わたかわ 鉄道&旅行ブログ

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(3)オホーツク海&道東の大自然をたっぷり堪能! 釧網本線で網走から釧路へ【最長片道切符の旅2021】[網走→釧路]

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は最長片道切符の旅2日目の後半、網走から釧路までの旅の様子をお届けしていきます。

 

2021年8月4日(水)②

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わずか19分間

石北本線普通列車で、終点の網走には14:51に到着。これより先は釧網本線に乗り継いで釧路へと抜けますが、あまりにも接続が良いため網走の滞在時間はわずか19分間となりました。美味しいご当地グルメにも出会えず、観光もできず…となかなか後ろ髪を引かれる思いではありますが、次に道東に来る際の楽しみにとっておきたいと思います。

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慌ただしくホームへ向かう

それでは駅に戻り、改札口へと向かいます。今回初めて経験する出札補充券での旅ですが、2日目ともなると改札口への出入りの仕方などだいぶ慣れてきました。

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釧網本線 釧路行普通列車

網走から乗車するのは、15:10発の釧路行普通列車。またまたキハ54系がたった1両で走ります。

網走~釧路駅間というとなかなか距離感を掴みにくいという方もいらっしゃるのではないかと思いますが、距離にして169.1km、所要時間は何と約3時間半もかかります。東海道線で言うと東京から静岡県の清水までくらいとほぼ同じなので、そう考えるとかなりの距離ですよね。

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行先を示すサボ

北海道に入ってから既に様々なサボを見てきましたが、路線名だけを記したものや「○○⇔○○」のように運行区間を示したものであれば運用ごとの交換をしなくてよいものの、今回のこのサボのように「○○行」となっているものは終点に到着すると必ず差し替えなければいけないのでかなりの労力なのでは…と思います。

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超快適な座席

15:10に列車は定刻通り網走を発車。これから約170kmの道東の旅が始まります。

座席はまるで一昔前の特急のように座り心地の良いフォルムをしていますが、残念ながら集団見合い式に配置されています。進行方向と逆向きの座席しか空いてなかったので、やむなくここに腰掛けます。

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北海道の「うらら」

ここでご紹介したい「日本の食」通算6品目は、北海道限定のペットボトルの緑茶「うらら」です。正直特筆して何か他のペットボトル緑茶との違いがあるかと言われると難しいのですが、JR各社ではこのようにゆかりのあるペットボトルのお茶を販売しているので、それらもコンプリート目指して今回の旅を進めていけたらと思います。

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生まれて初めて眺めるオホーツク海

網走から途中の知床斜里までの区間では、さっそく車窓に海を眺めることができます。この日はあいにくの曇り空でしたが、目の前に広がるオホーツク海の景色は本当に素晴らしく、まさに自分が今”日本の果て”にやってきているのを実感します。海の向こうはロシアのカムチャツカ半島ですが、約1,800km離れているようなので流石に見えるわけはありません。

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北浜駅

オホーツク海に面する北浜駅は、素晴らしい眺望とともに駅に併設するカフェが鉄道ファンからの人気も高いため、ここでそれなりの人が下車するのではと思っていたのですが、実際はほとんど下車しませんでした。私もいつか訪れたい場所ですが、今回はスルーします。

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知床観光の玄関口

15:56には知床斜里駅に到着。停車時間はわずかですが、知床観光を終えた観光客の方がたくさん乗り込んできました。知床半島までは少し距離がありますが、ここが最寄り駅であり知床への玄関口として機能しているようです。

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海別岳を望む

知床斜里を過ぎると線路は大きく南に向きを変え、内陸へと進んでいきます。途中には海別岳や斜里岳といった知床周辺の名峰も車窓から眺めることができました。相変わらずの雲の多さではありますが、ここまでまだ短い時間で車窓から山も海も楽しめるというのは北海道の自然の豊かさを実感するものです。

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清里町では行き違い

清里町では、列車の行き違いのため9分ほど停車。山梨県にも避暑地として知られる「清里」がありますが、こちらの北海道の清里町もなかなか涼しそうです(冬は極寒)。

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駅間が長い

この辺りはとにかく駅と駅の間が離れており、特に緑~川湯温泉駅間は21分間ノンストップで走ります。距離にすると14.5kmも離れていて、東京メトロ銀座線の渋谷~浅草駅間とほぼ同じくらいです。なのでもし今後銀座線が何かのイベントの折にでも始発から終点までノンストップで走ることがあれば釧網本線を疑似体験できるというわけです(違う)。

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線路は続くよどこまでも

ちょうどこの川湯温泉駅の辺りは「阿寒摩周国立公園」の中を釧網本線が突っ切ります。線路の両脇にはただひたすらにうっそうとした森が広がっており、ここに線路を敷いた先人たちの苦労を称えずにはいられません。道東ということで17時台でも既に陽が傾き始めており、薄暗い中で雨も降り始めました。

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摩周駅が大都会に見える

その森を抜けると摩周駅に到着します。何という駅ではないですが、ホームがいくつもあり立派な駅舎もあるとなると釧網本線ではかなり大きな主要駅と言えるでしょう。この辺りの重要な観光の拠点ともなっていそうです。

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釧路湿原

茅沼駅を過ぎると、辺りには湿地帯が広がります。いよいよ列車は釧路湿原の中を駆け抜けていくことになります。薄暗くなり始めてはいたものの、何とか車内から眺めることができました。辺りに野生動物の姿はほとんどありませんでしたが、釧路湿原ということで運が良ければタンチョウが飛来したりするのでしょうか。

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東釧路根室本線に合流

終点・釧路の一つ手前にある東釧路根室本線の線路と合流します。この辺りまで来ればもう釧路の市街地で、周辺には民家等が立ち並び、ようやく街へたどり着けたとホッと安心するものです。

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釧路に到着!

そして18:45に列車はようやく釧路駅へと到着。網走からの長い長い釧網本線の旅が終わりました。

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昔ながらの駅舎

道東最大の主要駅である釧路は、根室本線釧網本線の2路線が乗り入れます。札幌から石勝線経由の特急おおぞら号で約4時間ほど、駅舎は昔ながらの趣を色濃く残しています。

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カロリーの暴力(笑)

2日目の夕食は、釧路駅から南に1kmほど歩いた場所にあるレストラン泉屋総本店の釧路名物「スパカツ」をいただきます。「日本の食」通算7品目となります。

見ていただくと分かる通り、山盛りのミートソースパスタの上にトンカツがのった洋食メニュー。アツアツの鉄板にのせて運ばれてくるので、パスタの表面はカリカリとしていてお肉たっぷりのミートソースと絶妙にマッチします。老舗の洋食屋さんということで、トンカツはミートソースを絡めても衣のサクサク感が失われることなく、美味しくいただけます。あまりにもパスタが山盛りなので相対的にトンカツが小さく見えるかもしれませんが、しっかり食べ応えのあるトンカツの下にボリュームたっぷりのパスタが敷かれているため、男子大学生の私でもお腹いっぱいになりました。食の細い方などはおそらくまず食べきれる量ではないので、お一人ではなくご家族ご友人と一緒に召し上がってみてください!

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幣舞橋

食後は涼みに近くの「幣舞橋」へ。「ぬさまいばし」と読み、釧路を象徴するスポットとなっています。

最長片道切符の旅がスタートしてからここまで、あまり北海道らしい涼しい場所というのもなく東京と同じくらいの蒸し暑い街ばかりでしたが、夜の釧路はそんなこともなく、20℃台前半でちょうどよい気温でした。

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快活CLUB釧路木場店

今夜の宿は昨晩に引き続き快活CLUBとなります。釧路木場店は釧路駅から3kmほど歩いたところにあり、日中はバスがあるものの20時頃で終バスとなってしまうため釧路駅から歩いて向かいました。ナイト8時間パックを適用させるべく23時頃の到着となるように釧路駅の待合室で時間を潰したのち向かいましたが、何と禁煙のフルフラットブースが満室とのこと。途方に暮れていると、「ファミリールームなら空いてますよ」ということで、この日はファミリールームに泊まることにしました。

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ファミリールーム

ファミリールームというのは、3人程度が中で快適に過ごせるカラオケボックスのような個室で、鍵はかかりませんが遮音性もあるためある程度の声や音を出しても他の人に迷惑はかかりません。一見ブースよりも広くて快適化に見えますが、肝心の寝床はというとソファの上になるため、いわゆる「C寝台」状態で寝返りも打てず、決して快適とは言えないのが正直なところです。今回はたまたまファミリールームが空いていたから良いものの、それすらも空いておらず野宿になってしまうようなことは今後なるべく避けたいですね。といってもブースが空いてるかどうかは運次第なわけですが。

 

というわけで、今回は2日目の後半行程、網走から釧路までの旅の様子をお届けしてまいりました。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。