わたかわ 鉄道&旅行ブログ

乗り鉄&旅好きの20代男子が全国を巡る!

【衝撃】通らないはずの駅が終点!? 「京葉線の千葉行」に乗車してきた

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2022年1月10日(月)

今回はやってきたのは千葉県にある君津駅。すっかり日も暮れ、辺りにさほど人影はありません。

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これから自宅のある横浜方面へと帰るべく、内房線普通列車に乗ってまずは千葉駅まで向かうことにします。

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発車標を確認すると、20:37発の千葉行があることを確認。

しかし両数が不気味ですね…?

通常、内房線の君津~千葉駅間と言えば各駅停車は209系の4・6・8両総武線へ直通する快速ならばE217系E235系11・15両のはずです。

ホームで待っていると、接近放送が流れ始めました。まもなくその「謎の10両編成」の列車がやってくるようなので見てみると…。

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何と京葉線E233系ではありませんか!

確かにこの車両ならば10両固定編成ですので納得です。

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しかし冷静に考えてみてください。本来京葉線蘇我を出ると沿岸部へと進み、千葉駅を通らずに東京方面へと向かうルートのはずです。

にもかかわらず、今回君津駅から乗車しようとしているのは京葉線車両の千葉行。つまり、京葉線内房線直通列車の間合い運用として千葉駅へと向かう京葉線E233系があるということなんです!

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まさに今から私が乗車しようとしているこの列車も、東京を19:11に発車した京葉線快速の君津行。終着君津に20:32に到着したのち、折り返し京葉線方面へと戻るのではなく千葉へ向かうというわけなのです。

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君津駅には若干遅れて入線したため、20:37発予定のこの列車も4分ほど遅れて20:41頃に君津を発車。車内LCDには普段見ることのない「千葉ゆき」の文字が出ていて違和感があります。

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君津を発車した時点ではこの通り、車内はがらんとしています。次の木更津からは少しばかり乗車がありました。

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袖ヶ浦からもそれなりの乗車がありました。駅前には綺麗なイルミネーションが灯っています。

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少しずつ遅れを取り戻しながら、列車は蘇我駅の1番線へと到着。普段京葉線として使われる車両のLCDの乗換案内に「京葉線」の文字が表示されています。しかも向こうの3番線には真の京葉線の列車が停車しており、バグのような光景です。

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蘇我を発車し、外房線へと入りまもなく終点の千葉が近づいてきました。このLCDのデザインで「ちば」の文字が表示されている光景は改めて違和感しかありません。

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そして…ついに終点の千葉駅へと到着しました。

京葉線E233系が千葉駅に入線している光景、何かのコラ画像なのではないかと思うほどです。

首都圏各地で活躍するE233系ですが、特に埼玉県・東京都・神奈川県内での運用が多く、千葉県内に入ってくるのはこの京葉線常磐線各駅停車くらいのもの。しかもどちらも通常は千葉駅を通ることがないため、このE233系の千葉駅入線自体かなり珍しい光景と言えそうです。

とはいえ京葉線の折り返し運用を調べればE233系の千葉発着列車は簡単に分かりますので、みなさんも是非調べてみてください。

なお、私がここまで乗ってきた列車は折り返し21:37発の木更津行となるようです。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。