わたかわ 鉄道&旅行ブログ

乗り鉄&旅好きの現役男子大学生が全国を巡る!

5日間を締めくくる小樽観光&札幌名物「スープカレー」を食す旅!【2019夏の北海道15】

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は、2019年9月の北海道旅行の第15弾記事、いよいよ最終回となりました。

4泊5日の北海道一人旅の様子を小出しにしながら半月に渡りお届けしてきましたが、今回がいよいよラストとなります。

最終日は、夕張へ観光に出かけた後、スーパーとかち号で札幌に戻ってきました。

今回はその続きとなります。

 

2019年9月12日(木)③

新夕張から乗車した特急〔スーパーとかち8号〕は16:18に札幌駅に到着。

この日の夜に新千歳を発つ羽田便でいよいよ帰京することになりますが、まだもう少し時間があるので、5日間の締めくくりとして北海道を代表する観光地・小樽に出かけていきたいと思います!

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今はもう見れない「区間快速いしかりライナー

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札幌16:28発 区間快速いしかりライナー〕小樽行

札幌から乗車するのは、16:28発の区間快速いしかりライナー〕小樽行。札幌を出ると停車駅は琴似、手稲手稲から先の各駅です。札幌~小樽駅間では「快速エアポート」とこの「区間快速いしかりライナー」がそれぞれ2本/時ずつの本数で運行されていましたが、区間快速いしかりライナーは2020年3月14日のダイヤ改正で廃止されてしまいました…。この時は廃止されるなど思ってもいなかったので、思いがけず乗り納めとなったのです。

平日の夕方ということで、車内は通勤通学客でかなりの混雑。定刻通り札幌を出発し、手稲までは比較的快調な運転をします。

この列車に乗れば一気に小樽まで行けるのですが、私はその手前の朝里駅という駅で途中下車をすることに。ここでは、一度見ておきたいものがあったのです。それが…こちら!

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自動改札機があるけど…通り抜けられない⁉

そう、朝里駅には通り抜けられない自動改札機が設置されているのです。通ろうと思っても、行く先はただの壁。知らずにこの駅にやってきた人は、ちょっと戸惑うかもしれません。

この朝里駅は無人駅ですが、札幌と小樽の間にあり、ICカード「Kitaka」の利用可能エリアに含まれています。なので、駅に簡易タッチ機を設置する必要があり、この自動改札機は単なる「簡易タッチ機」としてのみ置かれているのです。乗客はわざわざ無理にこの自動改札機を通り抜けずとも、乗る時に右側の緑の部分にタッチし、降りる時は左側の黄色の部分にタッチすればOK。自動改札機を転用して使っているという、ただそれだけのことです。

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無人駅だけど立派な駅舎もある

海側には駅舎があり、この中にはよく見る一般的なスタイルの簡易タッチ機がありますが、駅舎を通らずとも山側のホームから駅の外に出ることもできるようになっていて、そういう人のために山側のホームに「通り抜けられない自動改札機」が設置されているようです。

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駅の目の前は石狩湾

海のすぐそばにある駅ということで、眺めも最高。中国で公開された映画のロケ地としても使われたことがあるそうで、中国人観光客の聖地巡りの定番スポットのようですが、一方で写真を撮るために勝手に私有地に入るなどして近隣住民から迷惑がられているという側面もあるようです。

20分ほど滞在し、後続の普通列車でいよいよ小樽へと向かいます。

17:15発の小樽行に乗車すると、10分ほどで到着!

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レトロな小樽駅

北海道の一大観光地でもある小樽は、札幌から快速エアポートで30分程度。札幌方面から続く函館本線の電化区間はいったんここまでとなり、これより先の余市倶知安ニセコ方面は非電化区間となります。基本的にほぼすべての列車がこの小樽駅にて乗り換えとなりますが、1日2往復の列車が気動車を使用しこの小樽駅を跨いで電化区間と非電化区間の直通運転を行っています。

だんだん陽が沈んできて、小樽の主要な観光施設はもう閉まってきてしまいましたが、どうしても行ってみたい場所がいくつかあるのでそれをめぐっていきます!

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手宮線跡地

まずは何といってもこちらの手宮線跡地! 小樽に来たら一度は見てみたかった鉄道スポットです。

この「手宮線」は、北海道最初の鉄道路線である「官営幌内鉄道」の一部として1880年に開業しました。運行区間手宮~開運町(現・南小樽)~札幌駅間で、現在はその大部分が「函館本線」として旅客営業を行っています。1889年には北海道炭礦鉄道に譲渡されますが、現在の小樽駅が開業するのは1903年(「小樽中央駅」として開業し、わずか数日後に「稲穂駅」に改称。翌1904年には「高島駅」に改称し、さらに翌1905年に「中央小樽駅」に改称)で、高島(現・小樽)~小樽(現・南小樽)駅間がつながるのは1905年になってからのことでした。1906年に国有化され、1909年に小樽(現・南小樽)~手宮駅間が「手宮線」と名付けられることになります。

1962年に旅客営業は廃止されますが、その後も手宮線は貨物線として存続されます。そして1985年に、手宮線は惜しまれつつ廃止されました。

「北海道最初の鉄道」でありながら、晩年は函館本線南小樽駅で分岐する支線的扱いでしかなかった手宮線ですが、その廃線跡の大部分が現在も遊歩道として整備されています。また終点の手宮駅には現在「小樽市総合博物館」が建てられており、そこは鉄道博物館的要素もあるようなのですが、もう夕方ということで閉館時間を迎えていたため博物館はまたの機会に訪れることにします。

手宮線跡地の遊歩道を歩いていくと、目立つのは自分と同世代くらいのカップルの姿。ここを1人で訪ねている私は…うーん何とも虚しくなるぅぅぅ…。きっと恰好のデートスポットなんでしょうねぇ。自分もいつか…自分もいつか…。

そして、手宮線よりさらに海側にある、小樽を象徴する観光スポットといえば…そう、小樽運河です。

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小樽運河の夜景は素晴らしい

ちょうど歩いているうちに陽が沈み、美しい夜景を眺めることができました。空が曇っていたのでその点はちょっと残念でしたが、晴れた日の夜にまたこの小樽運河の絶景を眺められたらなと思います。

この5日間、本当にいろんなことがありました。初めて尽くしの1人旅で、実はこの北海道旅行の直前に山梨に住む両親の実家に帰省して夏のご挨拶をして(9月5日)、その翌日(9月6日)に飯田線上諏訪豊橋行を全区間乗り通すという過酷なチャレンジに挑み、そのさらに翌日(9月7日)は名古屋から東京までお座敷列車「華」で直通するクラブツーリズムの団体ツアーに参加してから、一度も自宅に戻らずにこの北海道の地にやってきたのです。複数の旅行や用事を繋ぎ合わせた結果、何と合計8日間もの大旅行になってしまっていました。

大きな荷物を岐阜の宿から札幌の宿に着払いで送りましたが、住所不備でちょっとしたトラブルになりました。極寒の小幌駅で風邪をひき、頭痛が激しい状態でこの北海道最終日を迎えていました。大変なことも起こるのが長旅というものだと思いますが、こんな素晴らしい景色を最後に見れたら、やっぱり旅は良いものだなぁと思い知らされます。そしてまた旅に行きたくなるのです。こうして記事を書いている今も、また旅に出たくて仕方がありません。

この小樽運河も、周りはカップルだらけ。自分もそういうご縁があればいいなぁとは思うものですが、一方で一人旅だからこそ見える景色というものもあると思います。楽しかった思い出を振り返りながら、歩いて小樽駅へと戻りました。

小樽からはまっすぐ快速エアポート新千歳空港に向かうのみですが、少し時間があったので、駅構内を散策。

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味のある小樽駅構内

駅舎に隣接するホームは「裕次郎ホーム」と名付けられ、ここだけ時がとまったかのようなデザインです。ごめんなさい歴史的経緯はよくわからないので気になる方は調べてみてください(笑)。

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小樽19:00発 快速〔エアポート194号〕新千歳空港

それでは、小樽19:00発の快速〔エアポート194号〕に乗車し、一気に新千歳空港まで向かいます! かなりの長距離乗車になるので指定席(uシート)で快適に行こうかなとも思ったのですが、小樽は始発駅なのでほぼ確実に座れますし、座ってしまえばロングもクロスも一緒だなと思ったので、自由席でいきます。

定刻通り小樽を発車。車内は観光帰りの人や地元の方でかなりの混雑です。しかしほとんどの人が札幌で下車。そして札幌からは、千歳線沿線の通勤通学客を積み込みます。

実はこの日の夕方、千歳~南千歳駅間でシカとの衝突があったようで、千歳線はダイヤが乱れていました。そのため、この快速エアポート194号も新千歳空港に遅れて到着することに。20:12着予定のところ、10分遅れて20:22に到着しました。

まだ夕食を食べていませんでしたが、飛行機の時間までまだ余裕があるので、新千歳空港ターミナルビルの中で北海道最後の晩餐とすることにします。

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骨付きチキン入りスープカレー(1,490円)

洋食屋さん(店名は忘れてしまいましたが)の「骨付きチキン入りスープカレー」(1,490円)を注文。札幌といえばやっぱりスープカレーは是非とも食べておきたいグルメの一つです。大学生の私にはちょっと豪華なディナーですが、出てきたスープカレーを見てびっくり。野菜がゴロゴロ入っております。これはとっても食べ応えがありました! 本当に美味しい。たっぷり野菜の旨みがカレーとよく合います。北海道は美味しいものがたくさんあるなぁと、最後の最後まで実感することができました。

さて、いよいよ北海道を飛び立つ時間がやってきました。搭乗するのは新千歳21:45発のAIRDO44便で、羽田到着予定時刻は23:30となっています。

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帰りは3番ゲートから

ANAとの共同運航便で、2ヵ月前の予約で8,260円でした。3+3列のシートで、すべてエコノミークラスのようです。

21:41頃、いよいよ機体が滑走路を滑り出し、北海道の地に別れを告げて、21:54頃にテイクオフ! 機内はかなり満席に近いような搭乗率で、私は旅の疲れもあってほとんど機内では寝ていました。窓側を取ったはいいものの、札幌の夜景など特に眺めることなく爆睡です。

次に気づいた時は、羽田空港の滑走路に着地した瞬間の振動で目が覚めました。時計を見ると23:17。おおむね定刻通りのフライトだったようですが、これほどまでに夜遅いと眠くなるのも当然です。

23:23頃に飛行機は停止しましたが、周辺にターミナルビルは見えません。何とここからは、滑走路に直接降り立ち、バスに乗り換えて到着ロビーに向かうということでした。飛行機は何回も乗ったことがありますが、こんな経験は初めてです。夜遅いからなのか、AIRDOだからなのかはわかりませんが。

バスは5分ほどで到着ロビーに到着。私は大きい荷物を札幌の宿から自宅に発送済みなので、預け荷物もないため、すぐさま京急のホームへと向かいます。

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ぜ~んぶ品川行

夜遅い時間のため、羽田空港国内線ターミナル駅から発車するエアポート急行はどれも品川行でしたが、23:40発に乗車し、京急蒲田で横浜方面に乗り換えて何とか自宅に戻ることができました。自宅へ到着するころには既に日付を越えておりました。

 

こうして、壮大な長旅が完結したのでした!

現在はもちろん新型コロナウイルスの影響でこういった旅にも出れていませんが、いつかまたこうしたビッグプロジェクトも実施していきたいなと思う今日この頃です。

全15回に渡りお届けしてきた北海道旅行シリーズ、いかがだったでしょうか。もう半年以上前の旅行になるので記憶が薄れているかと思いきや、こうして文字に起こしてみると思いのほか覚えているものです。逆にそれくらい新鮮で、印象的な体験の連続だったということだと思います。

最後に、この最終日を含めた4泊5日の北海道旅行の全行程をまとめて掲載しておきます。今はもう走っていない列車等もありますが、みなさんが旅行される際に是非参考にしていただければと思います。

 

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最後までご覧いただきありがとうございました!

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