わたかわ 鉄道&旅行ブログ

乗り鉄&旅好きの20代男子が全国を巡る!

東京都心→宇都宮を激安で移動する方法がありました!

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みなさんこんにちは! わたかわです。

最近ブログの更新が途絶え気味で本当にすみません、、、

諸事情により時間が取れず、1週間ぶりの記事公開となりました。

今回は東京~宇都宮を安く移動する手段をご紹介します。

(最長片道切符の記事も追々出します!)

 

2021年10月24日(日)

みなさんは、東京都心から宇都宮へ行くというとどんな手段を思い浮かべるでしょうか。

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おそらく多くの人が「JR宇都宮線」または「東北新幹線」を思い浮かべることかと思います。JR宇都宮線なら東京~宇都宮駅間は約1時間50分、運賃は1,980円です。課金して新幹線にすれば所要時間は驚愕の約50分ですが、その代わり運賃と特急料金を合わせて約5,000円ほどとなります。時間に追われるビジネス客なら新幹線で即決でしょうが、「1本で行けるのなら」と安い在来線を使う人も一定数いそうです。

しかし実は、この在来線(JR宇都宮線)ルートよりも安く行く方法があります。

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それが東武鉄道」ルート。スタート地点は東京駅ではなく浅草駅となり、またゴールもJR各線が乗り入れる宇都宮駅から少し離れた「東武宇都宮駅」となります。所要時間は約2時間30分ということでJR宇都宮線以上に長いですが、運賃は驚愕の1,220円。距離はJRよりもわずかに長いですから、1km当たりで換算してみると東武の運賃がいかに安く設定されているか分かると思います。今回はこのルートで移動してみたいと思います。

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スタート地点となるのが、東武の浅草駅。JR線は乗り入れていないため、ここまで来るには東京メトロ銀座線や都営浅草線等を利用する必要があります。

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浅草駅からは日光や鬼怒川、赤城、さらには会津まで、東武線内各方面へと向かう特急が発着しています。

まず乗車するのは、浅草6:51発の区間急行 南栗橋です。路線名は「東武スカイツリーライン」となっています。あくまでも正式名称は「東武伊勢崎線」ですが、2012年の東京スカイツリー開業に伴い浅草~東武動物公園駅間でこの愛称が導入されました。

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改札口をくぐり右に曲がると、今回乗車する列車が停車中。朝早くということでお客さんの姿はまばらのようです。

列車は定刻通りに浅草を出発。途中北千住までの各駅と、西新井、草加、新越谷、越谷、せんげん台、春日部、東武動物公園とその先終点南栗橋までの各駅に停車します。

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浅草を出るとまず列車は大きく右にカーブを描き、隅田川を渡ります。ちょうど前方にはスカイツリーを望み、気持ちの良い秋晴れの朝です。この区間ではあまりスピードを出しません。

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とうきょうスカイツリーを発車し、次の停車駅は曳舟。ここで押上方面からやってきた線路と合流します。ちょうど東京メトロ半蔵門線方面からやってきた準急の東武動物公園と接続を取り、向こうが先に発車。東武に疎い私のような人間だと「準急と区間急行はどちらが速いのか」という疑問が湧き上がりますが、どうやら区間急行の方が停車駅が少なく速いようです。時間帯によっては、この曳舟での対面乗り換えは半蔵門線からの列車の方が速達種別のこともあるようなので、先を急ぐ場合は都度車内放送に注意しておいた方がよさそうです。

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世界有数の乗降客数を誇る駅、北千住ではやはり多数の乗車がありました。ここで座席の大半が埋まったように見えます。

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北千住より先はいよいよ複々線区間へと入ります。東武スカイツリーラインの場合は方向別複々線となっており、内側が緩行線で外側が急行線になっております。では「区間急行」という速いのか遅いのかよく分からない種別はどちらを走るかというと、どうやら外側の急行線を走るようです。この区間では急行と同じ停車駅だからでしょう。

速達種別が通過する駅に関しては緩行線にのみホームが設置されており、急行線にはホームがありません。

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今回の移動ですが、こちらの「東武鉄道株主優待乗車証」を利用しています。私自身が東武の株を買っているわけではなく、金券ショップで販売されているものを事前に買っておきました。この切符は東武線内で後戻りや途中下車をしない限り任意の区間で片道乗車券として利用することができ、路線網の広い東武鉄道ではとても重宝します。私は1枚670円で購入しました。金券ショップによって価格は異なりますが概ね600~700円台で買えることが多いようです。浅草~東武宇都宮駅間の移動で、1,000円でお釣りがくる破格の安さです。

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JR武蔵野線南越谷駅と接続する新越谷では、緩行線を走る普通列車東武動物公園行に追いつき接続を取ります。車両から見るに、おそらく東京メトロ日比谷線方面からやってきた列車でしょう。

次の越谷では、緩行線と急行線にホームがありますが、そのさらに外側に特急の通過線があります。区間急行のわずかな停車時間の中で後続の「特急リバティけごん3号」に追い越されました。区間急行の走る線路と特急の通過線は越谷を出た先で再び合流する配線になっており、いかに緻密なダイヤが組まれているかよく分かります。

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東武アーバンパークラインと交差する春日部駅を発車すると、駅間の車窓はだいぶのどかになってきました。春日部以南ではマンションや集合住宅が多いのに対し、春日部以北では戸建てと畑が多い印象です。

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7:43には東武動物公園に到着。東武スカイツリーラインはここまでとなり、この先は線路が二手に分かれます。群馬方面は「東武伊勢崎線」、栃木方面は「東武日光線」となり、ちょうど東武伊勢崎線の館林行の列車が向かいのホームで接続を取って発車していきました。

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私の乗る列車は東武動物公園から東武日光線へと入り、7:55に終点の南栗橋へと到着。この駅自体は分岐駅などではありませんが、運行系統が変わる駅のため、半蔵門線内や日比谷線内でも「南栗橋行」の列車をしばしば見かけることがあります。

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ここ南栗橋からは、すぐ隣のホームから7:56に発車する東武宇都宮へと乗り換えます。先ほどよりも少し短い4両編成ですが、短い乗り換え時間で無事に乗り換え客全員が乗り込んだことを確認して、定刻通りに南栗橋を発車していきます。

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この列車はワンマン運転となっており、ドアの開け閉めはボタン式になっています。

南栗橋を出てすぐ次の駅が、JR宇都宮線と接続する栗橋です。今回の浅草~東武宇都宮駅間の移動の中で、唯一JR宇都宮線と交差するポイントでもあります。

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JR・東武直通の特急はこの栗橋駅構内にある連絡線を使用して両社を行き来します。ただし客扱い停車を行わないため、そこまで大きな主要駅という位置づけではないのかもしれません。

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これ以降も列車は各駅に停車していきます。ところによっては駅間が長い区間もあり、開けた車窓もあいまって東京からかなり遠くまでやってきたことを実感します。

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8:27には新大平下に到着。ここでは列車を2本待避するため、何と11分間も停車します。

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まず隣のホームにやってきたのは急行 東武日光東武宇都宮行よりも遅くに南栗橋を発車しましたが、ここで追い抜かれます。ちょうど日光は紅葉シーズンということで、車内は行楽客でかなり混んでいました。昔ながらのボックスシート主体の車両ということもあり、まさに「急行」の名にふさわしい運用です(急行料金等はかかりません)。

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さらに浅草を7:30に出発した特急〔リバティきぬ105号〕鬼怒川温泉が颯爽とホームを通過して行ったあとで、ようやくこの東武宇都宮行も発車していきます。平和なロングシートの車内はガラガラです。

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まもなくすると列車は栃木に到着。ここはJR両毛線との乗り換え可能な駅です。JR両毛線は栃木・佐野・足利・伊勢崎等、東武で枝葉のように分岐していった各線を横移動で結ぶ便利な路線です。

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そして8:46には隣の新栃木へと到着します。私の乗る列車はここで東武日光線から分岐し東武宇都宮線へと入ります。JRで言うと宇都宮は本線上にあり、日光が支線というイメージですが、東武では完全に逆になっています。

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新栃木を発車し、列車は野州平川、野州大塚…と聞き慣れない駅に停車していきます。何とその途中には「おもちゃのまち」という強烈なインパクトを残す駅名がありました。近くに玩具工場が密集する地域があることにちなんでこう命名されたそうです。

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その後も列車は東武日光線内と同様にのどかな景色の中を進んでいきます。

かつてはこの東武宇都宮線にも特急が運行されていました。「しもつけ」という列車名で、最末期には浅草~東武宇都宮駅間を1日1往復のみ結ぶ通勤客向け特急としての運行でした。2020年6月限りでの廃止が発表されていましたが、新型コロナウイルスに伴い緊急事態宣言が発出された影響で、2020年4月限りでいったん運行休止となり、そのまま6月まで復活することなく廃止されてしまった悲運の列車でもあります。

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そして9:25、浅草から2時間34分かけようやく終点の東武宇都宮に到着。ここまで乗車してきた列車は折り返し再び南栗橋行となります。

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東武宇都宮駅は1面2線の島式ホーム。行き止まり式となっていて、こぢんまりとした様子はいかにも支線の終着駅らしい様子です。

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しかし駅の外に出てみると、その大きさに驚かされます。これは正確には駅舎ではなく東武百貨店で、その中に駅が併設されているのです。JRの宇都宮駅からは2kmほど離れていますが、両駅間を結ぶバスが頻繁に運行されているほか、歩いてもそれほど長い距離ではありません。宇都宮市内でも、具体的な目的地によってはJRよりも東武の駅の方が近いということも全然あると思います。

 

というわけで、今回は東京都心から宇都宮までの格安移動方法についてご紹介しました。

時間がかかり乗り換えもあるため、快適かと言われると微妙なところではありますが、とことん節約して移動したいという場合は是非参考にしてみてください!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。