わたかわ 鉄道&旅行ブログ

乗り鉄&旅好きの20代男子が全国を巡る!

[2]知る人ぞ知る…妙高高原温泉郷「関温泉・燕温泉」へ! 大自然の露天風呂【2025夏の中部周遊】

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2025年8月9日(土)1日目

豪華観光列車「ろくもん」にて、12時37分に長野駅へ到着。

次の列車までは1時間半ほど空き時間がありますので、少しばかり長野市内を散策することにしてみます。気温は29℃、首都圏に比べれば幾分過ごしやすいものの強い日差しが照り付けており何だかんだで暑いです。

長野市内の観光地といえば、まず挙げられるのが善光寺です。名前の通り「長野駅善光寺口」を出て北に2kmほど進んだ位置にあり、観光周遊バス「めぐりん号」というのも走っているそうですが、さほど本数が多くないのと、せっかくならば街の中を歩いてみたいということで徒歩で向かいます。

通りは観光客の姿も多く、ほぼ一本道なので迷うことはありません。思いのほか起伏があるので、炎天下と相まって体力はそれなりに消耗します。

程なくして「仁王門」へ到着。この門にも刻まれている通り、善光寺は「定額山(じょうがくさん)」という山号が与えられています。

仁王門をくぐった先は仲見世になっており、石畳の通りの両脇に様々なお店が立ち並びます。観光客向けの食べ歩きグルメが充実しているようで、日本人のほか訪日外国人観光客で賑わっています。

仲見世を抜けた先にある「山門」をくぐるといよいよ本堂が見えてきます。この山門は入場料を支払うと上部へ上がれるようですが、今回は時間の都合上パスしたいと思います。

さて、見えてきたこちらが善光寺の本堂です。国宝に指定されている立派な木造建築となっており、堂内の一部エリアは有料ゾーンとなっています。あいにく内部の撮影はできませんが、この5泊6日の旅の安全を祈願してきました。

境内を後にし、仲見世で美味しそうなおやきが売っていたのでいただきます。「信州牛野沢菜」とかいう欲張りセットで、お値段は1個250円。実は参詣前に立ち寄って購入したのですが、あまりの熱さに包み紙越しでも手でつかんでいることができなかったため、先に参詣を済ませてから食べることにしました。

気になるお味ですが、生地がモチモチでとっても美味しかったです!

さて、長野駅までの帰りはバスでも徒歩でもなく「長野電鉄」を利用することにします。あまり知られていないのですが、実は善光寺の仁王門から少し東に逸れて歩いていくと長野電鉄長野線の「善光寺下駅」があり、鉄道で長野駅まで戻ることもできてしまうのです。

地方のローカル私鉄としては珍しく、長野電鉄長野線のうち長野~善光寺下駅間は地下化されており、善光寺下駅の改札口も地下にあります。かつては地上を走っていましたが、今から44年前の1981年に地下化されました。

歴史を感じる薄暗い地下の改札口ですが、自動券売機は各種キャッシュレス決済に対応した最新型。初乗り運賃170円で長野駅までのきっぷを1枚、PayPayで購入します。

なお善光寺下駅は有人駅ですが、どうやらこの時間帯はたまたま出札口が無人となる時間帯だったようです。ハイテクな自動券売機とは対照的に、出札窓口には「定期券購入のご案内」や「団体のお取扱い」などがレトロな文字で示されています。

購入したきっぷを持って、そのままホームへ降りていきます。普通列車の列車間隔は不均等ですが概ね毎時2本程度で、発車時刻が近づいてくると自然とホームに人が集まってくるようです。

やってきた13時52分発の列車に乗車し、終点長野駅まで向かいます。

何だかこの顔、見覚えがあると思ったら…元営団03系(東京メトロ日比谷線)ではありませんか!

前面は赤い帯に塗り替えられているものの、側面は日比谷線のラインカラーのままです。東京では1988年から2020年まで活躍し、その後長野電鉄に譲渡され「3000系」として第二の人生を送っています。編成は7両から3両へと短縮されていますが、地下へ入線している雰囲気はまさに往年の日比谷線の光景そのものです。

6分ほどの乗車にて、13時58分に終点の長野駅へ戻ってきました。

車内は地元の方でかなり混雑しており、高校生ほどの若い方も多数乗車されていたのが印象的でした。向かいのホームに停車する車両は元小田急ロマンスカー「HiSE」で、現在は特急「ゆけむり」として第二の人生を送っています。

JRの方の駅へと上がってまいりまして、続いて乗車するのは長野14時11分発のしなの鉄道北しなの線 妙高高原。あいにく交通系ICカードは使えないようなので、券売機できっぷを購入して乗車します。

車両は「SR1系」と呼ばれるしなの鉄道の車両ですが…何だかJR東日本の新潟地区で走るE129系(通称”ハムタマゴ”等)と似てますね。どうやら基本的な設計はだいたいE129系と同じのようです。

列車は時刻通りに長野駅を発車。終点妙高高原まで、850円のきっぷを片手に全区間乗車します。

列車はわずか2両編成ですが、ほぼ全ての乗客が着席できており、乗客の大半はお盆ということで大きなスーツケースを転がした旅行客・帰省客の様子です。

数駅進み、豊野駅でJR飯山線と分岐。長野~豊野駅間はしなの鉄道区間にJR飯山線が直通する形となっており、青春18きっぷ等での特例はないためJR区間のみ有効なフリーパスの場合は別途この区間の運賃が必要となります。

元々この長野~妙高高原直江津駅間はJR信越本線でしたが、2015年の北陸新幹線長野~金沢駅間延伸開業時に並行在来線として経営分離が行われ、妙高高原以南が「しなの鉄道北しなの線」、妙高高原以北が「えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン」へとそれぞれ移管されました。JR時代には長野~直江津駅間で一体的な運用が行われていましたが、現在は妙高高原にて完全に運行系統が分断されています。

新潟県に入り、14時55分に終点の妙高高原駅へと到着。気温は25℃、さすが”高原”と名の付く地であるだけにやはり市街地と比べると過ごしやすい気温です。

かつて長編成の優等列車が発着した名残として、長いホームもそのまま残されています。この光景を見る限り「今なおJRの駅」と言われても何ら不思議ではない雰囲気ですが、実際には経営分離が行われてから既に10年が経過しています。

夏場は避暑地、冬場はウィンタースポーツ需要で賑わう妙高高原駅。最盛期と比べるとモータリゼーションの進行等により幾分落ち着きがあるようにも見えますが、この数分の間にも駅周辺の温泉旅館への送迎バスが何本か発着しているようで、今なお交通の要衝としての機能を果たしています。

さて、私はもう少しだけ移動をして本日の宿泊地へと向かいます。

続いて乗車するのは、妙高高原15時09分発のえちごトキめき鉄道妙高はねうまライン 直江津。先ほど乗車していた北しなの線からの接続を取る形で運行されています。

こちらも交通系ICカードは使えないので、引き続き紙のきっぷを購入。なお終点直江津までは乗車せず、妙高高原からわずか1駅先の「関山」という駅までの乗車です。運賃は280円、先ほどの北しなの線のきっぷと合計すると1,130円ですが…。

実は長野の時点で関山までの通しの乗車券を購入しておくと1,090円となり、ほんの少しですが安くなるのです。しかしながら今回は妙高高原でいったん改札外に出たいという理由がありましたので、あえてきっぷを買い直しています。

窓の外に広がるのどかな田園風景。強い日差しと青い空、白い雲はまさに「田舎の夏」の風景そのものです。

15時17分、あっという間に一つ隣の関山駅へと到着。まだ明るい時間ですが、本日の鉄道での移動はここまでとなります。

ホーム上部にはJR時代、いや国鉄時代から使われているであろう味のある看板が今でも吊り下げられていました。社名・路線名は変われど、方面としては変わりないので今なお使い続けることができるということなのでしょう。

出札窓口・有人改札の跡がありますが、当駅は2023年に無人化。現在は自動券売機が1台ぽつんと置かれるのみとなっています。いや、券売機が置いてあるだけまだマシか…(2024年GWの上川駅での思い出が頭をよぎる)。

かつて関山駅は現在の位置よりもやや北側にあり、スイッチバック構造を有する駅でしたが、1985年に現在の場所へと移りスイッチバックは解消されました。

ここから目指すのは、本日の宿泊地である「関温泉」です。

現地までは妙高市営バスを利用します。乗り場には私の他にも7~8名ほどの方がいらっしゃいました。

程なくしてやってきたバスは…何とワゴン車。妙高市営バス「妙高めぐりん」関・燕温泉線です。乗車時にどこまで乗るかを伝え、現金で運賃を支払います。一応路線バスなので、途中にも細かく停留所はありますが、どの乗客も「関温泉まで」または「燕温泉まで」の乗車のようでした。全員かどうかは定かではありませんが、少なくとも私を含め大半が観光客のようです。

15時30分、時刻通りに関山駅を発車。関山駅~関温泉間の運賃は440円です。

最初は関山駅周辺の平坦な市街地を走りますが、特にどの停留所での乗降もなく、そのまま次第に山の中へと入っていきます。

途中にはゴルフ場やスキー場、休暇村妙高などがありますが、やはりここでも乗降は一切なし。実質的に駅と温泉を結ぶシャトルバスのような運行です。

順調に走行し、15時59分に関温泉へと到着!

急な登り坂の途中に停留所があり、いかにも険しい山の中に温泉地があることが分かります。

関温泉は妙高高原温泉郷の一つに数えられる名湯で、平安時代弘法大師により発見されたとされる歴史の長い温泉地です。戦国時代には武将・上杉謙信隠し湯であったことも知られています。

標高約900mほどのこの地には、道路に沿って11軒ほどの旅館が連なっています。日帰り入浴のみの入浴施設や共同浴場のようなものはなく、また飲食店や商店が並ぶような観光地化された温泉街でもありません。

今回宿泊するのは、バス停の目の前にある「山の湯 せきぜん」さん。じゃらんから予約し、1泊2食付きで13,900円でした(じゃらんクーポン1,000円分利用により実際には12,900円支払い)。私のほかに同じタイミングで数組の方がチェックインされていました。なお関山駅からここまで来るバスはこの後17時台に1本ありますが、宿のチェックイン時刻を考えるとこの15時台のバスがオススメです。

お部屋は10畳ほどの和室をご用意いただきました。畳や壁などは真新しいわけではありませんが、だからこそほっと落ち着くものです。

扉はもちろん施錠することができ、また私の通していただいたお部屋にはトイレもあるようでした。お風呂は宿の温泉がありますので、後ほどそちらへ向かいたいと思います。

浴衣やタオルは宿の文字入りのオリジナルのもの。

また興味深い点として、ごみは極力持ち帰るようにとの貼り紙がありました。この関温泉は山深いところにあるためごみの回収頻度が少ないようで、特に缶のごみは年に2回ほどしか来ないのだとか。毎週必ず缶ごみの回収がある横浜に住んでいる私としては、驚きを隠せませんでした。

お部屋はたくさんあるようですが、本日の宿泊客は私を含め4~5組ほどのみの様子。というのも、この関温泉は主に冬場のスキー客で賑わう温泉地のようで、どちらかというと夏はオフシーズンのようです。地下にはスキー客用の設備などもあるようですが、もちろん今の時期は使用しません。

さて…夕食まではまだ時間がありますので、その前に早速ひとっ風呂浴びてしまいましょう!

まずは大浴場におじゃまします。

関温泉の泉質は「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉」。鉄分を多く含む赤褐色の温泉で、美肌にも効果があるとされています。

浴槽は1つのみでこじんまりとしていますが、宿泊客が多くないこともあってか終始貸切状態。温泉成分が大変濃く、浴槽のふちにこれでもかというくらいこびりついています!

「源泉100%かけ流し」と謳っているだけあり、絶え間なくどばどばと注がれる温泉は幸せそのもの。それほど長い時間浸かっていなくてもすぐに体の芯から温まってくるのですが、それはそれとしてこの素晴らしいお湯に1秒でも長く浸かっていたいという思いでジレンマに陥ります(笑)。

お風呂から上がったところで、夕食のお時間。食事会場へ向かうと、既に料理がセッティングされておりました。お刺身やコロッケなど、品数豊富で豪華ながらも家庭的な温かみを感じるお食事です。

これで全てか…と思っていたところ、何と焼き魚と豚の角煮も運ばれてきました!

いやぁこれがまたジューシーで、ご飯が何杯も進みます。どうやらこの日のスタッフの方はフロント・食堂等々合計で2名ほどで運営されているようで、少ない人数ながら美味しい料理をたくさん用意していただきとても嬉しい限りです。

食後は一息ついたのち、もう一つのお楽しみ「露天風呂」へ!

当旅館には大浴場とは別に露天風呂があり、入浴できるのは5~10月限定とのこと。入口の扉に札を掛けて入浴します。厳密には貸切ではありませんが、この宿泊者数であれば実質ほぼ貸切も同然でしょう。

同じく鉄分を多く含む赤褐色のお湯で、湯舟自体は十数名ほどは入れそうな規模。こちらにも洗い場がありますので、いったん内湯で体を洗ってこないとこちらに入れない…なんてこともありません。

夜風を浴びながら、こちらでもまた温泉成分を全身でたっぷりと味わいます。東京は連日の猛暑日ですが、こちらは朝晩20~25℃ほどでとても涼しく、過ごしやすい気候です。一人で浸かるのもよし、あるいは気の知れた友人などと積もる話に花を咲かせながらのんびりと浸かるもよし。

お風呂上がりには、観光列車「ろくもん」途中駅で購入したみすず飴とドライフルーツをつまみながら、のんびりと過ごします。なおこの旅館および温泉街周辺には飲料の自動販売機がないようなので、必要な食料等は関山駅周辺までに購入しておきましょう。

ちなみにビールの自動販売機はフロント近くにありました。350mL缶が400円ほど、500mL缶が500円ほど…やはり山奥ということもあってなかなかのお値段ですが、輸送にかかるコストを考えればごく自然なことです。

 

2025年8月10日(日)2日目

おはようございます。朝食は昨晩の夕食と同じ食堂でいただきます。

朝食もまた品数豊富で、特に焼き鮭の塩加減がとっても絶妙! 栄養バランスも満点で、文句なしの大満足です。

朝風呂に入ったのち、宿をチェックアウト。

バスまで少し時間がありましたので、宿の正面にあるスキー場の近くまで行ってみました。夏なのでもちろん人影もなく営業も一切していませんが、正面にリフト乗り場らしきものを確認できます。廃墟という雰囲気は特にしないので、恐らく冬は稼働しているのでしょう。決して首都圏から大勢の人が訪れる大型のスキー場というわけではないと思いますが、果たしてどのくらいの人で賑わうのかは気になるところです。

本日は再び「妙高めぐりん」に乗り、まずは関温泉のお隣にある「燕温泉」を目指したいと思います。関温泉~燕温泉は一本道で距離にして約3km、きつい登り坂となりますので妙高めぐりんの力を借りることになります。

関温泉9時29分発の妙高めぐりん 燕温泉行に乗車。ここまで乗客はおらず、関温泉~燕温泉まで乗客は私一人のみでした。運賃は160円です(安すぎでは…?)。

5分ほどの乗車にて、終点燕温泉に到着!

早朝から大雨が降っており不安でしたが、現在はほぼやんでいます。

燕温泉もまた関温泉と同じく、妙高高原温泉郷に数えられる名湯の一つ。妙高山の麓、標高1,100mに位置し、バスを降りると目の前は急な斜面が続きます。妙高めぐりんの乗客は私一人のみでしたが、多くの方は自家用車・レンタカー等でここまでやってくるようで、駐車場には自動車が何台も停められていました。恐らくここで宿泊された方々でしょう。

日帰り入浴を実施している旅館もありますが、今回燕温泉に来た最大の目的はこの「黄金の湯」と「河原の湯」です。急な斜面・階段を上った先にある露天風呂で、大自然を感じながら入浴ができます。

まずは「黄金の湯」から。こちらは階段を上り、その先数分ほど斜面を歩いて上ります。

発見…!!

入口のところで男女に分かれており、中央部には賽銭箱があります。この露天風呂は明確に「○○円」と金額が設定されているわけではありませんが、有志の方々の定期的な清掃の元で維持・管理されているようなので、入浴前か入浴後にいくらか投入しておきましょう。

脱衣所・荷物置き場は人が2~3人は入れるくらいの小さな小屋で、女湯はすだれがあるので外から見えてしまうことはなさそうです。一方の男湯は、角度によっては外からすっぽんぽんの状態が見えてしまうこともあるかもしれませんが、脱衣所とお風呂の間を移動するほんの1~2秒ほどのみですので特に気になりませんでした。

いざ入浴…!

お湯は青みがかった乳白色で、にごりも強めです。温度も熱すぎずぬるすぎず、子どもから大人までのんびりゆったり浸かることができます。

ちなみに画像は人のいないタイミング・角度を狙って撮影しましたが、お盆ということもあり男湯では入れ替わりながらだいたい常時2~3人ほど浸かっているという具合でした。また夏なのでお風呂の周りで大きめのハチが飛んでおり、無防備な全裸の状態ですので襲撃されないかヒヤヒヤしながらの入浴となりました(結果的に無事でした)。

看板のあるところまで戻ってきて、続いて向かうのは「河原の湯」。こちらは妙高山の登山口にもなっているところから入ります。

そこから10分ほど、森の中を歩きます。基本的にはそれほど歩きにくいという場所もないですが、この時は雨上がりでしたので少し地面が濡れていました。

吊り橋のようなところもありますが、正面に橋は架けられておらず、その左脇の階段を下ります。

川沿いに歩き、茶色い小屋が見えてきたら到着!

こちらは男湯・女湯で分かれていない混浴です。脱衣所は男女で分かれていますが、脱衣所を出ると結局同じ空間です。

いざ入浴…!!

こちらでも先客の方がいらっしゃり、黄金の湯ほどではないもののほぼ常時入浴されている方が1人以上はおりました。お湯はこちらもやはり青みがかった乳白色ですが、気のせいか黄金の湯以上に硫黄の香りが強い気がしました。

岩場には温泉成分が付着しており、細い滝のごとく常に注がれる温泉はとても濃く…何と幸せな空間なのでしょう。黄金の湯と河原の湯、立て続けに入浴したこともあってか、体に硫黄の香りがしっかりと染み込みました。

なお混浴ではありますが、私が見る限りでは入浴されている方は男性のみで、この前後で登山道ですれ違った方も全員男性でした。時間帯によっては閑散としていることもあるかと思いますが、女性の方にとってはかなりハードルが高い場所かもしれません。

またこちらも明確にいくらと入浴料が決まっているわけではないのですが、あいにくどこを探しても賽銭箱的なものは見つかりませんでした…。私が見落としただけなのかもしれませんが、「実はここにあるんですよ」的な情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら是非ご教示ください。

河原の湯の近くの小さな川の流れのように見えるところも、実は冷水ではなく温かい温泉。ぬかるんだ地面にも温泉成分がこびりついており、こちらも触るとしっかりと温かかったです。

温泉街まで戻ってきて、甘いもので一息。燕温泉にコンビニはありませんが、温泉街の一角にある商店で土産物品をはじめ飲み物やアイスなどを購入することができます。カルピスウォーター500mLは180円、スーパーカップは200円で、山間部への輸送の負担を考えるとかなり良心的な価格だと思います。

帰りももちろん「妙高めぐりん」。燕温泉11時35分発関山駅行です。

燕温泉~関山駅を通しで乗ると運賃は500円、所要時間は30分ほどとなります。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。