わたかわ 鉄道&旅行ブログ

乗り鉄&旅好きの20代男子が全国を巡る!

面白すぎる! 「箱根登山ケーブルカー」で10分間の山登りの旅【2020-06箱根2】

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は、先日出かけた箱根1泊2日1人旅の第2弾記事となります!

まだ前回の記事をご覧になっていない方は、そちらもご覧ください!

watakawa.hatenablog.com

 

2020年6月17日(水)①

川涌の湯 マウントビュー箱根」にて迎えた2日目の朝。

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朝食もこれまた贅沢の極み

宿での朝食も、これまた大変豪華です。信じられないような品数で、これでお腹が満たされないわけがありません。しかもその一つひとつがとっても美味しい~! 普段の食パンをかじるだけの朝とはわけがちがいます(食パンはとても美味しいです)。

食後は部屋で荷物をまとめ、チェックアウト。内湯が故障していたお詫びとして、フロントで桐の箱に入ったお菓子までいただいてしまいました。いやぁ何から何まで本当にありがとうございます。また是非泊まりに来たいと思います。

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仙石バス停から乗車

さて、箱根旅2日目のスタートです。今回はかなり時間が限られているのですが、箱根フリーパスで楽しめる様々な乗り物を次々に乗り継ぎながら、箱根エリアをぐるっと一周していきます!

まずは、「仙石」バス停から9:37発の箱根登山バス・天悠行に乗り込み、強羅駅へ。仙石方面から強羅駅へは2通りのルートがあるようですが、短いルートの方に乗れたので強羅駅まではわずか13分の距離です。

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明るい天窓

バスの乗客は自分1人だけでしたが、天窓のついた明るいバスでとても楽しめました。

強羅駅は幹線道路から1本脇道に逸れた先にあるようなのですが、これが驚くべき急坂でして。歩くのも大変そうな壁のように立ちはだかる急な登り坂を、バスはスイスイ登っていきます。これは本当に驚きました。

そうして、9:50に強羅駅へと到着。箱根登山バスはここで下車します。

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大きな三角屋根がトレードマークの強羅駅

小田原から箱根湯本を経由してのびる箱根登山鉄道の終点でもあるこの強羅駅ですが、前回のブログでも少し述べた通り、箱根湯本~強羅駅間は現在昨年の台風19号の影響で不通となっており、バスによる代行輸送が行われています。今度の7月をめどに運転再開をする予定のようですので、復旧したらまた乗ってみたいです!

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強羅駅構内の仮設歩行者通路からは箱根登山鉄道の車両をいくつも見渡せる

そして、箱根登山鉄道と並んでこの強羅駅にもう一つ乗り入れる鉄道が、箱根登山ケーブルカーです。強羅~早雲山駅間を結ぶ全長わずか1.2kmのケーブルカーで、まぁこれを鉄道と呼ぶのかどうかは人によって定義が分かれるところですが、ともかくこの箱根登山ケーブルカーは通常通りの運行ということで、強羅駅からはこれに乗っていきたいと思います!

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ちゃんと発車標もある

強羅駅有人改札をくぐり、目の前のホームから乗車します。箱根登山鉄道箱根登山ケーブルカーは全く運行方式の異なる乗り物なので、この強羅駅を跨いで直通運転はできず、線路は繋がっていません。

ホームで待っていると、山の上の方から車両が駆け下りてきました!

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強羅10:06発 箱根登山ケーブルカー 早雲山行

ホームや線路の角度がえげつないレベルで急なので、車両もそれに合わせて、横から見ると平行四辺形になるように線路を走ります。これがケーブルカーの醍醐味です。入線してきた列車はかなり新しく、「2020.3 DEBUT!」と書かれたヘッドマークを掲げていました。きっとデビュー直後からコロナ禍で、今までほとんど観光客を載せずにひたすら強羅と早雲山の間を往復しているのでしょう。何と悲しいことか…。

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車内は階段状

線路がデフォルトでかなり急斜面なので、車内は階段状の造りになっています。車両の先頭部分と最後尾で既にそこそこの標高差があります(笑)。

10:06、定刻通り強羅を出発! わりかし乗り心地の良い加速度で、強羅駅を出発しナナメ上にある終点の早雲山駅までを目指します。

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LCDまで完備。流石としか言いようがない

ケーブルカーといっても全国いろいろありますが、箱根登山ケーブルカーの場合には強羅駅早雲山駅の間に途中駅が4つあります。公園下、公園上、中強羅、上強羅です。もう覚えましたね?(笑)この一つひとつにも駅ナンバリングが振られており、これ実は小田急小田原線新宿駅からずっと通算で振られている番号なのです。新宿駅が【OH01】から始まり、箱根登山ケーブルカーの終点の早雲山駅は【OH62】となっています。

途中駅が4駅もあるのに、全長は1.2km…ということで、次から次へと駅がやってきます。しかし面白いのが、この前面展望!

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線路沿いに咲くあじさいがまた綺麗なこと

まっすぐ上へとのびる線路は見ていてとっても気持ちがいいです! 今回は、コロナ禍ということと、平日ということもあって、乗客は片手で数えられるほどでしたので、私は前面展望を勝ち取ることができましたが、きっと観光シーズンに突入したら前面展望どころではないでしょうね…。

線路はひたすら単線で、各駅には両側にホームがあります。面白いことに、各駅到着時には車両両側のドアが開くのです。各観光施設等、自分が行きたい場所に合わせて、ケーブルカーのどちら側のドアから降りた方が近いのか、途中駅を利用される際はしっかりチェックしておきましょう。

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中強羅駅には対向列車が停車中

途中、何カ所か行き違いのために部分的に複線になっている区間があります。公園上~中強羅駅間もその一つ。ちょうど山を下りてくる強羅行の列車が中強羅駅に停車中ですので、一度私の乗っている早雲山行は行き違い区間で右側に入ります。左側通行かと思ったらまさかの右側通行でした。

そうして急斜面での列車交換も難なくこなし、10:16に終点の早雲山駅へと到着。

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早雲山駅は立派な駅舎

強羅からこの早雲山駅までは約10分、普通にきっぷを買って乗ると430円の区間です。

早雲山駅は現在改修工事中のようで、通路は一時的なものとなっていますが、ケーブルカーを降りてから駅を出るまでかなりの距離を歩きました。

箱根登山ケーブルカーの終点・早雲山駅から続いては何を乗り継ぐのか…というと、そう! 箱根ロープウェイです! が、箱根登山ケーブルカーの面白さをアツく語りすぎて既にかなりの長編記事になってしまったので、今回の記事はここまでとさせていただきます。

次回の記事では、箱根ロープウェイの様子をお届けしていきます! これもいろいろと面白いポイントがたくさんあったので、次回もお楽しみに!

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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