わたかわ 鉄道&旅行ブログ

乗り鉄&旅好きの20代男子が全国を巡る!

【違和感】東京都心に○両で突っ込んでいく驚きの特急がありました…

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は東武を走るちょっと変わった特急列車についてご紹介します。

 

2021年10月24日(日)

今回やってきたのは東武日光線栃木駅。これより東京都心方面へと移動していきます。

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栃木駅には東武日光線のほかJR両毛線も乗り入れていますが、両毛線の線路は北関東を東西に走っているため都心方面へ乗り換えなしで行くことはできず、小山まで出たのちJR宇都宮線への乗り換えが必要になります。

一方の東武では浅草方面やJR線直通の新宿方面へと向かう特急が多数発着しているため、今回私も浅草まで特急で移動していくことにします。

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乗車するのは19:52発の特急〔リバティ会津150号〕浅草行。両数の欄を見てみると…何とわずか「3両」。後続の普通列車よりも短いです。

何とこちら、東京都心の一大ターミナルである浅草駅にわずか3両で乗り込んでいくとんでもない特急列車なのです。

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ホーム上の特急券券売機で確認したところ、何と満席を示す「×」の表示が。私は前もって別の駅で購入しておいたので取れましたが、その時もあとわずか数席といったところでした。

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ホームで待っていると列車が入線してきました。東武500系特急電車(通称”リバティ”)は2017年にデビューした新しい車両です。都会の街に溶け込む洗練されたデザインではあるものの、編成の最後部がすぐ見渡せるほどの短編成さには違和感を覚えます(笑)。

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無事に乗り込み、列車は定刻通りに栃木駅を発車。3両しかないため、券売機でも確認した通り車内はやはり満席。頭上の荷棚にも荷物がたくさん積まれています。浅草~会津田島駅間で1日4往復が設定されている「リバティ会津号」ですが、会津田島を17:49に発車するこの便が上りの最終列車となっていることも理由の一つでしょう。日曜日の夜なので行楽帰りの方が多そうです。

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号車番号は先頭(浅草寄り)から順に3,2,1号車と続きます。全車指定席で、個室等の設備はありません。この先春日部、北千住、とうきょうスカイツリーに停車し終点の浅草へと至ります。

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浅草までの特急料金は1,250円東武では他に主力特急として「スペーシア」も運行されており、平日であればスペーシアの方がわずかに安い料金で設定されているのですが、土休日の場合はリバティ・スペーシアとも特急料金は同じです。

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栃木を出ると次の停車駅である春日部までは約50kmに渡りノンストップ。中には途中の板倉東洋大前に停車する特急もありますが、基本特急はこの区間ノンストップだと思っておいた方がよさそうでうす。徹底的な遠近分離がなされています。

東武動物公園駅から先は東武スカイツリーラインへと入ります。東武動物公園駅は主要駅かつ分岐駅ですが通過します。

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30分以上ノンストップで走り続け、埼玉県の春日部駅に到着。ここでは真ん中2号車の扉だけが開きます。東武野田線(アーバンパークライン)との乗換駅で、特急を含め全ての列車が停車します。

ところでなぜ今回乗車しているリバティ会津150号が3両編成で運行されているのか、ということですが、実はこの列車に限らず「リバティ会津号」は全て3両編成での運行です。ただし150号を除く3.5往復についてはいずれも浅草~下今市駅間で「リバティけごん号」と併結運転を行っており、東京都心には6両編成(3両+3両)の状態で乗り入れます。150号に関しては併結相手がおらず、会津田島から浅草まで全区間単独運行のため3両で東京都心へ乗り入れる形となっています。

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東京都心に3両で乗り入れる「リバティ」は1日3往復のみ。これ以外の「リバティ○○」については併結運転・単独運転を問わず浅草駅に6両の状態で入線します。スペーシアやJR直通特急は全て6両基本編成、きりふり号は4両編成なのでそれらよりも短いということになります。

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車窓には夜の街明かりが見えます。沿線にはマンションや住宅街が広がっており、東武スカイツリーラインが果たす都心部への通勤通学需要の役割も大きそうです。

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東京都に入り、北千住駅に到着。ここでかなりの数の降車があります。この先のとうきょうスカイツリー駅や浅草駅はJR線との接続がないため、東京・横浜方面や常磐線方面などへ乗り換える場合は北千住駅が圧倒的に便利です。

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とうきょうスカイツリー駅を発車すると次はいよいよ終点の浅草。普通列車でも特急列車でもこの区間は1駅です。ゆっくりと徐行しながら隅田川を渡ります。日中の景色ももちろん綺麗ですが、夜景もこれまた大変に素晴らしい眺めです。

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そして21:05に定刻通り終点の浅草駅へと到着。特急ホームの端の方は大きくカーブしていることで有名ですが、この列車についてはわずか3両しかないため改札寄りに停車するので、列車とホームの間もそこまで開きません。

この列車はちょうど上に示した通り、折り返し21:19発のリバティけごん249号(新栃木行)となるようです。

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ということで、今回は東京都心の一大ターミナル駅にわずか3両で乗り入れる特急についてご紹介しました。首都圏の特急は総じて中~長編成の傾向があり、概ね6両以上であることが多いためこのような光景は意外かもしれません。気になる方は是非乗ってみてください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。