わたかわ 鉄道&旅行ブログ

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(22)安くて快適「リゾートビューふるさと」で大雨の中を突き進む!【最長片道切符の旅2021】[松本→長野]

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は最長片道切符の旅の11日目、午後の様子をお届けしていきます。

 

2021年8月13日(金)11日目②

大糸線にて、松本駅には12:24に到着。お昼ご飯を食べた後、この後は篠ノ井線で長野方面へと進んでいくことになります。

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松本観光

次に乗車する列車まで少し時間に余裕があったので、どう過ごそうか迷っていたのですが、幸い午後になり松本市内では雨が止んできたので市内をぶらり観光してみることに。ただし今回の旅ではいらぬ所にお金をかけることはできないので、松本観光の2大定番ともいえる「松本城」と「旧開智学校」を徒歩で見て回りました。この2ヵ所は互いに比較的近い位置にあるものの、駅からは若干離れており、普通の観光客ならばバスかレンタサイクルを使うのがベターかと思いますが、時間のある時には歩くのも悪くないなと感じた次第です。

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特急しなのは夜から運休

数時間後、駅に戻ってきました。これより松本から乗車するのは、17:23発の快速〔リゾートビューふるさと〕長野行です。週末を中心に長野~松本~南小谷駅間を走る観光列車で、最長片道切符のルートともぴったり合致しています。ただ南小谷から乗車しようとしてはおそらく大糸線内の列車運休に巻き込まれていた可能性もあるので、松本からの乗車としておいたのは良い判断だったように思います。

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名古屋方面はもう列車がないらしい

松本~長野駅間の移動といえば、真っ先に思い浮かぶのは特急しなの号かと思います。名古屋~長野駅間を結ぶ特急で1時間に1本程度運行されており大変便利な列車で、今回私もそれでも良かったのですが、せっかくなら1日1往復しか運行されていない観光列車の方に乗ろうと松本で少し時間を潰していたわけです。

この日は朝から大雨の影響で各路線に運休が生じていた、というのは前回の記事でもお話した通りですが、何と夕方からはこの特急しなの号にも運休が生じていたようです。松本から名古屋方面へと向かう特急は16:53発以降が終日運休、そして長野方面へと向かう特急も18:05発以降が同じく終日運休ということで、もうかなり列車は限られているようでした。ただし駅員さんに確認したところ、私が乗車する予定のリゾートビューふるさと号は定刻通りの運行ということなので、安心してホームへと向かいます。

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最終のしなのが発車

ホームへ降りると、ちょうど17:05発の特急しなの17号(長野行)が発車。この翌日以降、中央西線は大雨の影響で一部区間がしばらく不通となることにより、特急しなの号も数週間に渡って全便運休となるのですが、まだ8月中旬ながらこの時見送ったしなの号が8月最後の列車となることは当時まだ誰も知る由もありませんでした(現在は復旧しています)。

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発車標凝ってる

 

では改めて、2番線からリゾートビューふるさとへと乗車していくことにします。松本駅では進行方向が変わるため、8分間の停車時間を設けてあります。

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東日本おなじみのハイブリッド車

 

17:15頃に2両編成のハイブリッド車両「HB-E300系」が入線。すぐに逆方向へと向かう発車準備を整えます。

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車両にはアルクマが描かれている

車体の側面には長野県のマスコットキャラクター「アルクマ」が描かれています。基本的にはこのリゾートビューふるさと号の運用のほか、長野~姨捨駅間を往復する「ナイトビュー姨捨号」の運用がメインということで、長野県内から出ることはあまりありません。

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モニターに前面展望が映し出される

さっそく車内に入り、列車は約3分遅れで松本を出発。長野までは1時間ちょっとかかるので特急よりは少し遅めです。松本では座席の転換が必要だったはずですが、席に着く頃には全ての座席が転換されていました。おそらく松本駅を跨いで乗車される方がみなさんで協力して座席を回転してくださっていたのだろうと思います。

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前後の間隔が広い

全車指定席の快速列車ですが、座席は特急並みに快適なリクライニングシートが並びます。それどころか前後の間隔は特に広く、短足の私なら前の座席に足がぶつかることもありません。「リゾートビュー」という呼称の通り、窓も非常に大きいのが特徴です。

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雨が再び強まっていく

列車は篠ノ井線を長野方面へと進んでいきます。松本~長野駅間では途中明科、姨捨篠ノ井でのみ客扱いの停車をしますが、単線区間のため途中の聖高原運転停車がありました。

前面を見ているとかなり雨が強くなってきたことが分かります。だんだん辺りも暗くなってきているので時間帯的にも走行区間的にも「リゾートビュー」を楽しむのにはちょっと不向きですが、それでもこんな悪天候の中を2両編成のハイブリッド気動車が走り抜けていくのは非常に頼もしいです。

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姨捨ではスイッチバックを行う

まもなくすると列車は姨捨駅へと入線していきます。ご存じの方も多いと思いますが、この駅はホームが高い位置にあるためスイッチバック構造となっており、少し配線が複雑になっています。

特急列車は姨捨駅には停車しないため、スイッチバックをすることなく本線上をそのまま直進して長野方面へと進めるようになっていますが、普通列車リゾートビューふるさと号は停車する必要があるため、松本方面からやってくると上図の通りの順番で2回進行方向が変わります。

①まずいったん本線上から左に逸れて離れ、姨捨駅ホームへと入線。

姨捨駅での客扱いを終え、いったんバックして本線を跨ぎ引き込み線へ入る。

③再び進行方向を変え、引き込み線から本線へと戻る。

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善光寺

スイッチバックをものの数分で終えると、車窓右手には善光寺平の景色が広がります。晴れていれば彼方に北陸新幹線も見えるらしいですが、この日はこんな天候なので到底見えるはずもありません。せめて外がまだ明るく、善光寺平の絶景を眺められただけでも御の字でしょう。

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特急の半額以下でこのゆとり

この列車はあくまでも全車指定席の快速列車ですので、乗車券や18きっぷ等に指定席券530円を買い足せば乗ることができます。同区間の自由席特急料金が1,200円であることを考えると破格の安さで、圧倒的な乗り得列車と言えます。ただしもちろん、特急は毎日高頻度で運行されているのに対して、このリゾートビューふるさと号は運転日が限られている上に1日1往復限定ですので、松本~長野駅間で単なる移動手段として日時が合うことはあまりないかもしれません。

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北陸新幹線と並走

篠ノ井駅ではしなの鉄道と合流し、北陸新幹線の高架橋が見えてくると列車はまもなく終点の長野に到着します。

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長野駅に到着!

そして18:30に長野駅へと到着。この後最長片道切符のルートは北陸新幹線で高崎へ抜けるルートとなりますが、今夜は長野市内に宿泊します。

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衝撃の事実を知ることに…

しかし何とここで、翌日の予定を完全に崩壊させるある事実を知ることになります。

翌日は北陸新幹線で一度高崎へ出て、その先上越新幹線で越後湯沢まで移動した後、上越線で来た道を戻るように新前橋まで移動し、両毛線で小山方面へと進む予定でした。しかし何と週末は大雨の予報で、上越線の水上~浦佐駅間は14日(土)・15日(日)の2日間「終日運転見合わせ」となることが確定してしまったのです。

上越線は14日の午後に通る予定でありましたが、これでは最長片道切符のルートを予定通り進めることはできません。また、代行バス等の運行もないようで、これは完全に足止めを喰らう形となりました。

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絶品くるみそば

長野の街も到着時点でかなりの大雨で、スケジュールの大幅な変更も迫られてんやわんやしている中ですが、とにもかくにも夕食をいただくことにします。「日本の食」43品目はもちろん信州そばです。

今回は長野駅の駅ビル内にある「信州蕎麦の草笛」さんで「くるみそば」(1,100円)を注文しました。ペースト状のくるみをそばつゆで溶かしてつくる濃厚なくるみだれはコシのあるそばとの相性抜群で、くるみの甘みや香りをたっぷりと味わうことができます。他のメニューよりも少しお値段は張るようですが、お越しの際は是非味わっていただきたい逸品です。

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1年ぶり

長野市内にも快活CLUBはありますが、流石にしっかり休むためこの日は駅から歩いてすぐのゲストハウス「Mash Cafe&Bed NAGANO」に泊まります。1年前の週末パス旅でも利用した宿ということで、勝手が分かるので安心感があります。

本当はブログの編集に時間を充てる予定でしたが、翌日以降の大幅なリスケが必要になったことであまりゆっくりできませんでしたが…ともあれこれにて11日目は終了。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。