みなさんこんにちは! 先日横浜市営地下鉄の妄想ツイートがプチバズしたわたかわです。(何のこと?という方はこちらから)
今回は、2020年9月18日(金)~21日(月)で出かけた京都旅行の第14弾記事となっております。
前回は臨時快速〔城崎・天橋立ダイレクト号〕で城崎温泉へと向かい、わずかな時間ではありますが城崎温泉を楽しみました。その時の記事は以下のリンクからご覧ください!
今回からはいよいよ城崎温泉を離れ、横浜方面へと帰る道中の様子をお届けしてまいります。
ここのところ大変多くの方々に当ブログへ来訪いただいているようで、本当に嬉しい限りでございます!
余談ですが、実は大学のリア友や先輩、さらには高校時代の友人ら数名にもこのブログが特定され始めているので嬉しいような怖いような…(笑)。
これまでもこれからも、より良い記事を目指し執筆していきます!!
3日目 2020年9月20日(日)④
それではいよいよ城崎温泉を後にし、横浜方面へと帰っていきます!!
城崎温泉から横浜まで、最もシンプルな帰り方といえば
城崎温泉→(特急きのさき号)→京都→(東海道新幹線のぞみ)→新横浜
ですが、今回は宝塚に住む高校時代の友人に会うため、嵯峨野線経由ではなく福知山線経由で帰ります。城崎温泉から特急で大阪方面へと向かうわけですね。
さっそく改札をくぐりホームへ。発車標には、16:31発の特急〔きのさき20号〕京都行と17:17発の特急〔はまかぜ6号〕大阪行が表示されています。今回向かう宝塚は大阪よりも少し手前の駅なので、はまかぜ6号に乗ればいいのか…というとそうではありません。
特急はまかぜ号というのは、福知山線経由ではなく播但線経由でいったん姫路へと出て、そこからJR神戸線経由で大阪へと向かう列車です。すなわち宝塚を経由しないため、今回は乗車できないのです。
とするとやはりきのさき20号に乗車するしかないのか…ということになるのですが、こんな時でも安心の「福知山駅特急対面乗り換え」という便利な接続があるので後程ご紹介します!
城崎温泉16:31発の特急〔きのさき20号〕京都行は287系4両編成での運行となります。顔がどことなくサンライズにも似ているような気がしますが、やはり同じ会社ということで意図的に似たような設計にしているのでしょうかね。
白を基調としたボディの側面には赤い帯が1本入っています。きのくに線方面で運用される編成はこの帯の色が水色のようなので、同じ287系でも走る区間によっていろいろなデザインが楽しめるようです!
さっそく乗り込み、定刻通り城崎温泉を出発! これから山陰本線をず~っと上り、列車は京都へと向かいます。
今回は自由席車両を利用していきます。4連休中ということで座れる確証は低いかも…と思っていたのですが、思いのほか余裕がありました。おそらく城崎温泉への観光客の方の多くは宿泊を伴うという意味で、この夕方の時間に城崎温泉を出る列車の需要はそこまで高くないのかもしれません。
夕方と中途半端な時間ではあるのですが、城崎温泉駅で買った駅弁「但馬牛めし」(1,250円)をいただきます! 朝食が「丹後くろまつ号」だったということでやや遅い時間だったのと、天橋立はあまりにも混雑しすぎてそこで昼食を取る暇もなかったので、柔らかく味の染みこんだ牛肉を口いっぱいに頬張ります…! う~ん美味しい。少し濃いめの味付けかなと思ったので、ご飯やお野菜と一緒に食べると本当に美味しいです!!
列車は田園地帯の中をひたすら進んでいきます。途中の駅にも停車していきますが、豊岡~福知山駅間ではとりたてて大きな途中駅というのもあまりないようで、特急らしい快調な走りで京都を目指します。
城崎温泉を出てから1時間余り、17:42に列車は途中の福知山駅に到着です!
乗車してきたきのさき20号はこの先も山陰本線を進んでいきますが、私はここで福知山線へと乗り換えることになります。
発車標を見上げると、何と反対側のホームに新大阪行の特急〔こうのとり24号〕の表示があります!!
そう、実はこれこそが福知山駅の相互乗り換えの醍醐味なのです。
自作の図を用いて解説していきます。
福知山駅というのは、図に示した通り「京都」「大阪」「城崎温泉」「天橋立」という4方向からの特急が集まる重要な結節点となっています。
〔きのさき〕と〔こうのとり〕はどちらも城崎温泉がある但馬地方を由来とする列車名ですが、実際にはそのうち何本かがそれぞれ福知山どまりとなっており、城崎温泉までは直通しません。そこで京都・大阪のどちらからでも常にスムーズに城崎温泉方面へと向かえるよう、京都方面からの特急か大阪方面からの特急か、どちらか片方が福知山どまりだった場合にもう片方が福知山駅で接続を取り、対面ホーム乗り換えにて城崎温泉へと向かえるようになっています。
また、あわせて福知山駅からは京都丹後鉄道で天橋立方面へも線路がのびているということで、京都・大阪方面からそれぞれやってくる特急がこの福知山駅で天橋立方面行の〔たんごリレー〕とも接続を取ります。これはJRと京都丹後鉄道で会社が異なるため、〔こうのとり〕と対面するホームではありませんが、十分な乗り換え時間が確保されているので焦ることはありません。運が良ければ京都~天橋立方面についてはJRと京都丹後鉄道を直通して運行する〔はしだて〕というのもあり、これならば福知山駅ではJRのホームを発着するため〔こうのとり〕と〔はしだて〕で対面での乗り換えが可能となります。
まとめると、上の表のようになります(文字が小さくてすみません💦)。
これでもまだわかりづらいかもしれませんが、要はこの4方向はいつでもスムーズな乗り換えができるよう福知山駅での接続が取られているということですね!
「or」というのは、時間帯によってどちらかのパターンになるため場合によるという意味です。
今回は城崎温泉から大阪方面への移動ということなので、右下の2つめの選択肢(大阪方面~福知山〔こうのとり〕+福知山~城崎温泉〔きのさき〕)となるわけです!
というわけで、福知山発18:00の特急〔こうのとり24号〕新大阪行へと乗り換え、宝塚を目指します。こちらも赤い帯の287系ということで、さっそく乗車していきます。
こうのとり24号でも引き続き自由席を利用していきますが、福知山駅で改札を出ずに乗り換える場合は通しの特急料金が適用されます。これはありがたい…!城崎温泉~宝塚駅間の自由席特急料金は1,760円でした。
なお今回は福知山駅対面乗り換えで18分ほどの時間がありましたが、日中はもっと短く、1~5分程度という場合が多いようです。待ち時間がなくスムーズなのはいいですが、乗り換えの際にトイレへ行こうというのは少し難しいと思うので、乗り継ぎの際には自分の列車が到着してから何分後に接続列車が発車するのかをあらかじめ確認していただければと思います。
こうのとり24号は定刻通り福知山駅を出発。この列車は福知山始発ということでもちろん座れました。しかも自由席の車端部にはコンセントがあるので、車端部を確保! これで快適な移動が保証されたも同然です(笑)。
列車はすぐに福知山線へと入り、気づけば辺りも暗くなってきました。柏原や篠山口など途中の主要駅に停車していきますが、辺りは暗いので車窓が見えたりもせず、車内でゆったりと過ごします。
そして19:13に列車は途中の宝塚駅に到着!! ここで下車します。
福知山線の一部区間は「JR宝塚線」の愛称もつけられるほどの主要駅で、JRのほかに阪急宝塚本線と阪急今津線も乗り入れます。
この駅で友人と合流し、ご飯を食べたり温泉に入ったりなどして数時間程度過ごしました!
まぁそんなことをしているうちに何が起こるかといいますと、東京方面への最終の新幹線は終わってしまいます。しかし今回は「アノ」列車で横浜へと帰るので心配はご無用!
というわけで今回はここまで!
この続きは次回ご紹介していきます。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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