わたかわ 鉄道&旅行ブログ

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(21)最長片道切符でハイエースに乗る! 大雨でてんやわんやの大糸線代行タクシー【最長片道切符の旅2021】[上越妙高→松本]

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は最長片道切符の旅、11日目の前半の様子をお届けしていきます。

 

2021年8月13日(金)11日目①

最長片道切符の旅、11日目の朝は快活CLUB上越市役所店からスタート。まずは春日山駅まで歩き、そこからえちごトキめき鉄道上越妙高駅へと戻り、ルートを再開していきます。

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今日も朝から大雨

まずは別途乗車券を購入し、春日山から上越妙高までえちごトキめき鉄道妙高高原行に乗車。所要時間は約12分です。昨晩に引き続き、新潟県上越地方はこの日も朝から本降りの雨となりました。昨晩の教訓を活かし、荷物がなるべく濡れてダメージを受けたりすることのないように気をつけて旅を進めていきたいと思います。

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上越妙高に到着

程なくして上越妙高駅に到着。ここはかつて信越本線脇野田駅でしたが、2015年の北陸新幹線開業を機に線路とホームが少し移設され、駅は大きく生まれ変わりました。

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釜ぶたの湯

次に乗車する新幹線まではまだ1時間以上の余裕があったので、駅前にある日帰り入浴施設「釜ぶたの湯」にやってきました。まだ朝7時過ぎだというのにもう営業しています。これはありがたい。しかも受付でヤクルトを1本無料でもらえました。

入浴料は440円とリーズナブルですが、中はかなり広々としていました。屋根付きの露天風呂もあり、かなり寛げます。朝早くにもかかわらずそこそこのお客さんがいましたが、人でごった返しているというほどの状況でもなく、程よく活気がある程度でゆっくりできました。 上越妙高で乗り換えの際など時間がありましたら是非足を運んでみてください!

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豚まんじゃないよ

さて、改めて駅へ戻り、いよいよルートを再開していくことにしましょう。まずは上越妙高8:30発の北陸新幹線はくたか551号〕金沢行へと乗り込みます。

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サンダバやしらさぎが大量運休

北陸地方ではこの日、大雨の影響で特急〔サンダーバード〕〔しらさぎ〕の大量運休や七尾線九頭竜線等各線の運転見合わせが発生しているという旨の貼り紙が改札前でなされていました。まだ今日北陸へ行くわけではありませんが、これは何だか不吉な予感…。

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相変わらずの短区間乗車

列車は定刻通りに上越妙高を発車。乗車するのは一つ隣の糸魚川までとなります。

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隣の駅までなら自由席特急料金880円

昨晩に飯山から上越妙高まで乗車したのに引き続き相変わらずの短区間乗車ですが、実は新幹線では隣の駅までの自由席特急料金が距離に関わらず割安に設定されています。そのため飯山~上越妙高糸魚川区間は一気に買うよりも上越妙高で分割して買った方が安くなるのです。

今回は上越妙高で旅行日を区切るということでどのみち分割する必要があり、意図せず安くなった恰好ですが、新幹線に2~3駅乗る場合だとこのようなケースはかなり多いですので、特急券購入前に一度調べてみてください。

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まさかの知らせ

列車は定刻通り、8:43に糸魚川駅へと到着。ここから大糸線へと乗り換え松本方面まで南下していくルートになります。

しかしここでとんでもない知らせを耳にすることに…。

何と大糸線南小谷糸魚川駅間(JR西日本区間)は、この日大雨の影響で終日運休が確定したとのこと。

上越妙高駅にももしかしたら貼り紙等されていたのかもしれませんが、私は糸魚川到着直前の新幹線車内のアナウンスで初めて知りました。

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代行輸送があるらしい

ひとまず新幹線改札口にて切符を見せるとともに、この後大糸線に乗り継ぐ予定だった旨を告げます。すると何と代行タクシーがあるとのことで、駅南口へと急ぐよう促されました。

階段を降り駅前のロータリーへ出ると、そこには1台のハイエースが。どうやらこれが大糸線の代行タクシーのようです。

待機していた担当者の方に、南小谷方面へ向かいたい旨を伝え無事乗車。列車と同じ時刻で発車の予定でしたが、9分ほど遅れ9:03頃に糸魚川駅の南口を発車しました。

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まさか最長片道切符でハイエースに乗ることになるとは

代行タクシーの車内は8名ほどが乗車できるキャパシティで、私が乗りこんだところで空席があと2名分の状態での出発となりました。あまりじろじろと観察はしていませんので正確には分かりませんが、私と同じく遠方からの旅行客も数名は乗車していたようです。

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土砂降りの中を走る

代行タクシーは糸魚川の市街地を抜け、国道148号線を南下していきます。この国道は大糸線の線路、および姫川という川にほぼ沿うように走っており、道路・線路・川が三位一体(?)となってどれも小谷村方面へとのびています。

途中各駅に立ち寄り、運転手さん自ら車外に出て駅の待合室へと入り代行タクシーに乗車予定の客がいないか呼びかけます。ローカル線ということもありだいたいどの途中駅にも待機客はいないためすぐに発車するのですが、途中平岩駅では登山客っぽい装備の3名の待機客がいたのに対して私たちの乗車していたハイエースの空席が残り2席しかなかったため、2名だけは先に乗り込み残り1名の方はここから手配する後続のもう1台の代行タクシーに乗るということになったようでした。ちゃんと待合室のある駅とはいえ、周囲が土砂降りな中1名の方はもうあと30分待たなければならないようで、精神的にも辛そうです。

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かなり水位が高い

窓の外を見てみると、姫川の水は茶色く濁り、かなり水位が高いであろうことが窺えます。これほどの水位が氾濫寸前なのかどうかは専門でないので分かりませんが、側の道路を運転する方にとってはかなりの恐怖を感じる濁流だろうと思います。

最近では事前に予告をしての路線の運休の場合、JRではバス・タクシー等の代行輸送手段を手配しないということも多いようです。今回は運良く列車とほぼ同時刻で大糸線の代行輸送を利用することができましたが、もしこれがなければ糸魚川で丸一日足止めを喰らうところでした。

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無事に南小谷駅へと到着!

山道を走ること約1時間、10:02頃に南小谷駅へと到着! もし予定通りの糸魚川8:54発の列車であればこの南小谷には9:56の到着でしたから、代行タクシーは列車とほぼ同程度の所要時間で到着することができました。こんな悪天候の中でも代行輸送をしてくださった運転手さん、そして手配してくださったJR西日本の皆様には本当に感謝してもしきれません。

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ここからは再び列車で移動

南小谷から先、松本方面へは列車の運行があるということなので、ここからは10:10発の大糸線 信濃大町に乗り込みます。ここから先は再びJR東日本区間へ入るということで、E127系(2両編成)によるワンマン運転となります。定刻で発車できるかと思いきや、先ほど平岩で手配した後続の代行タクシーのお客さんが到着されるのを待ってからの発車ということで、南小谷を16分遅れで発車しました。

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列車が動いているのが奇跡

列車はなおも大雨の中を、姫川と国道148号線に沿って進んでいきます。途中何度か川を跨ぐ箇所がありますが、窓の外を見てみると上流に向かって進んでいるためか先ほどまでよりもだいぶ激流となっており上空にはもやがかかっています。もはや列車が動いているのが奇跡というくらいの最悪のコンディションではないでしょうか。

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白馬からも大量の登山客

途中の白馬駅からはかなりの乗車があり、車内はさらに混雑します。その他の駅からの乗車も含め乗客の大半は登山客のようで、みなさんかなり重装備でいらっしゃいました。

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幻想的な木崎湖

海ノ口駅を過ぎると、車窓右手には木崎湖が見えてきます。大糸線の定番ビュースポットですが、やはり山々が雲(霧?)に覆われていてどんよりとしています。

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制限時間1分の対面乗り換え

列車は11:15頃に終点の信濃大町駅へと到着。定刻だと11:05着なので10分遅れにまで回復したようです。

ここから乗り換える列車は、11:16発の大糸線 松本行。所定ならば信濃大町で11分間の余裕を持った乗り継ぎ時間があったはずですが、南小谷から信濃大町までの列車の遅れによりわずか1分での慌ただしい乗り換えとなりました。まぁ対面ホーム乗り換えだったのがせめてもの救いです。

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まつもとぉ~まつもとぉ~まつもとぉ~

この区間は特に混雑が酷く、あまり写真を撮れる風でもなかったので一気に場面が飛んじゃっていますが、12:24に無事終点の松本駅へと到着です。何だか使ったことのない端っこのホームに到着しました。

松本も雨模様ではありましたが、大糸北線付近と比べると比較的小康状態ではあるように見えます。

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間一髪で回避

そして松本駅の改札口にはこんな貼り紙が。何とついさっき通ってきた大糸線信濃大町南小谷駅間はこの日の16時頃から終日運休とする予定だそうな。前もって予告しているためか、これに関しては代行輸送も特に行わないとのことで、午前中のうちにこの区間を抜けておいて本当によかったと心から思いました。

ちなみに前の日の晩に乗車した飯山線も同様に15時からの運休が決まっているようで、本当に間一髪、綱渡りの移動です。あと1日、いや半日移動が遅れていたら旅程が大幅に狂っていたであろうことは間違いありません。

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うっわぁうまそう

ちょうど良いのでここ松本でお昼ご飯をいただきます。「日本の食」42品目は山賊焼です。長野県名物の鶏料理で、簡単に言うと「箸で食べるめちゃくちゃでかいフライドチキン」。手のひらよりも遥かに大きく、衣がサクサクでとってもジューシーです。まずはそのまま食べてみて、二切れ目以降は卓上のマヨネーズやマスタード、胡椒等で味変しながら食べるのが個人的にはオススメです。松本駅の駅ビル内にある「松本からあげセンター」ではご飯・味噌汁・マカロニサラダがセットになったこの定食が1,078円で、さらに卓上のがりもやしが食べ放題というサービスまであるので、松本にお越しの際は是非!

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大都会松本

というわけで今回はここまで。

この後は篠ノ井線で長野へと向かうルートになりますが、それはまた次回お届けします。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。