わたかわ 鉄道&旅行ブログ

乗り鉄&旅好きの20代男子が全国を巡る!

スリル満点! 箱根ロープウェイで大涌谷・桃源台への空の旅【2020-06箱根3】

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は、先日出かけた箱根1人旅の第3弾記事となります。

箱根旅は2日目、前回は箱根登山ケーブルカーに乗車して強羅から早雲山へと移動してきましたので、今回はその続きとなります。

↓↓↓前回の記事は、こちらからもご覧いただけます!

watakawa.hatenablog.com

 

2020年6月17日(水)②

早雲山駅から続いて乗車するのは、箱根ロープウェイです。

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箱根ロープウェイ公式HPより引用

箱根ロープウェイは、早雲山~桃源台駅間を結んでいて、途中の大涌谷駅で必ず乗り換えが必要になります。もちろん箱根フリーパスで乗車可能で、小田急小田原線新宿駅から通しでの駅ナンバリングが振られています。地図で見ると、前回ご紹介した「箱根登山ケーブルカー」からそのまま延長線上にあるように見えますが、ケーブルカーとロープウェイは全く異なる乗り物ですので線路は繋がっていません。というかロープウェイに線路はありません。

それではまず、早雲山駅から1本目のロープウェイに乗車していきます!

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次々にゴンドラがやってくる

改札口で箱根フリーパスに入鋏してもらい、その先へ進むと、箱根ロープウェイの乗り場となります。定員18名のゴンドラが次々にやってくるので、前の人から順に乗り込んでいきます。鉄道やケーブルカーと異なりロープウェイに運行ダイヤはありません。ただ乗り換え検索アプリや公式HPを見ると、便宜上「1分間隔での運転」となっています。

現在は新型コロナウイルスの影響で、18人乗りのゴンドラを満員にして運ぶのではなく、1台あたり最大10人程度で稼働させているという張り紙がしてありました。ただ、私が行った時は平日ということもあり空いていたので、何と1グループで1台貸切サービス中でした! つまり、私は1人旅なので1人でゴンドラ1台を貸し切らせてもらえたのです!(これは私がお願いしてそうしてもらったとかではなく、ロープウェイの係員さんの指示でそうしているだけなので悪しからず)

また、観覧車等とは異なり、乗車する際にはゴンドラがいったん完全に停止するようになっていますので、落ち着いて乗り込むことができます。

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貸切ゴンドラからの贅沢な眺め

早雲山駅を出発すると、ゴンドラはぐんぐんと高度を上げていきます。早雲山駅から大涌谷駅までは所要時間約8分、ほとんどずっと上りの区間が続きます。自分一人だけとはいえあまりゴンドラの中でバタバタと動き回るのはよくないと思いますが、前を見て後ろも見て横も見て、と360度の贅沢な大パノラマの景色を独り占めすることができてとっても楽しいです! 特に観光シーズンなど、こんな贅沢はまずできることではないでしょう。

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観光ポスターになりそうな景色

前方に目をやると、深い緑色の山の際をなめらかに進んでいく様子がよくわかります。スキー場のリフトやゴンドラ等と同じように、この箱根ロープウェイ早雲山駅大涌谷駅の間をひたすら反時計回りで往復するようになっています。

楽しかった空中散歩もつかの間、もうすぐ大涌谷駅に到着していきます。

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噴火口スレスレを通る!

大涌谷駅到着直前、眼下に大涌谷の噴火口が広がります! 溢れんばかりの硫黄の臭いとともに、辺りにはモクモクと煙が立ち込めています。「こんな噴火口のすぐ真上を通るのか!」と驚きました。これは見ていて圧巻です!

そうして大涌谷駅に到着です。

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駅を出るとすぐ大パノラマ

大涌谷駅は、この先の桃源台方面へ向かうロープウェイへの乗り継ぎ駅であると同時に、駅舎内にはおみやげ物屋さんなんかも併設されています。

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むき出しの山肌

改めて、ロープウェイの中から見た景色を実際にじっくり見てみます。柵の前まで来て眺めてみると、より硫黄の臭いが強く、むき出しの山肌から勢いよく煙が立ち上っている様がよくわかります。

この大涌谷の独特の地形は、約3000年前から繰り返し発生してきた噴火により形づくられました。最近では2015年にも新たな噴火口ができたようで、活発な火山活動が繰り返されています。

19世紀末に明治天皇がこの地を訪ねて以降、この周辺一帯が「大涌谷」と名付けられ、箱根の一大観光スポットとして発展してきました。

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大涌谷周辺

噴火口付近には、いくつか見どころも。「大涌谷くろたまご館&箱根ジオミュージアム」に行ってみました。新型コロナ対策として、建物内に入る際は入口に置いてあるアルコールで手の消毒を欠かしません。

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情報量の暴力

箱根ジオミュージアム」は、箱根エリア一帯の火山活動やそこから誕生した温泉・観光産業等について紹介している展示施設です。入館料は何と100円と激安なのですが、限られたスペースに所狭しと解説文や展示物が並びます。あまり時間がなかったのでじっくりとは見れませんでしたが、確実に入館料以上の価値がある施設だと思います。今度また時間のある時にじっくり見てみようと思います。

大涌谷くろたまご館」には、お土産物屋さんの他、レストラン等も入っているようですが、現在は新型コロナの影響で規模を縮小して営業しているようでした。

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「黒チョコソフト」(400円)

大涌谷といえば名物の「くろたまご」ですが、5個セットでのみ販売しているということで、1人旅の私にはちょっと向かないなと思い断念。代わりに黒い玉子ではなく黒いソフトクリームを買いました。

溶岩をイメージしたと思われる黒いブロックチョコが2つ載っていて、とても甘くて美味しいです! まぁまぁ値段は張りますが、これからの季節は屋外でソフトクリームを食べることほど幸せなことはないでしょう。

このソフトクリームが思いのほかビッグサイズで、食べるのに苦戦しているうちに時間がなくなってしまい、惜しくもこの先の「自然遊歩道」的なのを見に行く時間がなくなってしまいましたがまぁそれはまたの機会の楽しみにとっておきます。

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大涌谷から桃源台方面へ

大涌谷駅に戻り、続いては桃源台方面に向かう箱根ロープウェイに乗車していきます。こちらも乗車の流れは基本的に先ほどの1本目のロープウェイと同じで、またも私一人でゴンドラを貸し切ることができました。

大涌谷駅を出ると、このロープウェイは途中姥子駅を経由して、終点の桃源台駅までは約16分間で到着します。大涌谷→桃源台は山を下る区間が大部分を占めますので、先ほどとは異なる前面展望を楽しむことができます。まぁ貸し切りなので前面も後面も気兼ねなく楽しめるんですけどね!(笑)

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芦ノ湖が見えてきた!

この区間の楽しみといえば、何といっても芦ノ湖の景色。終点の桃源台駅芦ノ湖のすぐほとりにあるので、前面展望では山々に囲まれた芦ノ湖雄大な眺めを楽しむことができます。1本目のロープウェイよりも窓のくすみが少し激しいですがまぁよしとします。

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姥子駅に到着

大涌谷駅を出てから約8分で、姥子駅へと入線(?)します。ゴンドラのドアは一度開きますが、ここで降りない場合はそのまま乗り続けることができます。しばらくするとまたドアが閉まります。

姥子駅を出発した後は、下り坂も緩やかになってきます。

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桃源台駅に到着!

そうして、姥子駅からさらに8分で終点の桃源台駅に到着です!

早雲山駅からここまで合計約24分間の空の旅でしたが、もしロープウェイの乗車券を大涌谷駅で分割して買うと早雲山→大涌谷→桃源台で何と2,060円もするのです!( ゚Д゚) これは箱根フリーパスを買った方が断然お得。前回ご紹介したケーブルカーや、今回のロープウェイは、適宜途中下車しながら観光しつつ…というのもとても楽しい使い方だと思います!

 

次回は、ここ桃源台から箱根海賊船に乗った様子をご紹介します!

ケーブルカーで陸の旅、ロープウェイで空の旅ときたら、あと1つやっぱり海の旅も欠かせないですよね。(芦ノなので海ではないですが。)

箱根の陸海空を効率よく制覇してきましたので、次回の記事も是非ご期待ください!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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