わたかわ 鉄道&旅行ブログ

乗り鉄&旅好きの現役男子大学生が全国を巡る!

バブル期のリゾート特急「フラノラベンダーEXP」&風を浴びる「富良野・美瑛ノロッコ」の旅【2019夏の北海道2】

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みなさんこんにちは。わたかわです。

今回は2019年9月の北海道旅行の第2弾記事となります。

前回は羽田空港から新千歳空港まで朝イチのANAの便に搭乗して北海道に降りたち、快速エアポート81号で札幌駅に到着したところまでお届けしました。

まだご覧になっていない方は先にこちらのリンクからお願いします!

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watakawa.hatenablog.com

 

2019年9月8日(日)②

快速エアポート81号は8:52に北の都・札幌駅に到着。

「札幌に着いた~!」と感慨深いですが、そんな風に息つく間もなく、次なる列車に乗り換えていきます。

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ぎゅうぎゅうに詰め込まれた「臨時特急フラノラベンダーエクスプレス」

こちら。「フラノラベンダーエクスプレス」です。

夏の間に臨時運行される特急列車で、普段は乗り換えが必要な札幌~富良野駅間を直通運行します。

この列車、何が興味深いかというと、使用されている車両がキハ183系「クリスタルエクスプレス」というリゾート特急車両で、1989年のバブル真っただ中にデビューした車両なのです!

2019年9月いっぱいで引退になるということで、引退前に一度乗っておきたいと思い、今回札幌~富良野駅間の全区間で乗車することにしました。現在はもう引退済みで乗ることはできません。

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札幌9:07発 特急〔フラノラベンダーエクスプレス3号〕富良野

ホームに上がると、さっそくその姿が!

古びた車両と言ってしまえばそれまでですが、バブルの雰囲気を今に伝える貴重なリゾート特急は、令和に入った2019年の夏も異彩を放っていました。

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数々の乗車札がまた良い味を出してる

列車は4両編成で指定席と自由席がありますが、私は確実に座りたいので指定席を確保しておきました。

私が今回利用した「北海道フリーパス」は、JR北海道全線と指定されたJR北海道バスの路線が7日間乗り放題で26,230円。おまけに普通車指定席を6回まで無料でつけることができます。今回このフラノラベンダーエクスプレスの指定席も6回のうちの1回を使いました。

9:07、定刻通り札幌駅を出発。ノスタルジックな走行音を奏でながら、札幌市街地の高架線をゆっくりと進んでいきます。

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天井まで広がる大きな窓

車内には、天井付近まで大きく取られた窓で明るい光が差し込みます。ハイデッカー構造になっているのも特徴です。また、1席ごとに異なるヘッドカバーが装着されていました。

シートの色あせや窓のくすみを見るに、「あぁ…もう相当長いこと走ってきたんだな…」というのがとてもよくわかります。

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3号車は2階が自由席、1階は多目的室

1号車と4号車は指定席車両で、2号車のすべてと3号車の2階が自由席となっています。3号車は2階建てになっており、2階は4人用ボックスシート、1階は4人用個室が並びます。ただこの1階の個室は現在発売されておらず、多目的室になっており、普段は立ち入ることができません。個室として発売すれば儲かるだろうに何でだろう…? とは思いますが。

そんな風に見物をしているうちに、列車は滝川駅に到着。ここで5分間と少々長めの停車の後、ここからは根室本線に入っていきます。車掌さんからのアナウンスで次のようなことが言われました。

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大きな窓から見る北海道の景色

「この先は野生動物が多く出る区間です。やむを得ず急ブレーキを使用する場面もございます。」

いやぁまさに北海道だなっていう感じですよね。実際急ブレーキの場面は今回はありませんでしたが。

芦別駅を出発後、車内放送ではこの「クリスタルエクスプレス」の車両紹介もありました。2019年9月いっぱいで引退となる旨も放送されていました。乗客の中には、ごく一般的な観光客の方もいれば、私のような鉄道ファンもたくさんいたことでしょう。誰の心にも残る、そんな2時間の道のりだったなとしみじみ実感します。

そして11:07、列車は終点の富良野駅に到着!

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北海道でおなじみのホーロー看板

ギラギラと強い日差しを浴びながら、富良野の地に降り立ちます。

富良野からはそのまま根室本線新得方面にまっすぐ向かう予定だったのですが、富良野駅到着直前のアナウンスで「富良野・美瑛ノロッコ」の案内がなされていたので急に乗りたくなり、美瑛方面へ行くことに!

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これから乗車するのは右の旭川

富良野駅からは、11:42発の富良野線旭川行に乗車して一度美瑛まで向かいます。

富良野線は、旭川富良野駅間を美瑛経由で結ぶローカル線ですが、途中にはさまざまな観光地もあることから日中は1時間に1本程度の列車本数があり、この手の路線にしてはかなり多い方だと思います。

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「マイタウン列車ラベンダー」などという謎の愛称?が

11:42、定刻通り富良野駅を発車。美瑛までは40分程度です。

途中の道のりは大変な絶景なのですが、それは後程ご紹介します。

乗車中は田舎すぎてだからなのか、スマホはほとんど圏外に。ほんの6時間前まで東京にいたのに…と思うと環境の変化に頭がついていけません。

12:23、美瑛駅に到着。

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富良野線 美瑛駅

折り返しのノロッコ号まで、駅周辺を散策します。

お昼ご飯はノロッコ号の車内で食べたいと思い、駅前のパン屋さんでいくつかパンを買いました。

そして再び美瑛駅に戻ると、ノロッコ号が入線してきました!

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美瑛13:06発 富良野・美瑛ノロッコ3号 富良野

鮮やかに彩られた機関車と、その後ろには窓のない味のあるトロッコ車両を3両連ねています。

さっそく車内に入ります!

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車内は窓向き席とボックスシート

1号車のみが指定席で、2・3号車は自由席となります。設備はどの号車も一緒で、外を向いたシートと6人1セットのボックスシートがあります。私は指定券を先ほど富良野駅で購入しましたが、ボックスシートだったので、1人旅では相席覚悟ですね(笑)。程なくして中国人の観光客が一斉に乗り込んできて、定刻通り美瑛駅を出発。

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今どき珍しいサボプレート

この〔富良野・美瑛ノロッコ〕は、美瑛~富良野駅間を1日3往復運行する臨時観光列車で、このうち1往復は旭川まで延長運転をしています。「ノロッコ」というのは、「ノロノロ走るトロッコ」からきた造語で、この富良野・美瑛ノロッコの他に釧路の方では「くしろ湿原ノロッコ」というのも運行されています。

美瑛を13:06に出発したこの列車は、富良野まで50分かけて向かいます。

途中、パンを食べながら、そして風を浴びながら富良野線を疾走します。足元には透明なアクリル板がありますが、顔の高さには窓のようなものは一切ないので風に思いっきり当たりながら走っていきます。パンを包んでいたプラの袋が列車外に飛んでいくと環境に良くなさそうなので、飛ばされないよう必死に押さえます。

そして外を見ていると、すぐに絶景ポイントへと差し掛かります!

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もうね、Windowsのスタート画面かな、みたいな

これはもう本当に息を呑む素晴らしい景色です! 絵に描いたような雄大な絶景が眼前に広がります。

美瑛から観光バスやレンタサイクルでこういう絶景ポイントを回るという観光方法もありますが、ノロッコ号からもこれほどまでに綺麗な景色が見られるとは思ってもいませんでした!

そして何より晴れてよかったなと。雨に降られたらこれは台無しでしたよ。

上富良野駅を出てからは特にずっといい景色が続くのでみなさんも乗られる際はこの区間の車窓に特に注目してみてください!

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(臨)ラベンダー畑駅に停車

列車は途中、臨時駅であるラベンダー畑駅にも停車します。この駅は夏の間だけノロッコ号や快速〔ふらの・びえい号〕が臨時停車する駅で、まぁラベンダーの季節はとっくに終わっていましたが、ファーム富田への観光アクセスの駅ということで、ここでほとんどの観光客が降りていきました。ラベンダー畑駅から先は、6人ボックス席を1人で占領できる状態に。

そして終点の富良野駅には13:57に帰着。あっという間の50分間でした。

 

今日の記事はここまで。

次回は、根室本線新得方面に向かった様子をお届けしていきます! お楽しみに!

お読みいただきありがとうございました。

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