わたかわ 鉄道&旅行ブログ

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(34)三重県を縦断する驚愕のロングラン鈍行に全区間乗車! 【最長片道切符の旅2021】[亀山→新宮]

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は最長片道切符の旅20日目の前半の様子をお届けします。

 

2021年8月25日(水)20日目①

8月3日に稚内からスタートした最長片道切符の旅も今日で20日目。この日のスタートは三重県亀山駅です。

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20日目のこの日は、亀山から紀勢本線で紀南方面へと進み和歌山まで向かいます。和歌山にていったん最長片道切符のルートを中断し、翌日から始まる「四国最長片道切符」のスタート地点へと向かうため南海フェリーで徳島へと渡ります。今回の記事では途中の新宮までの様子をお届けします。

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亀山駅には、JR東海おなじみの「最新式なのに旧型っぽく見える発車案内ディスプレイ」が設置されております。名古屋方面、奈良方面、津方面と3方向に線路がのびていることが分かり、やはり亀山は今もなお交通の要衝であると実感します。

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そんな亀山から乗車する列車は、6:08発の紀勢本線 新宮行。亀山~新宮駅間180.2キロを結ぶロングラン列車に全区間乗車していきます。

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使用される車両はJR東海キハ25形気動車。一見すると313系と非常に良く似ていますが、紀勢本線JR東海区間は非電化路線のため電車が走れるはずはなく…ということでようやくこれがキハ25形であると分かります。

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列車は定刻通りに亀山駅を発車。まだ朝6時過ぎということでかなり早く、正直かなり寝不足感は否めません。せめて転換クロスシートであれば仮眠を取りやすかったかもしれませんが、キハ25形オールロングシートでボックスや転換クロスの座席はありません。

亀山を出ると、この列車は下庄、一身田、津、阿漕、高茶屋、六軒、松阪、徳和、多気、相可、佐奈、栃原、川添、三瀬谷、滝原、阿曽、伊勢柏崎、大内山、梅ケ谷、紀伊長島、三野瀬、船津、相賀、尾鷲、大曽根浦、九鬼、三木里、賀田、二木島、新鹿、波田須、大泊、熊野市、有井、神志山、紀伊市木、阿田和、紀伊井田、鵜殿と約40もの駅に停車して新宮へ至ります。JR東海には飯田線で6~7時間かけ約100駅を進む列車があるため霞んで見えますが、あちらは転換クロスorボックスシート車両での運用ですので、そう考えると今回ロングシートでこれほどの距離を耐えるのはなかなか過酷と言えます。

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6:25に三重県の県庁所在地であるに到着。ここからは四日市(河原田)方面からの伊勢鉄道が合流してくるため、快速みえ号や特急南紀号も多数運行される本線らしい区間へと入ります。

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車内では、前の晩に名古屋で呑み鉄にゃんこさんからいただいた名古屋名物のういろう(「日本の食」75品目)を朝ごはんにいただきます。ようかんのような食感の甘いお菓子で、とても美味しかったです! ありがとうございました。

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列車は津や松阪の辺りを近鉄と適度な距離感を保ちながら走っています。この辺りはまだ開けた地形で、住宅も数多く立ち並びます。車内は思ったよりも多くの方が乗車しており、朝早いながらもしっかり需要のある列車であることが分かります。

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6:57には多気駅へ到着。ここでは約8分間停車し、参宮線へと入る鳥羽行の列車に接続を取ります。

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改めて見てみても、本当に313系とそっくりです。ただ車両の近くまで寄ってみるとけたたましいディーゼル音を出していることが分かり、これでようやく気動車であると気づきます。

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列車は7:05に多気を発車。これより先は紀勢本線の列車のみが走る区間へと入っていきます。

佐奈では3分ほど停車し、列車の行き違いを行います。

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7:40には三瀬谷駅に到着。ここは特急も停車する主要駅です。

紀勢本線では、名古屋~新宮・紀伊勝浦駅間を結ぶ特急「南紀」が1日4往復運行されています。時間が合えば津~新宮駅間で利用したいと思っていたところでしたが、下りの一番列車が津を発車するのは9:01ということで、これでは後の行程に余裕がなくなってしまうため、やむなくそれよりも3時間ほど早い普通列車で移動しています。

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次第に車窓から民家や建物は少なくなっていき、列車は険しい地形の中を進んでいきます。この辺りは大内山川に沿うようにくねくねと線路が走っており、並行する紀勢自動車道と比べるとかなり線形が悪いことが分かります。

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その川の名前にもなっている大内山駅には8:10に到着。ここでも列車の行き違いのため、7分間停車していました。

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紀勢本線というと太平洋沿岸の海の見える区間を走るイメージがある方も多いと思いますが、それは主に新宮より西のJR西日本区間がメインであり、今乗っているJR東海区間はどちらかというと山岳路線の様相を呈しています。山を貫くようにトンネルが掘られたり、地形に沿ってくねくねと線路が敷かれていたりということであまりスピードが出せそうにないのもよく分かります。

紀北町中心市街地にあたる紀伊長島駅には8:30の到着。ここからはかなりの乗車があり、空いていた車内が再びやや混み始めます。

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主要駅の一つ、尾鷲駅には9:01の到着。亀山を出発して約3時間、この辺りに来ると列車の旅を楽しむというよりはお尻の痛みに耐える移動に変わってきます。前の晩がネットカフェであまりしっかりと睡眠を取れていないこともあり、またシャワーを浴びれていない不快感からこの区間では「とにかく1秒でも早く新宮に着いてくれ」と願っていました(笑)。

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そして10:21、ようやく終点の新宮駅に到着です!

亀山駅から何と4時間13分もの時間をかけてやってきました。

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熊野三山への玄関口でもある新宮駅の駅前は南国風の木が植えられ、亀山とはだいぶ気候の異なる地へやってきたことを実感します。それと同時に、この新宮の一つ手前の「鵜殿」という駅までは三重県にあたるため、三重県の大きさも身をもって実感することができます。

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残念ながら今回の最長片道切符の旅では観光に割く時間もお金も体力もないので、熊野三山へ行くことは諦めざるを得ませんが、代わりに新宮駅前で那智黒ソフト」(300円)があったのでこれをいただきます。「日本の食」76品目となります。

那智の名物である黒飴を練り込んだソフトクリームで、あの独特の甘さを手軽に味わうことができます。飴だと大袋入りでだんだん飽きてしまうこともありますが(笑)、これなら最後まで美味しくいただくことができるのでとってもオススメです!

 

この先はJR西日本区間へと入り和歌山を目指しますが、その続きはまた次回お届けします。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。