みなさんこんにちは! わたかわです。
今回は最長片道切符の旅27日目の前半の様子をお届けしていきます。
2021年9月1日(水)27日目①
日本全国のご当地グルメをいただきながら肥前山口を目指す「最長片道切符の旅2021」。27日目のスタートは京都駅からとなります。
いよいよ9月に入り、8月3日に稚内駅でこの旅を始めてから1ヵ月近くが経過しました。途中中断する場面が何度かあったとはいえ、もう1ヵ月も旅を続けているのかと思うと本当に頭がおかしくなりそうです(既におかしい)。
京都駅で朝食代わりにいただく「日本の食」102品目は生八ッ橋(250円)です。言わずと知れた京都の定番土産ですが、お土産物屋さんが開く前の朝早い時間からでも売店の片隅にこのような食べきりサイズの小さな生八ッ橋が販売されていました。もちっとした皮にたっぷりの餡が包まれていて、5枚入ってこのお値段はかなりリーズナブルだと思います。
さて、それでは京都駅在来線ホームへと向かい、行程を進めていくことにします。まずは10:15発の新快速 姫路行で新大阪へと向かいます。
東海道本線のうち、京都~大阪駅間は「JR京都線」の愛称がつけられています。首都圏では、例えば東京~横浜駅間で停車パターンに応じ「東海道本線」「京浜東北線」の様に異なる路線愛称をつけていますが、関西ではあまりそうした分け方はしていないようで、JR京都線では「新快速」「快速」「普通」という様に種別で分けて遠近分離を図っているようです。
列車は定刻通りに京都駅を発車。梅小路の貨物ターミナルを横目に見ながら、徐々に速度を上げていきます。
JR京都線は全区間に渡り方向別複々線となっており、最も速い「新快速」は外側の線路を使用して高速走行を行います。最高130km/hで駆け抜ける様は、乗っていても若干の恐怖すらも覚えるほどです。途中でバンバン内側線の列車を追い抜いていきます。
10:38に新大阪駅へと到着。京都駅から39.0km離れていますが、わずか23分で到着することができました。途中停車した駅は高槻駅のみで、表定速度は何と驚愕の約102km/hとなるようです。どう考えても追加料金なしで乗れる列車の域を越えていますね。
東海道新幹線と山陽新幹線の結節点にあたる新大阪駅。在来線列車においても重要な運行拠点となっており、北陸・山陰・北近畿・紀南・関西空港等の各方面へと向かう特急列車も発着しています。
そんな新大阪駅で、私が時間を取ってでも食べたかったのがこちら! 551蓬莱の豚まんです(2個入り380円/「日本の食」103品目)。今や大阪の定番土産ともなっているこの豚まん、新大阪駅のエキナカにある店舗ではアツアツの状態で購入することもできます。これがもう本当にめちゃくちゃ美味しい!!! 語彙力を喪失する旨さです。もちっとした皮に包まれたジューシーなあんがたまりません。
なお、この551の豚まんは匂いがきついことでも有名なので、今回は新大阪駅の誰もいない待合室を探していただきました(笑)。
また、新大阪駅では何と先日に引き続き旅人よっちゃんさんがお出迎えしてくださり、新幹線改札内にあるミックスジュース(「日本の食」106品目)をごちそうしてくださいました! 本当にありがとうございます。
さて、続いて乗車するのは新大阪11:32発の山陽新幹線〔こだま851号〕博多行。途中の西明石まで移動していきます。
使用される車両は、かつて東海道でも活躍した500系…ですが、何だか顔色がおかしいですね!? そう、このこだま851号は通称”ハローキティ新幹線”と呼ばれる特別塗装車両で運行されており、市販の時刻表にもその旨の記載があります。
丸みを帯びた車体の側面にも、華やかなハローキティのラッピングが施されています。
さっそく乗り込み、列車は定刻通りに新大阪駅を発車。西明石まではわずか2駅、20分ほどです。
ここまでの最長片道切符の道中で新幹線や特急に乗る際は多くの場合自由席でしたが、何と今回はよっちゃんさんに指定席を奢っていただきました…! こだま号の指定席は4~6号車なのですが、その中でもかつてグリーン車として設計された6号車の指定席をプレゼントしてくださいました。2+2列のゆとりある座席で、モケットの色も高級感があります。20分程度の乗車にはもったいなく感じてしまうほどです(笑)。
これは初めて知ったのですが、インターネット予約にて自由席と同じ金額で指定席を利用することのできるシステムがあるみたいです。また新幹線を利用する際に私も使ってみたいと思いました。
今日は休日。夕方から同じ会社の友人と京セラドーム大阪で野球観戦するまで予定が無かったので、3日ぶりにわたかわ君に会って新大阪~西明石~三ノ宮の行程を同行しました。
— 旅人よっちゃん🥦 (@tabibgtoyocchan) 2021年9月1日
新大阪から乗車した列車は西園寺君の最長片道切符の旅の時と同じハローキティ新幹線でした。 pic.twitter.com/xqtio8j46X
そんなわけで快適な時間はあっという間に過ぎ、11:55に西明石駅へと到着。ここで乗り換えとなります。
西明石は、三河安城のように新幹線と在来線が斜めにクロスしている駅で、連絡通路からは駅前の様子も窺うことができます。明石市の中心は一つ隣の明石駅ですが、こちら西明石駅の駅前にもホテル等が立ち並びます。
さて西明石駅からは、この旅でもはや何度目か分からない新快速への乗車です。西明石12:17発の新快速 長浜行は1番線からの発車ということで発車標を見てみると何と1分差で普通列車も出ていくのか…! と驚いていたところ「あれは5番のりばやで」とよっちゃんさんから冷静なツッコミをいただきました(笑)。いや~これはトラップですね(自分がよく見ていないだけ)。
おなじみ223系がやってきましたので乗車していきます。車内は相変わらずそれなりに混雑していましたが、何とか座ることができました。
この区間の一番の見どころといえば、車窓右側に広がる瀬戸内海と明石海峡大橋の景色。あいにく雲一つ”しか”ない眺めではありますが、辛うじで明石海峡大橋とその向こうの淡路島が見えました!
神戸駅は山陽本線の起点であり、東海道本線の終点でもあります。神戸市街地にあり、決して賑わっていないわけではないのですが、より中心市街地に近いのはこの後途中下車する三ノ宮駅の方なのでどちらかというとこの神戸駅はマイナーなようです。県庁所在地の中心駅にも関わらず多くの特急が通過していきます。
列車は12:36に三ノ宮駅へと到着。ここで降りずともさらに先へは進めるのですが、コロナの影響でこの先乗車する予定の特急が運休になっているので、それまでここで時間を潰します。
ここ三ノ宮では、うしろまえさん(@99travelservice)とよしさん(@yyoshikun)にお出迎えいただき、少しの時間ではありますが神戸の滞在をご一緒させていただきました! 本当にありがとうございます。
まずはお昼ご飯。お二方にご案内いただいたお店で、名物の明石焼き(「日本の食」107品目)をいただきます!
一見たこ焼きにも見えますが、実際はたこ焼きよりもふわっとしていて箸でつかむとすぐ崩れてしまいそうになるほどです。現地ではこの明石焼きのことを「玉子焼き」と呼ぶのが一般的だそうで、ソースや鰹節ではなくだし汁につけていただきます。アツアツとろとろでとっても美味しかったです! たこめしもセットになって900円のセット、大満足です。
食後はまだ時間が少しあったので、少し移動してメリケンパークへとやってきました。自分が最も神戸らしさを感じるスポットの一つです。
陽キャのふりをする陰キャ pic.twitter.com/vZN08CglWP
— わたかわ (@e235yokoso) 2021年9月1日
というわけで今回はここまで。
続きは次回お届けしていきます。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。