わたかわ 鉄道&旅行ブログ

乗り鉄&旅好きの20代男子が全国を巡る!

(61)簡単にはゴールさせてくれない最終日。完遂して感じた「思い」とは【最長片道切符の旅2021】[博多→肥前山口]

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は最長片道切符の旅35日目の後半、いよいよ肥前山口駅へと到着する最終回となります。

 

2021年9月9日(木)35日目②

九州最大のターミナル駅である博多駅には11:31に到着。フォロワーさんとともにスープをよく吸う名物のうどんでお腹を満たし、いよいよゴールの肥前山口を目指します。

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乗車するのは、博多12:50発の〔つばめ321号〕熊本行。一つ隣の新鳥栖まで乗車していきます。

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新鳥栖には最速達の「みずほ号」を除く全ての新幹線が停車するため、6分前に発車するさくら号でも全く問題なくルートを進めることができます。ただこの区間での乗車が最長片道切符での最後の新幹線乗車となりますので、より九州らしさを感じられる車両で移動したいと思いつばめ号にすることにしました。

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乗車時間はわずか12分。新幹線というよりも観光列車らしいお洒落な内装なので、1駅だけで降りてしまうのは何とも残念な気がします。

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13:02に新鳥栖駅へと到着。福岡県を抜けていよいよ佐賀県へと入りました。

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昨日の朝に都城駅で見たのとよく似た形の発車標で、次に乗る列車の時刻を確認。乗車するのは、新鳥栖13:20発の特急〔かもめ21号〕長崎行です。

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ホームで待っていると、885系がさーっと入線してきました。特急かもめ号には様々な車両が使用されますが、個人的にこの真っ白な885系の車体は特に「かもめ号」のイメージが強いです。

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列車は定刻通りに新鳥栖駅を発車。6両編成のうち4~6号車が自由席となっています。編成の途中にはフリースペースもあり、大きな窓から流れる車窓を楽しむことができます。

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そうこうしているうちに、列車はすぐに佐賀駅へと到着。県庁所在地なので下車しようかとも思ったのですが、またの機会の楽しみにとっておくことにします。

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このかもめ号が走る「西九州エリア」と言えば、2022年秋に「西九州新幹線」の開業が迫っています。武雄温泉~長崎駅間約66kmを結び、博多~武雄温泉駅間はリレー特急を運行することが既にJR九州より発表されています。フリーゲージトレインの開発に遅れが出ていることから、当面は武雄温泉駅での対面乗り換えが必要となりますが、近い将来再び博多~長崎駅間が1本の列車で直通運転されることに期待したいものです。

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13:41に肥前山口駅へと到着。ついにゴールか…?と思いきや、まだゴールではありません。ここでは降りずに、引き続き長崎本線を進んでいきます。

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実はこの最長片道切符のルートには、肥前山口駅が2回登場します。原則としてJRの片道乗車券は経路上で同じ駅を2度通ることができないとされていますが、今回の経路は俗に「6の字乗車」と呼ばれるもので、正当に認められています。これが大都市近郊区間大回り乗車となるとまたいろいろ話が変わってくるので今回その点は割愛しますが、ともかくいったんゴールである肥前山口をスルーし、西九州をぐるっと一周して数時間後に再びここへたどり着く時が最長片道切符のゴールとなります。

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車内では午後のおやつに、福岡・佐賀のご当地お菓子を一気に3品いただきます。めんべい(「日本の食」143品目)、博多通りもん(同144品目)、そして丸ぼうろ(同145品目)です。

めんべいは辛子明太子味のせんべいで、ピリッと辛くとても美味しいです! また博多通りもんはもっちりとした食感が特徴で、口の中の水分を持っていかれるため常に手元に飲料を確保した状態でいただきましょう(笑)。通りもんは昨晩Ki-hatenaさんからいただきました! ありがとうございます。

また佐賀の銘菓である丸ぼうろは軽い食感が特徴で、サクサクしながらもふわっとした優しい味わいです。小さい頃にスーパーで小袋になって売っている「たまごボーロ」を食べたことがある方も多いと思いますがまさにあの「ボーロ」はこれのことで、童心に帰ったような懐かしい味もします。

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列車は有明海に沿って走っていきます。この35日間、時に大雨に降られ景色を楽しむことが儘ならなかった日もありましたが、最終日の今日はパッと晴れ渡りました。西九州新幹線開業後もこの区間JR九州から経営分離されることはありませんが、上下分離方式での運行となり、同時に肥前鹿島~諫早駅間では在来線特急の運行はなくなるため、特急の車内からこの景色を眺められるのもあとわずかとなります。

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列車は14:31に諫早駅へと到着。終点の長崎は行き止まりの駅なので行くことができず、最長片道切符で立ち寄る場合は函館のように別途往復運賃を支払う必要があります。ご当地グルメもたくさんありますので立ち寄っても良かったのですが、今回はお預けとすることにしました。

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諫早から乗車するのは、14:41発の区間快速シーサイドライナー佐世保です。シーサイドライナーには「快速」と「区間快速」があり、いずれも主に長崎~佐世保駅間を大村線経由で結んでいます。これから乗車するのは区間快速なので若干速達性は劣りますが、元々そこまで列車本数の多い路線ではないので、快速だろうと区間快速だろうとそれほど大きな影響はありません。

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使用される「YC1系」は2020年にデビューしたばかりのまだ新しい車両。真っ黒な顔の周りにたくさんのライトが取り付けられており、その独特な見た目は「いか釣り漁船」とも呼ばれています。

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車両側面には「快速区間 竹松-長崎」と表示されています。区間快速なので、竹松より先は各駅に停車していきます。

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列車は定刻通りに諫早駅を発車。車内はロングシートが並びますが、背もたれがだいぶ高い位置まであるので座り心地はなかなか良いです。

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途中車窓に注目すると、既に西九州新幹線の高架橋が出来上がっているのが分かります。今でこそ「長崎本線」は有明海に沿って走る区間のことを指し、特急もそちらを経由していますが、実はこの大村線経由のルートの方が沿線人口も多く、かつては博多~長崎駅間を結ぶ本線ルートでもありました。西九州新幹線の開業はある意味での原点回帰と言えるかもしれません。

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大村線の車窓からは、雄大大村湾の絶景を楽しむことができます。対岸に見える陸地は西海市付近で、長崎県が実に多くの島や半島により成り立っているかが実感できます。

最長片道切符の道中ではいくつものオーシャンビューを眺めてきました。オホーツク海、内浦湾、日本海東京湾若狭湾、瀬戸内海…など、挙げればキリがありません。時に天候に恵まれないこともありましたが、どの海の景色も大変に素晴らしく、記憶に深く刻み込まれています。

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15:34にハウステンボス駅へと到着。ここが最長片道切符のルート上での最後の途中下車駅となります。

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最長片道切符の旅2021」最後となる乗車列車はハウステンボス15:46発の特急〔ハウステンボス22号〕博多行…になる予定でした。しかし、ちょうどシーサイドライナーが到着したホームの向かい側に停車していたので乗り込もうとした矢先、駅員さんが列車に乗り込もうとする私に走って声をかけてきたのです。

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聞けば、何と長崎本線の佐賀~伊賀屋駅間で踏切事故が発生したために運転を見合わせており、ハウステンボス22号は運休になるとのこと。ここまでの旅の道中でも列車の遅れや運転見合わせには何度も遭遇してきましたが、最後の最後で再び輸送障害に巻き込まれてしまいました。やはりそう簡単にはゴールさせてくれないようです。

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当初は12分程度でとてもスムーズに乗り継げるはずでしたが、思いがけず待ち時間ができてしまいました。しばらく駅の待合室で待ってみましたが、続報が出る気配もないのでいったん駅の外へ。ハウステンボス駅はその名の通りテーマパーク「ハウステンボス」の玄関口となる駅で、駅舎も西洋風の造りをしており他の大村線の駅とは雰囲気が大きく異なります。

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待ち時間の間に博多駅で買っておいたカステラ巻(「日本の食」146品目)をいただくことに。長崎と言えばカステラが有名ですが、通常は食べるのにお皿とフォークが必要ですよね。しかしこのカステラ巻というのはカステラをどら焼きの生地でぐるっと巻いてあるので、場所を選ばず片手で手軽に本場のカステラを味わえます。

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その後は駅周辺をうろうろして時間を潰し、駅に戻ってみると…。

当初予定の1本後となるハウステンボス16:45発の特急〔ハウステンボス24号〕博多行は予定通り運行されるようです! これに乗車することにします。

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先ほどハウステンボス22号の運用に入る予定だった車両が1時間ずっとホームに停車しており、そのまま24号の運用に入るようです。目を引くオレンジ色の派手な車体が印象的で、同じ783系でも他線区を走る銀色のボディのものとは大きくイメージが異なります。

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各車両ともドアが車端部ではなく中央部にあり、半分をA室、もう半分をB室として客室が分かれています。「最後だから贅沢にグリーン車で」というのもアリですが、ここまで多くの新幹線・特急で自由席を利用してきましたので、決して最後だからと驕ることなくここでも自由席を利用していきます。

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列車は無事に定刻通りハウステンボス駅を出発。モケットやカーテンの色が華やかで、内装のカラフルさを見ると観光列車にも近いような気がしてきます。

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「日本の食」をテーマにお届けしてきた最長片道切符の旅2021。その最後を飾る147品目のご当地グルメは、長﨑県産の「そのぎ茶」を使用したアイスクリームです。ハウステンボス駅で列車を待つ間、パーク内のギフトショップにて買ってきました。濃厚なお茶の風味だけでなく、大人っぽい渋みも味わえてとても贅沢な気分になれます。いよいよ旅のゴールが見えてきたところで食べる”勝利のアイス”の旨さは何物にも代えがたい気持ちです。

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一つ隣の早岐駅では、列車の前方に佐世保駅からやってきた〔みどり24号〕博多行を連結します。ハウステンボス号の進行方向は変わりませんが、みどり号は連結作業に加えここ早岐駅で列車の進行方向が変わることもあり、かなり長めに停車します。それに合わせてこのハウステンボス号も停車時間が必然的に長くなり、実に8分間もの停車となりました。

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今後、西九州新幹線とリレー特急の乗換駅となる「武雄温泉駅」を発車。窓から見えた駅名標は両隣の駅が隠されていましたので新幹線ホームの駅名標でしょうか。だとしたら片方は「嬉野温泉」でしょうが、もう片方に何と書いてあるのか気になります。

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列車は西九州新幹線開業に合わせ複線化工事が進められている佐世保線を走行していきます。

肥前山口駅の到着が刻一刻と、目の前に迫ってきました。8月3日に稚内を出発した時はまだ遠い先の話だと思っていた「肥前山口」のゴールが、すぐそこまで迫っています。

この35日間、決して楽しいだけの旅ではありませんでした。様々なトラブルが発生し、天候にも大きく左右され、つらいと思う場面が何度もありました。しかしたくさんの人に支えられて、ようやくここまでやってくることができました。この35日間のことを思い返すと、自然と頬を熱いものがつたいます。

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17:49頃、肥前山口駅へと到着。定刻よりも約5分遅れての到着となりました。

列車を見送り、改札口へと向かいます。

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最後は改札口にこの長大な経路の書かれた切符を提示し、無効印を自分で押させていただくことができました。やや強めに押したからか少し滲みましたが、これもまた良い思い出です。

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佐賀県江北町にある肥前山口駅は、1989年以降「最長片道切符の旅のゴール地点」として知られ、駅構内には横断幕も掲げられています。しかし西九州新幹線の開業に合わせJR九州管内でも大きくルートが変更されることになるため、この肥前山口駅はやがて最長片道切符のゴールではなくなるとされています。さらにはこれに合わせて駅名を町名と同じ「江北」に変更することとなっており、肥前山口駅最長片道切符の旅を終えることができるのもあとわずかです。

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こうして2021年8月3日に稚内を出発してから35日間、四国を含め総距離11716.0kmにも及ぶ「最長片道切符の旅2021」をようやく完遂しました。

 

改めてこの35日間を振り返ると、本当に長く、そしてあっという間だったと感じます。途中2回の休憩を挟んだとはいえ1ヵ月以上にも及ぶ旅は自分にとって初めての経験で、出発前夜は不安と緊張でいっぱいだったのを覚えています。

私がこの最長片道切符の旅を通じて最も強く感じ、そしてみなさんにお伝えしたいと思うことは「自分が本当に叶えたい・実現させたいと思っている夢のために努力をすることの大切さ」です。

みなさんもこれまでの人生の中で、何かしらの夢を抱いたことがあると思います。「○○をしてみたい」「○○になってみたい」「○○を手に入れたい」――。

しかし有名な歌の歌詞にもあるように、実際には「描いた夢は叶わないことの方が多い」のが現実です。自分自身の置かれる環境は日々変化し、時間やお金、人間関係など様々な理由から夢を叶える機会を逃してしまうというのは、誰もが一度は経験したことあるのではないでしょうか。また「王様になりたい」「億万長者になりたい」のように、叶うことはほぼあり得ないと分かった上で描く夢というのもあることでしょう。

もちろんどんな夢を描くかはその人の自由です。しかし特に自分と同年代の方(10~20代)の方は是非「本気で叶えたい」と思える夢を1つでいいので持ってください。そしてその夢のために、全力を尽くしてください。自分が本気で叶えたいと思う夢を決めてそのために全力を尽くし、晴れて叶った先に見える景色はその後の人生において何物にも代えがたい貴重な財産となります

私の場合はこの「本気で叶えたい」と思える夢が最長片道切符でした。しかしこの旅を遂行するには膨大なお金と時間が必要になります。社会人になってからでは1ヵ月以上のまとまった休日などまず手に入らないことでしょう。

私が「最長片道切符の旅をやってみたい」という夢を最初に抱いたのは2019年の夏頃でした。当時は大学の方が諸々忙しく、1ヵ月以上のまとまった時間を取ることは厳しい状況でしたが、この忙しい日々は2019年度末までで終わることが分かっていたので、年度が変わった2020年春以降は目いっぱい鉄道旅行に時間を割こうと思っていたのです。

しかしみなさんもご存じの通り、ちょうどこの2020年春頃より新型コロナウイルス感染症が日本国内で広がりを見せるようになります。一時は緊急事態宣言や厳しい外出自粛要請も出されたことで、とても鉄道旅行に出かけるような雰囲気ではなくなってしまいました。

もちろん2022年の今も、この心配が完全になくなったわけではないことでしょう。しかしいくら恐れようとも、時間は一定のスピードで過ぎていきます。大学の授業もオンライン化が進み当たり前のように会っていた友人とも疎遠になる中で、4年間という限られた時間のうち丸々2年を棒に振ることはどうしてもしたくなかったのです。

そこで新型コロナ対策を入念にしつつも、2020年6月頃より鉄道旅行を再開し始めます。そしてあちこちへ旅行をしていくうち、「大学生でいる間に一生思い出に残るような壮大な旅がしたい」と思い、この最長片道切符の旅の実施に至ったというわけです。

実施にあたっては、もちろんいくつもの壁がありました。お金はいくらかかるのか、切符はどこでどうやって発券できるのか、不測の事態に直面した時にどうするか…等挙げればキリがありません。しかし本当に心の底から叶えたい夢だったからこそ、こうした壁を乗り越えて実現にこぎつけることができたのです。もしも生半可な興味しかなかったとしたら、途中で挫けていたに違いありません。

ちょっとしたきっかけから何か新しいことを始めることを否定するつもりはありません。取り組んでいく中で実際は「そこまで興味ないな」「このままやっていてもつまらないな」と感じることであれば、なるべく早く身を引いた方が自分のためでもあり、周りのためでもあります。だからこそ、自分が本気で叶えたいと思う夢が見つかれば、それの実現のために全力で動いてほしいのです。

そうして始まった、わたかわの「最長片道切符の旅2021」。8月3日に空路を乗り継いで稚内の地に降り立った時には想像もしていなかったことの連続でした。各地で発生した夏の豪雨災害の影響でルート上の路線が次々不通になり、代行バスが出るかも見通しが立たないままルートを進める日々。節約のためにネットカフェ宿泊も多く挟み、疲労が溜まる毎日が続きました。また洗濯や休息日のスケジュールを考えながら動くことも大変で、常にいろいろなことを同時並行で考えながらの日が続きます。

しかし一方で、想像を超える多くの皆様に道中で応援していただけたことが何よりの励みとなりました。旅を始める前は道中で凸してくださる方などせいぜい2~3名程度だろうと踏んでいましたが、実際には何と40名以上の方にお会いし応援していただくことができました。もちろんこれは多ければ多いほど偉いというものではありませんし、応援したい気持ちはありながらも都合がつかずお会いできなかったという方も数多くいらっしゃることでしょうが、少なくとも40名以上の方が実際に私に会って応援したいと思ってくださったことは本当に感謝の思いでいっぱいです。ネットで顔出しもしていないのに…(笑)。

また、フォロワーさん以外にも道中では素敵な出会いが様々ありました。声をかけてメッセージカードをくださったうずしお号の車掌さん、「ありがとう」と書かれたバッジを見つけ褒めてくださった宮島のあなごめしのお会計のおばさん、様々な食材をおすそわけしてくださった博多のドミトリーのおばさん…等々、本当に本当にありがとうございました。

繰り返しになりますが、最長片道切符の旅は決して簡単なものではありません。しかし一方で旅を通じ得られるものも多く、その経験は生涯の財産になることでしょう。私はこれからも各地へ旅行に出かけるでしょうが、正直この「最長片道切符の旅2021」を超えるほどの感慨深い旅をすることはないと感じています。

改めてこの私の最長片道切符の旅を応援してくださった全ての皆様に心からの感謝を申し上げます。そして今後とも当ブログをどうぞよろしくお願い致します。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。