わたかわ 鉄道&旅行ブログ

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北海道の最強絶景スポット・えりも岬&時鮭トロ丼を頬張る旅【2019夏の北海道5】

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回の記事は、2019年9月の北海道旅行第5弾記事となります!

2日目の午前中、旧国鉄広尾線の終点だった広尾駅跡地(広尾バスターミナル)に到着しました。

今回はその続きとなります。

 

2019年9月9日(月)②

広尾バスターミナルから乗車していくのは「ジェイ・アール北海道バス日勝線」という路線バスです。

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ジェイ・アール北海道バス公式HPより引用

こちらは、広尾からえりもを通って様似へとつながるバス路線。浦河や荻伏の周辺にも細かい路線がありますが、今回は様似まで乗車していきます。

何とこの「日勝線」は、バス路線ですが北海道フリーパスで乗車できるのです! これはありがたい。かなりの長距離路線バスで、全区間乗車すると英世さんが何枚か消えてしまうような路線バスなので、これを北海道フリーパスで賄えるのは助かります。

広尾バスターミナルから乗車するのは、10:00発の様似方面行。

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今度は青いバスに乗り込む!

乗客のほとんどは、私と同じように先ほど広尾バスターミナルに9:37に到着した十勝バスからの乗り継ぎ客のようです。それにしても車内はガラガラ。地元の方の利用ではなく、私と同じような遠方からの訪問客がほとんどに見えました。

広尾を出発後、バスはすぐに太平洋沿岸部の国道336号線を走っていきます。

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どこまでいっても海、海、海

バスについてはそんなに詳しくありませんが、見たところあまり古さ・ボロさは感じませんでした。よく、地方の路線バスを見てみると、東京とは違って古くからのバスを長く使い続けているというケースがあると思いますが、この日勝線のバスは東京で走ってもおかしくないような車体でした。そんな都会的な路線バスの車内から見える大海原に水平線というのが見ていてとても美しく、ずっと同じ景色ですが飽きません。

バスは都会的ですが、途中のバス停は独特です。各バス停には、ポールではなく小さな小屋が1つずつ建っています。正直どのバス停も小屋を作る需要があるほど毎日たくさんの人が利用しているようなバス停には見えませんが、恐らく寒さか雪か風か、何らかの外的要因から凌げる設備が必要ということなんだと思います。

また、沿岸部ですがトンネルの多い地域を走ります。トンネルの中と外の温度差が激しいのか、トンネルから出る度に窓が曇ります。

トンネルに入って、曇って、また入って、…を繰り返しながら、広尾から1時間程度乗車し、10:57にえりも岬に到着! 私はここでバスを降りることにします。

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えりも岬風の館」はもはや岩の中に入っていく感覚

えりも岬」は、北海道を簡略化してひし形に描いた時に一番下の頂点にあたる尖った岬です。昔も今も鉄道でアクセスすることはできず、私はバスでやってきましたが、多くの観光客が車で来る場所です。

北海道のメジャーな観光地からは相当離れていますが、ここも観光客が多く集まります。何よりもその岬の絶景を求めて、ということかと思われます。えりも岬周辺は観光地として大きく発展しているわけではなく、岬を少し離れればただの田舎道となりますが、このえりも岬は年中を通じて強い風が吹くということで「えりも岬風の館」という博物館が整備されています。えりも岬について学ぶため、まずはここに入って行くことにします。

「風の館」というくらいなのでどーんと建物があるかと思ったら、実際入口は岩をくりぬいた中に進んでいくという感覚です。入館料は大人300円ですが、ジェイ・アール北海道バスに有効な乗車券類を見せれば2割引の240円で入館できます! 北海道フリーパスももれなく割引対象となりました。

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えりもに強い風が吹く仕組みを気象画像で解説

館内では、気象画像を用いてえりも周辺の気候や風の仕組みを解説したり、えりも岬の風を体験できる人工暴風体験?みたいなのがありとても楽しめました。暴風体験はスタッフの方に声をかければ人工で風を起こしてくれるのですが、私のように一人で体験するのはかなり勇気がいります…(笑)。でもとても楽しめました!

風の館を出たら、いよいよえりも岬の絶景をこの目で見たい! と思い、先の方まで歩いていきます。

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わぁ…綺麗すぎる…

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自然が創り出した絵画のような絶景

いやぁ…凄すぎませんか? もはや説明のいらない美しさです。こんな絶景が日本にあるということ、そしてこんな場所に一人で今来れているということにとても感動しています。もちろん風がとても強く吹いているのですが、そうした風の強さ、一面に広がる青い海とせり出した岩場が、自然とはこういうものだというのを体現してくれているような気がします。これは来てよかった。本当によかった。5日間の行程のうち1日をえりも観光に割いて本当によかったと思います。車でもバスでも決して便利な場所ではありませんが、苦労してたどり着いただけの後悔させない絶景がそこには待っています。

絶景を思う存分楽しんだ後は、お昼ご飯とします。えりも岬やその周辺には飲食店すらほとんどありませんが、「えりも岬観光センター」の一角に食事処があります。

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特徴的な形の「えりも岬観光センター」

この「えりも岬観光センター」では土産物も豊富に扱っているので、見ているだけでも飽きません。

さっそく中に入り、注文。平日ということでかなり空いていました。

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時鮭トロ丼(1,980円)

「時鮭トロ丼」(1,980円)を注文しました。「ときしらず」と読むそうで、北海道で水揚げされる希少価値の高い鮭なんだそうです。一口頬張ればその美味しさがすぐにわかりました。とろっとろにとろける食感、そしてとても新鮮。量はあまり多くないので、パッと見ただけでは割高感を感じるかもしれませんが、こんな高級食材を1,980円の丼で味わえるのなら安いものです。北海道の中でえりもでしか食べられないというものではないと思いますが、是非みなさんも北海道で食べる機会があったら食べてみてほしいです!

この食事処では他にも魅力的な海鮮丼やその他のメニューが豊富にあり、正直すっごく迷いました…。何人かのグループで観光に来たら、みんなでシェアするのもよさそうですね!

お腹も満たされ、えりも岬をたっぷり満喫したところで、えりも岬12:48発のバスに乗り込み、今度は北西方向へと進んでいくことにします。

バスに16分ほど乗車し、13:04に到着したのは「しゃくなげ公園」バス停。降りたのは自分だけです。

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えりも町郷土資料館ほろいずみ」&「えりも町水産の館」

ここはえりも岬からはだいぶ離れて、えりも町の中心部になります。バス停から歩いてすぐのところに「えりも町郷土資料館ほろいずみ」と「えりも町水産の館」という2つの地域資料館的な建物があるので、短い時間ですがここを訪れてみました。

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やばい面白すぎる!!

この建物は、えりも町の歴史や文化、動植物について学べる「郷土資料館」と、水産について学べる「水産の館」が合体して一つの大きな博物館のようになっています。入場料は何と無料。しかし館内には動物・樹木のはく製や農工具、えりも町に伝わる文化や風習に関する紹介などとても豊富でした。水産の館の方には、特産の日高昆布が加工前の大きさで縦に長~く展示されていて、大迫力です! 昆布ってこんなに大きいんだ…と実感できます。解説文も一つ一つとても興味深く、これなら入館料数百円は払ってもおかしくないような充実した施設です。おそらく町営ということで、町のお金で維持されているのかな、と思います(違ったらごめんなさい)。

次のバスまでの時間は40分くらいしかなかったので、とても駆け足で見て回ることになってしまいましたが、本数の少ないバスに乗り遅れるわけにはいかないので、しゃくなげ公園13:43発の様似方面行バスに乗り込み再び北西方向へと向かっていきます。

えりも町の中心部から様似まではバスで40分程度。14:20、あっという間に様似駅前に到着です。

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JR日高本線 様似駅

ここからはようやくJRの旅…といきたいところですが、日高本線は訪問当時も現在も大部分がバス代行輸送での運行となっています。これについては次回また詳しく解説していきます。

日高本線代行バスの出発時刻は15:50ということで、1時間半ほど空いています。とりあえず駅併設の観光案内所の喫茶スペースで、日高昆布アイスをいただくことに。

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様似産日高昆布使用アイス(220円)

昆布のつぶつぶが見えますが、食べてみると昆布の味はそこまで強くありません。うっすら昆布風味程度といったところでしょうか。とても美味しくいただきました。

バスの時間まではあと1時間弱あったので、アイスを販売していた観光案内所のおばさんに、この時間で楽しめそうな場所はないか尋ねてみると、「エンルム岬」というポイントを紹介していただきました。地図で見てみるとどうやら2kmほど離れているようで、代行バスに乗り遅れないかどうか不安でしたが、礼を言い一か八かで向かってみることに。

エンルム岬は、海岸から少し突き出た場所にあり、様似駅からずっと幹線道路を歩いていった先にあります。途中は少しダッシュしながら、そして岬の手前では長い階段を駆け上がり、展望台へ。

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どこまでも広がる海

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陸地側もこれまた美しい

これまた、えりも岬に引けを取らない絶景ですよ。海側は遮るものが何もなくどこまでも広がる大海原が広がり、陸地側には港町と山々が広がります。もう美しいだの綺麗だの、北海道に上陸してから語彙力喪失してばかりなのですが、これは本当に横浜で育った人間ならボキャ貧になると思います。北海道はどこへ行ってもいちいち絶景が待っていて、その一つ一つがとても味わい深いので飽きません。このエンルム岬についても、そこまで有名というわけではないですし、元々行こうと予定していた目玉スポットでもありません。しかしそんなスポットであっても、私にとっては驚きの美しさがそこにあるわけです。北海道上陸2日目の午後ですが、既にかなり満喫しています。

しかーし、このエンルム岬でいつまでも感動している暇はありません。代行バスを逃すととんでもないことになるので、また走ってすぐ様似駅に戻りました。

 

今回の記事はここまで。

次回は日高本線等を乗り継ぎ、2日目のゴール・札幌へと向かいます!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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