わたかわ 鉄道&旅行ブログ

乗り鉄&旅好きの現役男子大学生が全国を巡る!

念願の「京都鉄道博物館」をたっぷり堪能! 鉄道戦後史を味わい尽くす【2020-09京都2】

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みなさんこんにちは! わたかわです。

今回は、2020年9月18日(金)~21日(月)で出かけた京都旅行の第2弾記事ということで、念願だった「京都鉄道博物館」をご紹介していきます!

前回は1日目の午前中、横浜方面から新幹線で京都に移動し、嵯峨野線に乗り換えて梅小路京都西駅にやってきたので、その様子は以下のリンクから是非ご覧ください!

watakawa.hatenablog.com

 

1日目 2020年9月18日(金)②

というわけで、今回は日本を代表する鉄道博物館の一つ、京都市下京区にある「京都鉄道博物館」にやってまいりました!!

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奇抜すぎるエントランスゥゥゥゥ

鉄道ファンならご存じの方も多いとは思いますが、この京都鉄道博物館は2016年4月に開業したばかりの比較的新しい鉄道博物館です。2015年8月をもって閉館した「梅小路蒸気機関車館」の跡地にオープンし、梅小路時代の収蔵物はもちろんのこと、2014年4月で閉館した大阪の「交通科学博物館」の収蔵物をここに一部集約し、今や京都の新たな観光スポット・鉄道スポットになりました。ただしこの博物館がある梅小路公園付近には鉄道の駅がなく、長らくバスでのアクセスが主流でしたが、前回の記事でもご紹介した通り、2019年に梅小路京都西駅が開業したことで京都鉄道博物館へのアクセスも格段に向上しました。改札口を出て道を1本渡ると、目の前が京都鉄博のエントランスになっています。あまりにも奇抜なフォルムのエントランスは、古風な京都のイメージとは一線を画すデザインです。

入館料金は、一般1,200円、大学生・高校生1,000円、中学生・小学生500円、幼児200円となっています。大宮の鉄道博物館と概ね同水準といったところでしょうか。他の観光施設とのセット料金やフリーパス提示で10%引となる割引制度も多数存在するようですが、今回はあんまり調べずに行ったので大学生として1,000円で入館しました。

エントランスでは、他の人との間隔を保って並ぶよう案内がありますが、平日ということで全然混雑していませんでした。

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わぁぁぁ0系もある!

検温と消毒を済ませ、エントランスをくぐると、いったん「プロムナード」と呼ばれるエリアになり、屋外に出てきます。その屋外の展示スペースでまず目に飛び込んでくるのは、「SL C62」「86形」「0系新幹線の豪華3車両です!! いやぁどれをとっても貴重な車両ですが、屋根つきとはいえ屋外に展示されているのが本当に凄いなと思います。雨は凌げるにしても、風を存分に浴びますからね。古い車両だと劣化しないか心配ですが、とても綺麗な状態で保存されていました。

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普通車、グリーン車、食堂車まで!

個人的にこの中でとっても感動したのは、やはり0系新幹線ですかね。私が鉄道に興味を持ち始めたころにはとっくに引退し、その姿を一度も生で見たことがなかったのでこれは感激です! 車両の内部には入れませんが、外からじっくり覗いて見てみます。普通車は2+3列、グリーン車は2+2列というのはまさに今の東海道新幹線と全く同じですが、やはり座席のデザインは今とは大きく違います。確かに当時の座席もふかふかそうではありますが、横に長い大きな窓もあいまって、やはり国鉄在来線特急のような雰囲気が強いなという印象です。また編成中には食堂車も連結されており、窓を向いたカウンター席があるのがよくわかります。新幹線の食堂車、一度利用してみたかった…!

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京都鉄博のシンボル!

プロムナードを抜けて本館に入っていくと、まず目の前に飛び込んでくるのは京都鉄博のシンボル500系新幹線」「581系寝台電車」「489系特急電車」の豪華3列車です! 500系は今も現役ですが、後の2つはもう営業運転の姿を見ることはできない貴重な車両です。

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雷鳥とか昼夜兼行車両とかアツすぎる

どちらも車内へ入ることはできないものの、懐かしの方向幕や座席の様子は外からでもしっかりと確認できます。首都圏で生まれ育った私としては、関西の鉄道に詳しくなったのはここ最近のことでしで、特急〔雷鳥〕が現役で走っていた時代を全く知らないのですが、当時活躍していた姿に思いを馳せることができます。また、昼は座席車、夜は寝台車として運用されていた581系も一度でいいから乗ってみたかったですねぇ…(笑)。

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一つひとつが凄すぎる

豪華絢爛な展示車両の脇には、ヨーロッパで鉄道が初めて開業してから日本にその技術が入り、第二次世界大戦を乗り越え大きく発展してきた鉄道史コーナーがあります。開放感のある車両展示スペースと比べるとだいぶ影の薄い場所にあるのですが、正直このコーナーだけでもかなり情報が濃密でとても興味深いものばかり。「富士」「へいわ」「つばめ」などなど、戦前・戦後に登場し日本を駆け抜けた数々の名列車のヘッドマークも展示されており、とても見応えがあります。

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紹介しきれないくらいすごいものばかり

その他にも、本館を入ってすぐ左手の大きな壁には数々のヘッドマークが飾られていたり、奥の方に入っていくと100系新幹線をはじめ国鉄時代に活躍した電車・機関車・貨車などがずらり。車両の下に潜って機関車を下から見上げられるコーナーもあり、もうとにかく面白すぎます!! 一つひとつ丁寧に紹介していると永遠に終わりが見えないくらい激アツ展示車両がたくさん並んでいるので、詳しく知りたい方は是非実際に足を運んでみていただきたいです!

本館の奥の方には、鉄道車両の仕組みを学ぶコーナーなどが多く、正直私はそこまで詳しくないな…なんて思いつつ、2階へ上がろうとした次の瞬間、何やら見覚えのある車両が視界に入ってきたのでそちらを見てみると…!

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こんな奥の方にトワイライトエクスプレスが!!

何と、本館の一番奥に「トワイライトエクスプレス」の車両が保存されていたのです!! 全編成ではなく数両程度ですが、その深い緑色の輝きは現役当時そのもの。鉄道ファンからも非常に人気の高い列車のはずですが、一番奥に追いやられており、展示スペースというよりは半分ただの車庫みたいなエリアで人もほとんどおらず、半ば放置されているといった様子でした…(笑)。いやぁこれは堂々と目立つところに搬入したらいいのに!! と思いましたがここに置かれているのにもまぁ何か理由があるのでしょう。

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2013年7月 京都駅にて

トワイライトエクスプレスといえば、私は一度も乗ることはできませんでしたが、実は一度だけ、しかもここ京都で営業運転する姿を見たことがあります。今から7年前、2013年の夏に初めて京都に来た際に、入場券を買って在来線ホームに入ってくる関西の車両を片っ端から撮っていると、突如大阪行のトワイライトエクスプレスが入線してきたのです。既に辺りが暗くなり始めてくる夕方の時間帯でしたが、どうやら定刻12:18発予定のところ何と約5時間遅れだったようで。理由はわかりませんが、もしかしたら東北日本海側で風が強かったりして遅延でもしていたのでしょうか。当時はトワイライトエクスプレスがどこからどこまでを走る列車かさえもわからず、とりあえず珍しそうだから記録したという程度だったのですが、自分にとってはこれがトワイライトエクスプレスを生で見る最初で最後の機会となりました。2015年に廃止されてから早5年、今でも根強いファンの多い人気寝台特急です。

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ただの会議室(笑)

さて、話題を京都鉄道博物館に戻し、そろそろお昼ご飯としたいと思います。館内にはレストランもありますが、今回は京都駅にて事前に駅弁を購入し館内で食べることに。館内のレストランは持ち込み飲食も可能ということだったのですが、現在はコロナ対策で混雑防止のためそれが禁止されているということで、代わりに3階にあるこちらの休憩室(飲食可能)にて食事を取ることとします。博物館の中とは思えない、ただの会議室です(笑)

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牛すき膳

いただくのは、「牛すき膳」。定価でも880円とかなり安い商品ですが、さらにセールでいくらか安くなっていました(いくらだったかは忘れました)。紐を解き蓋を開けると、斜めに仕切りの入った正方形の容器の半分はお肉とごぼう、しらたきがのったすき焼き風のご飯、もう半分には煮物などのおかずが入っています。これがまた本当に美味しいわけですよ。まぁ見ればすぐわかると思いますが。ご飯にもしっかり味が染みているので、かなり大きなお弁当ですがペロリと食べられちゃいます。牛肉系の駅弁というと1,000円超が珍しくないですが、おかずが入って1,000円を切るということでかなりコスパもいいと思います。是非みなさんも京都へ行かれた際は食べてみてください!

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2階も面白い展示がたくさん

さていったん2階に戻り、引き続き館内を見て回ります。1階はとにかく貴重な車両が所狭しと展示されていてテンション爆上げでしたが、2階は落ち着いた雰囲気の展示が展開されています。黄色と白を基調としたこの展示エリアでは、時代とともに変化・多様化するニーズに即したさまざまなサービスの提供について紹介されていました。

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自分で操作できる!!

個人的に面白かったのは、通称「パタパタ」と呼ばれる、フラップ式発車標を実際に操作できるコーナー。現在は電光掲示が主流となった駅の発車標ですが、昔はベストテンのように行先や時刻がパタパタと回転して表示されるアナログスタイルでした。ここでは発車標のみならず、その操作盤も置いてあり、操作方法を見ながら実際に表示を様々にいじることができます。慣れないと凄く大変な作業ですが、いやしかしこれの面白いのなんの。他の人の迷惑になるため譲り合っての利用ということで1行だけ表示を変えましたが、これは何時間でもここにいていじっていたいなぁ…とそういう気持ちになりました(笑)。一家に一台、おもちゃとして置いておいてもいいかもしれません。

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いろいろな時代の改札口

また、駅の改札口付近を時代ごとに比較できるコーナーもありました。当たり前ですがこうして比べると驚くべき進歩を遂げているわけで。自動改札機の導入や電光掲示の発車標の導入など、むしろ共通点を探す方が難しいかもしれません。ただそうはいっても、JR西日本の都市部の駅は今では一番右の写真のような駅がほとんどですが、地方のローカル私鉄の駅なんかに行くと今でも一番左のような駅もあったりしますよね。

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時代ごとの世相を反映した時刻表やポスター

それ以外にも館内には実に様々なコーナーがあり、見るだけでなく実際に動かしたり体験したりして学べるような様々な工夫が施されているのですが、やはり1人で来るとどうしてもその辺りの楽しみ方には限界があるというか、なかなか一つ残らずすべて体験するというわけにはいかなかったので、次回来る際は是非とも鉄道好きの方と一緒に複数人で来れたらより楽しめそうだなと思いました!

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京都駅方面(東)を望む

再び3階へ上がると、広大な京都貨物駅を見渡せるデッキがあります。数多の線路越しに東の方角を望むと京都タワーが見え、あちらが京都駅方面であることがよくわかります。この日は1日を通して雨が降ったりやんだりの不安定な天気でしたが、たまたま雨のやみ間に出ることができ、曇り空ながら素晴らしい景色を楽しむことができました。

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東寺越しの221系はいかにも京都な光景

南東方向に視点を変えると、貨物のコンテナ越しに京阪間を結ぶ旅客線が見えます。奥の方には東寺の五重塔もあり、いかにも京都らしい光景で首都圏民の私はテンション爆上げです(笑)。

個人的には、京都鉄道博物館というと西園寺さんが度々動画で取り上げられていらっしゃるイメージがとっても強く、鉄道用語禁止ゲームの際にここで繰り広げられた盛大なオチが忘れられません(笑)。ネタバレになるといけないので(もう半分バラしてるようなものですが)、気になった方は是非見てみてください!

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梅小路の象徴といえる大きな機関庫

たっぷり本館を楽しんだ後は、再び屋外へ。順路通り進んでいくと、「梅小路蒸気機関」があります。梅小路蒸気機関車館時代にはこの大きな機関庫がその象徴的施設で、京都鉄道博物館にリニューアルされる際も取り壊されたりせず綺麗に残されました。梅小路蒸気機関車館時代には一度も来訪できなかったのですが、きっと当時と変わらぬ、そして現役時代から変わらぬ迫力ある光景を今でも見ることができます。曇り空だったので写真が暗く見えづらいのですが、機関庫にはしっかりと何両も蒸気機関車が入庫され保存されています。国鉄最後の日にはここでSLの汽笛によるオーケストラ公演も開かれたようで、今も昔も梅小路の、いや京都の鉄道施設の象徴的存在であることは間違いないでしょう。

このまま順路通り進んでいくと出口になるのですが、最後にまだ見れていなかった屋外展示があるので、それを見に行きました。先ほど見ようと思っていた時は雨が降っていたのですが、もうすっかり雨もやんでいました。

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これを見ずには帰れない!

駅のホームをイメージした「トワイライトプラザ」には、「日本海」と「トワイライトエクスプレス」という、日本海側を走った看板特急が停車中。日本海ブルートレインの客車、トワイライトエクスプレスは深緑色の専用客車ということで、この2本が同じホームに並ぶ光景が現役時代に見れたのかどうかはわかりませんが、どちらにせよ貴重な景色です。穴場スポットなのか人は全然おらず、この贅沢な空間を独り占めできました(笑)。

日本海に連結されていた今はなき「開放A寝台」や、トワイライトエクスプレスに連結されていた「食堂車」を、車両の外からですが覗き見することができます。どちらも現役時代の様子そのままに保存されていて、これは今でも走れるのでは…?と思う反面、やっぱり設備の古さは否めないというところもありそうです。

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出口は旧二条駅改札口

さて、たっぷり楽しめたところで、出口へと向かいます。実は最後の最後まで楽しめるポイントということで、何とこの京都鉄道博物館の出口は二条駅が使われています。おそらく再現だとは思いますが有人改札口が出口のゲートになっていて、最後まで飽きさせず「また来たい」と思える粋な計らいですね~。

出口のゲートをくぐった後、この旧二条駅舎内にミュージアムショップがあるため、京都鉄道博物館に入館せずミュージアムショップだけ楽しむということもできるようです。

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約3時間本当に楽しめました!

趣ある旧二条駅舎を出て、約3時間かけ見て回った京都鉄道博物館はこれにて終了。いやぁ本当にボリュームのある博物館でした! これは西園寺さんが企画をいろいろ撮りたくなるのも無理はないなぁと実感させてくれます。

今回は割愛しましたが、子ども向けの屋外SLコースやさまざまな子ども向け展示も多数存在し、本当に子どもから大人まで楽しめ、そして学びや気づきを得られる素晴らしい博物館だったと思います。これを大学生1,000円で楽しめるなら本当に安いものです。

というわけで、今回のブログはここまで!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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