わたかわ 鉄道&旅行ブログ

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あの横浜駅を通過!? 品川~大船40kmをノンストップで駆け抜ける東海道線「通勤快速」に乗車

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は、2021年3月のダイヤ改正で廃止される、東海道線の「通勤快速」についてご紹介していきます!

乗車日が緊急事態宣言期間中ではありますが、入念な対策を講じた上で出かけておりますのでご理解の程宜しくお願い致します。

 

2021年1月25日(月)

さて、今回やってきたのは東京駅。平日の夜、時刻は19時過ぎということで、帰宅の途につく人々で溢れかえっています。

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通勤快速は当駅始発

今回東京駅から乗車するのは、今年3月のダイヤ改正で見られなくなる「通勤快速」です。東海道線京口は今春のダイヤ改正でいろいろと輸送体系に変化がありますが、今回の通勤快速の廃止もその一つ。というわけで、東京19:50発の通勤快速 小田原行に乗車していきます。

とはいうものの、そもそも東海道線に通勤快速なんてあるの?」と、その存在すら知らない方も多くいらっしゃると思います。

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1日3本しか走らない「レア種別」(Yahoo!乗り換え検索より引用)

東海道線では、東京~小田原駅間で平日夜の下り方面で1日3本のみ「通勤快速」が運行されています。途中の停車駅は新橋、品川、大船、藤沢、茅ヶ崎、平塚、国府津のみ。何と踊り子やサンライズさえも停車する横浜を通過するのです。

これはいわゆる「遠近分離」という考え方に基づいていて、実はこの通勤快速は主に東京都内から湘南地区の自宅へ戻るビジネス利用を想定して設定されているのです。川崎や横浜は非常に人口の多い都市であり駅の利用者数も非常に多いですが、そうした駅を敢えて通過することで、同じ路線上でも乗客の目的地ごとに乗車列車を振り分けようという試みになっています。同区間を走る座席定員制有料列車「湘南ライナー」や京急の座席指定列車「ウイング号」も概ねこの「遠近分離」考え方に基づいて運行されていますが、今回乗車する東海道線の通勤快速については追加料金なしで乗車可能となっています。
2015年の上野東京ライン開業によって、朝夕のラッシュ時を含めほとんどの東海道線普通列車が東京駅を跨いで運行されるようになり、東京始発・終着の列車は激減しましたが、そんな中でもこの通勤快速は東京始発。通勤客向けの列車なので土曜・休日の運行はなく、また平日朝の運行もありません。

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10番線から発車

19:50発の通勤快速は10番線からの発車ということで、ホームに上がってみるとさっそく表示がありました。上野東京ライン開業以前から使用されている、やや古めの発車標ですね。東海道線の種別は「普通」「特急」等2文字のことが多いので、4文字だとかなりキツキツです(笑)。

本来10番線からは、1本前に19:45発の特急〔ひたち24号〕品川行があるのですが、この日は常磐線内でダイヤ乱れが発生していたようで、この19:50発の通勤快速が先に発車することとなりました。

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このご時世でもかなり需要は高い

先頭車両付近で列車の入線を待ちます。東京駅の熱海方というと階段からはやや遠いのですが、こちらの方までも列をなして列車を待つ人がいるくらいですから、このコロナ禍でリモートワークが推奨される昨今でも通勤快速の需要は決して少なくないようです。

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他の普通列車とは明確に区別

足元を見てみると、普通列車の乗車整列位置とは別に「快速アクティー・通勤快速」用の乗車位置が用意されています。発車20分前頃には既にそこそこの列ができていた印象で、この2列車については他の普通列車と明確に区別された乗車位置に並ぶ必要があります。ちなみに通勤快速は東京始発ですが、快速アクティーについては宇都宮線からの直通列車となっており、他の普通列車と同じく既に多くのお客さんをのせた状態で東京駅に入線してきます。

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ギリギリで入線!

そして発車3分前の19:47頃、ようやく上野方から入線してきました! 車両はおなじみE231系で、堂々の15両編成での運用です。前面の行先表示器には「通勤快速 東海道線」と表示が。上野東京ライン開業後は東海道線区間でも基本的にここが「上野東京ライン」と表示されるようになっていたと思いますから、はっきりと「東海道線」の文字が見れるのは何だか懐かしい気持ちにもなります。

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側面にも「通勤快速」の文字

側面にももちろん「通勤快速」の文字が。なおE231系は古い車両なので3色LEDということでこのような表示になりますが、E233系が充当される場合はフルカラーなので「通勤快速」の種別表示は紫色となります。

始発とはいえ停車時間はわずかなので、さっそく乗車をしていきます!

19:50、列車は定刻通り東京を出発。この時点での先頭車両の乗車率はというと、座席は全て埋まり、立ち客もそれなりにいますが、人と人の距離は十分に保てており、窮屈な感じは全くしません。

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新橋に停車

東京を出てものの数分で、まず最初の停車駅・新橋に到着。全ての特急列車と多くのライナー列車が通過する新橋ですが、東京や品川等の主要駅にも肩を並べるビジネス需要の高い駅となっています。東海道線は上下合わせて1面2線の忙しい島式ホームですが停車する意義は多いにあるといえそうです。

東京に続き新橋からも多くの人が乗り込み、やや混雑度合いが増した状態で発車。出番を待つサンライズが留置されている東京車両センターを横目に、次の停車駅・品川へと到着します。

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品川ではライナーを待つ人の姿も

品川でもやはりかなりの乗車があり、車内の混雑度は相当なものになってきました。コロナ禍で通勤需要が減っていることもあるので、身動きが取れないほどぎゅうぎゅう詰めというほどでもないのですが、立っていてソーシャルディスタンスを保つのはやや困難な状況に。まぁ誰も会話などしていませんから感染リスクが高い空間とも思いませんが、壁に寄りかかれずつり革をつかむ人もかなりいました。

ちなみに反対側のホームでは、何やら足元の線に沿って5~6人程度の列ができていました。これは通勤快速の10分後に東京を発車し品川に停車する〔湘南ライナー7号〕の乗車整列位置ですね。下りのライナーは品川駅に乗車専用駅として停車し、ライナー券を購入して乗車するため並ばずとも必ず座れますが、座席定員制ということで指定席ではないため、着席位置は早い者勝ちとなっています。

そして、品川を発車すると次は大船までノンストップで運行していきます!

東京や品川を発車する時点で「川崎、横浜、戸塚には停車しません」という案内はしきりになされていましたが、特段声色を変えてという感じも特にしませんでした。注意して駅の電光掲示板を見たりホームのアナウンスを聞いていれば乗り間違えることはないと思いますが、最近はスマホを操作したり音楽を聴いていたりして駅の案内に注意を向けない方も多いですからね(笑)この様子だと、乗り間違いも頻発していそうな気がします。

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品川~大船駅間は39.7km

といいますのも、実は私の弟も以前東京から横浜まで東海道線で移動しようとして、運悪く通勤快速に誤乗してしまい、横浜をすっ飛ばして大船送りにされた過去がありますので…みなさんもくれぐれもご注意ください(笑)

品川~大船駅間は貨物線経由ではなくあくまでも旅客線経由での運行ですが、途中の川崎・横浜・戸塚の3駅を華麗に通過していきます。ノンストップでの運行となる区間は39.7kmにも及び、品川を19:59に出て大船に到着するのは20:28ですから何と29分間ノンストップでの運行となります。追加料金不要の通勤列車としては、全国でもトップクラスの長さを誇る無停車運転になるのではないでしょうか。

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ラゾーナを通過

列車は100km/h前後での高速走行を続けたまま、多摩川を渡って川崎を通過。特急列車だとサフィール踊り子やサンライズは通過しますが、通勤車両で通過するのはかなり稀な経験といえそうです。

そして横浜市内に入り、鶴見からは横須賀線京急の線路も見えるようになりたくさんの線路が並びます。京浜東北線でいえば大井町、大森、蒲田、川崎、鶴見、新子安、東神奈川の6駅を通過した状態で、次に通過するのは横浜となります。横浜市内では80km/h程度での走行だったためトップスピードというほどではないですが、それにしてもJR横浜鶴屋町ビルが見えてきてもなお停車する気配を見せないというのは何とも不思議な感覚になります。

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横浜も颯爽と通過

そして県都横浜さえも颯爽と通過していきます。川崎よりは若干低速での通過ですが、それでも世界有数の乗降客数を誇る横浜を通過するのは何とも気分がいいですね~(笑)

横浜を通過すると、数秒程度相鉄と並走し、続いて東海道線の駅として通過するのは戸塚になります。戸塚はかつて快速アクティーが通過していましたが、今では東海道線でいうと特急が全通過、通勤車両はほとんど列車ですから、ここを通過できるのも貴重な瞬間です。横浜~戸塚駅間は普通列車でもだいたい12分間くらいかかるのですが、戸塚でさえも停車せずにすっ飛ばしていきます。

そしていよいよ、約30分ぶりの停車駅となる大船に到着です! 私はここで下車します。

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大船に到着!

大船では、乗ってきた通勤快速が3番線に入線し、4番線に停車する先行の普通列車を待避する形となりました。この普通列車はおそらく東京を8分早く出た小田原行で、大船には通勤快速より2分早く到着しています。これだけの距離を走り抜けてきて6分しか縮まらない…という意味では、通勤快速自体の時短効果を期待するというよりも遠近分離により東京都心~湘南エリアを快適に移動できるのが通勤快速の最大の強みといえそうです。

通勤快速が先に発車し、後を追うように普通列車も発車。この先の通勤快速の停車駅は快速アクティーおよび湘南新宿ライン特別快速と同じで、辻堂・大磯・二宮・鴨宮が通過となります。これら通過する各駅へ行きたい場合はこの大船で対面乗り換えをするということのようですね。

 

というわけで、今回は東海道線の通勤快速についてご紹介していきました!

3月のダイヤ改正以降は、代わりに夜のラッシュ時間帯に快速アクティーが運行されるようです。所要時間で大きな違いはありませんが、もちろんこちらは川崎・横浜・戸塚も停車ということになるでしょう。

1日3本のみ、しかも平日のみの運行ですから、乗り納めをするにもなかなか難易度が高めかもしれませんが、通勤車両で横浜を通過できるのはこれがラストチャンスですので気になる方は是非乗ってみてください!

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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