼玉高速線直通)が入線。ここで緩急接続を取る形となります。
今度は本線各駅から各停でやってきた乗客が大移動を行い、3番線の通勤急行へ乗り換えます。逆に各停から通勤急行へ乗り換える乗客はあまり多くなかったように見えましたが、各停 浦和美園行は永田町・四ツ谷・飯田橋といった東京都心部へ向かう際に非常に便利な列車ですので、今後少しずつ利用者増に期待したいところです。
7時35分発の各停と7時37分発の通勤急行が立て続けに発車し、空いた4番線にすぐさま姿を現したのは7時39分発の特急 赤羽行(JR埼京線直通)。相鉄線内からの「赤羽行」は2年前のダイヤ改正でいったん消滅したものの、今回ひっそりと復活しました。羽沢横浜国大から先は終点赤羽まで各駅停車として運行されます。
続いて3番線にやってきたのは、7時40分発の各停 横浜行。二俣川で「各停 横浜」の文字を見るのは実に40分ぶりです。
7時39分発の特急に続行する形での発車となるため、この各停の到着を待って発車するかと思いきや、特急はそれを待たずに先に発車してしまいました。特急はこの先鶴ヶ峰を通過するということもあって、残念ながら西谷で各停が特急に追いつくことはできません。
またこの各停は西谷でうまく都心直通線方面の列車に乗り継げるというわけでもなく、かつ星川では後続の通過待ちを強いられるため、乗客は極めて少ない印象でした。
7時台いよいよ20本目となるのは、7時43分発の通勤急行 横浜行。今度は海老名からやってきた列車ということで4番線に入線します。7時40分発の各停から乗り換えて横浜へ急ぐ乗客は基本的にこれを利用することになります。
相変わらず、通勤急行の混雑は凄まじいものがあります。これは海老名始発だろうと湘南台始発だろうと二俣川を出る時点ではどちらも同じで、裏を返せばそれほどうまく二俣川以西の各駅から通勤急行へのスムーズな接続を図ったダイヤが組まれていることの表れでもあります。
続いて3番線には、後の発車となる7時47分発の通勤特急 新宿三丁目行が入線。当然ですがJR埼京線直通の「新宿行」とはルートも停車駅も異なります。ただし東急東横線内は急行として運転され、武蔵小杉・渋谷へ行く場合は東急東横線直通・JR埼京線直通のどちらでも行けるということになります(運賃や到着ホームが異なるため注意!)。
4番線には先の発車となる7時45分発の特急 横浜行が到着。本来は7時47分発の通勤特急よりもこちらの特急の方が先に入線して、いずみ野線からの乗客が急いで3番線から4番線に乗り換える…という構図のようですが、この日はわずかな遅延があったようで、通勤特急から特急への乗り換え客がしばしホームで並んで待つという光景になりました。
7時47分発の通勤特急が発車した後、すぐ同じホームへとやってくるのは後の発車となる7時52分発の通勤急行 横浜行。9分ぶりの通勤急行です。
そこにやってきたのは、先の発車となる7時50分発の各停 西高島平行(東急目黒線・都営三田線直通)。東急目黒線直通列車の中でも、特に都営三田線直通については大手町をはじめとするオフィス街への利便性が高く、今後の利用者数の伸びに期待したいところです。
しかしそうはいっても、やはり通勤急行の混雑の凄まじさは目を見張るものがあります。私立の小学校へ通っていると思われる小さな子どもが混雑のあまり乗車を躊躇う場面も見られ、まだまだ慣れるまでには時間がかかりそうだなという気がしました。
観察開始25本目、満を持して4番線に姿を現したのは7時54分発の特急 川越行(JR埼京線・JR川越線直通)です。海老名~川越駅間を直通するロングラン運用で、羽沢横浜国大を出ると新宿まで「各駅停車」、その先新宿~川越駅間は「通勤快速」へと種別を変えます。
相鉄・JR線開業4年目に入り、この列車もかなりの混雑を見せていました。特にJRの新宿駅へ直接移動したい場合などはとても便利なルートで、通勤急行・特急ほどではないにしろ比較的混雑していたように見えます。また平日7時台にはありませんが、中には東急東横線・東京メトロ副都心線・東武東上線へ直通する「川越市行」も同じく相鉄線内から運行されているため、注意が必要です。
7時台もそろそろ終わりに近づいてきました。3番線にやってきたのは、7時56分発の各停 浦和美園行(東急目黒線・東京メトロ南北線・埼玉高速線直通)です。東急目黒線では最古参となる3000系で、今回の観察では初対面となりました。実に多彩な車両がここ二俣川へやってくるようになったことを実感します。
そしていよいよ観察ラストとなる27本目の列車は、7時58分発の通勤急行 横浜行。特別塗装車両「そうにゃんトレイン」での運行でした!
なお、この観察から5日後の2023年3月27日より、そうにゃんトレインは運行開始10年目へと突入し、デザインがリニューアルされました。上の画像のデザインの車両はもう見られなくなっているかと思われます。
7時台最後の列車を見送り、今回の観察は終了。
合計27本の列車を見届けるかたちとなりました。
改めて、今回発車を見届けた27本の列車は上記の通り。これが複々線ならまだしも、そうではなく単なる複線の線路上を走る列車本数と考えると本当にすごいことです。
4月から新生活が始まり、新たに相鉄線を利用するという方もいらっしゃることでしょう。はっきり言って首都圏でもトップクラスに複雑な直通ネットワークですので、すぐに全てを理解することは難しいかもしれませんが、少しずつ慣れてっていただければと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。