わたかわ 鉄道&旅行ブログ

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【2020春の関西旅7】関西最長大回り⑤真っ暗な夜の万葉まほろば線&和歌山線の旅

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みなさんこんにちは。わたかわです。

今回は、2020年3月28日に出かけた「関西最長大回り」の第5弾記事となります。

いよいよ行程も山場を迎え、奈良に到着したところからお届けしていきます。

前回までの行程をご覧になっていない方は、先に以下のリンクからお願いします!

↓↓↓

watakawa.hatenablog.com

 

久宝寺から乗車した大和路快速で、奈良には18:53に到着。乗り換え先の列車まであと30分ほどあるので、この奈良駅改札内で夕食をとるなり調達するなりしようと考えていました。しかし、悲劇が起こるのです。

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奈良駅改札内。綺麗だけど…

奈良駅は、言わずもがな奈良県の中心駅。各方面に線路がのび、大和路線で西に進めば大阪方面/東に進めば伊賀上野方面、奈良線で京都方面、桜井線(万葉まほろば線)で天理・桜井方面、と周辺の主要都市や観光地をつなぐ交通の要衝です。JRで定期特急列車の運行はありませんが、最近は週末を中心に臨時特急〔まほろば号〕が新大阪~奈良駅間(おおさか東線経由)で運行されています。また少し歩けば近鉄奈良駅もあり、どちらかといえばこの近鉄奈良駅の方が奈良の中心という感じかもしれません。

ただJRであっても、流石に”奈良駅”なのだから、改札内に立ち食いそばか駅弁屋か、最低でもコンビニの一つくらいあるだろうと考えていました。

しかし…。何一つなかったのです

奈良駅改札内には、コンビニの一つすらありませんでした。

あるのは、観光地にありがちな顔出しパネルと自動販売機だけ。

これは大誤算。衝撃的でした。

思えば、関西のJRの駅は、首都圏のJRの駅と比べてもそういったエキナカが少なめなのかな? という感じもします。でもまさか奈良駅改札内に何もないとは思いませんでした…。

仕方なく、空腹を紛らわせ寒さをしのぐため、待合室にしばらく籠りました。

そして再びホームに上がり、次なる列車に乗車していきます。

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奈良19:25発 万葉まほろば線 王寺行

奈良駅から乗車するのは、19:25発の万葉まほろば線です。これで和歌山線との乗換駅である高田駅まで向かいます。

万葉まほろば線は奈良から高田までを結ぶ路線で、正式には「桜井線」と呼ぶようです。この辺りの路線ネットワークは少々複雑なので、自作の路線図で解説していきます。

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万葉まほろば線周辺路線図

太い赤矢印は、関西最長大回りのルートとなります。前回の記事で久宝寺から王寺を通って奈良まで大和路線に乗車したところまで書きました。その時の大和路線が「加茂・五条」行でしたが、これは王寺で切り離すので、加茂行は引き続き大和路線、五条行はその先和歌山線へと入っていきます。今回の記事で乗車している万葉まほろば線は、奈良から桜井経由で高田まで進んだ後、そのまま和歌山線に直通し王寺まで向かう列車となります。ただし終点の王寺まで乗車してしまうと、袋小路になってしまうので、高田で五条方面に向かう和歌山線に乗り換えるということになります。

万葉まほろば線は奈良を定刻通り発車。高田まで50分ほどかかります。

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最新の227系

車両は最新型の227系2両編成で、ワンマン運転万葉まほろば線の途中駅は、多くが無人駅のようです。天理や桜井といった主要駅ではすべてのドアから乗降することができますが、ドアは押しボタン式の半自動となります。関西地区らしからぬロングシートで、1時間近く乗車するには少ししんどいかなという感じ。

暗闇の中を突き進む万葉まほろば線。気温が10℃を下回ってきて、車内にいても寒さが増してきます。

20:12に、高田駅に到着。私はここで下車します。

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高田駅は新潟にもあったような…

この高田駅和歌山線の五条行へと乗り換えることになります。高田駅と聞くと私は新潟県にあるえちごトキめき鉄道(旧信越本線)の高田駅を連想しますが、この奈良県高田駅とは少し駅名のイントネーションが異なるようです。

接続する和歌山線は20:18発の五条行。この高田駅改札内でコンビニがあれば夕食を調達できないものかと試みましたが、コンビニはありませんでした…。この先の乗換駅では改札内にコンビニがないか、あっても夜遅い時間帯になってくるので営業していない可能性が高まってきます。13時過ぎにアクマのチキ弁をお腹いっぱい食べましたが、流石にそろそろお腹が空いてきます。

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高田20:18発 和歌山線 五条行

こちらは、本日3度目となる221系。遠路はるばる大阪からやってきて、王寺で切り離した大和路快速の後4両が”末端各停”として各駅に停車しながら五条まで運行されます。車内はかなり空いていました。

空腹こそ満たされませんが、クロスシートなのでだいぶ疲れは癒されます。五条まではわずか30分ほどの乗車時間でしたが、ゆっくり体を休めることができました。

終点の五条には20:48に到着。和歌山線の接続列車は、20:52発の和歌山行です。

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五条駅では対面乗り換え

五条駅のホームの上屋はそれなりに古くから使い続けているような感じがしましたが、あまりまじまじと観察している余裕はありません。雨もかなり本降りで、外も暗いですから、すぐさま向かいのホームに停車中の和歌山行に乗車します。

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五条20:52発 和歌山線 和歌山行

五条を始発とするこの列車は、定刻通り20:52に発車。終点の和歌山まで全区間が電化されているので、万葉まほろば線と同じ227系が使用されています。ということは…ロングシートなのです。五条から和歌山までは1時間半。いやぁ先が思いやられる…。せめて1本前の高田→五条の列車がロングシートとかならまだよかったんですけどね…。

和歌山線のこの区間は、途中橋本駅南海電車と接続する以外はすべて和歌山線だけの単独駅です。首都圏の大回りでいえば八高線のようなものでしょうか。ひたすらにローカル線なのでこの夜遅い時間になると窓の外を眺めても明かりはなく真っ暗で、鉄道の旅を楽しむというよりはじっと座って和歌山へ着くのを待つ、という感じです。初めて乗る区間なのでできれば明るい時間に乗りたかったですが、関西最長大回りの終盤で極限状態でこの真っ暗な和歌山線に乗れたのもまた良い思い出になりました。

列車は終点の和歌山に到着。時刻は22:18になっていました。ゴールの塚本駅まではあと2時間です!

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だ~れもいない和歌山駅のコンコース

和歌山線無人駅の多い路線のため、午前の加古川駅と同様、中間改札がありました(→【2020春の関西旅3】)。しかしこの和歌山駅は、加古川駅とも少し異なる構造です。和歌山線のホームからコンコースに降りる階段の手前に、自動改札機が3台並んでいます。有人改札や駅員さんの姿はありません。当然私が持っている、塚口→200円のきっぷを投入しては閉まってしまいますから、困ったなぁ…と思っていたのですが、ふと横を見ると、少し離れた位置に有人の精算所がありました。ここで大回り乗車である旨を告げ、持っていた200円のきっぷを見せたところ、コテコテの関西弁で「いちばん左の改札をスルーしてください」と言われました。特に精算券的なものはいらないようです。何も投入したりタッチしたりせずに改札を通ることなどまずありませんから、エラーで閉まってしまわないかとても怖かったですが、恐る恐る通ってみると…何もせずに通れたのです。なるほど、うまくできてるなぁと思いました。そして和歌山駅の駅員さんに感謝です。私は改札の機能等はあまり詳しくないので、みなさんも和歌山駅大回り乗車のルートに組み込む時は念のため駅員さんや精算所に尋ねてみるとよいと思います。何食わぬ顔で改札をスルーしたら「何だこいつ」っていう目で見られかねませんからね(笑)。

そんな具合で、無事に和歌山駅で乗り換え完了。ここからは阪和線を利用していよいよ大阪市内に戻っていきますが、それはまた次回お届けします!

今回もお読みいただきありがとうございました。宜しければ読者登録や拡散、コメント等もお願い致します!